放置自転車対策にも一役 JR西グループが都市型レンタサイクル事業を拡充

  • 一覧

 JR西日本グループが、主要駅で展開するレンタサイクル事業を拡充している。通勤・通学用に貸し自転車を活用してもらい、放置自転車の解消や二酸化炭素の排出削減を図る狙いだ。

JR新大阪駅構内に設けられたレンタサイクル店「駅リンくん」 =大阪市淀川区(宇野貴文撮影)JR新大阪駅構内に設けられたレンタサイクル店「駅リンくん」 =大阪市淀川区(宇野貴文撮影)

 JR西日本レンタカー&リース(兵庫県尼崎市)は今年7月、同社が運営するレンタサイクル店「駅リンくん」の新たな営業所を、JR石山駅(大津市)の近くに設置。これにより大阪、兵庫、滋賀の1府2県で営業所は22店舗になった。

 駅リンくんは利用時間をずらすことで、1台の自転車を複数の利用者が共用する仕組み。店舗によって料金は異なるが、1カ月の定期利用の場合は月額1500~2500円で、必要な時間に自転車が利用できる。保証金として別途8千円が必要だが、駐輪場代など維持管理費は不要で、利用期間によっては自前の自転車を持つより割安だ。

 同社によると、当初は社会問題化していた駅前の放置自転車を解消する狙いでスタートした事業だが、駅に近い立地の利便性から利用者は年々増加。月極のほか、1回300~500円で翌日午前10時まで利用できるサービスもあり、大阪市内の観光めぐりのため、自転車を借りる客も少なくない。現在は全店計で1日あたり約6500人が利用している。

 特にJR新大阪駅(大阪市淀川区)周辺では、4年前まで大量の放置自転車が駅周辺で問題となっていたが、駐輪場の整備などに加え、駅リンくんの営業所を設置したことで、「放置車両が大幅に改善した」(同社)という。

 加えて近年は温室効果ガス削減に向け、マイカーの代わりに自転車を通勤・通学に利用するケースも増えており、同社は「今後も必要な駅には増設していきたい」としており、駅の乗降客数などを踏まえて事業を拡大する方針だ。

MSN産経ニュースwestより)

関連記事

この記事のタグ

レンタサイクル/バイクシェアリング

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載