年間総合争いは個人・チームとも最終戦へ阿部嵩之が7人のスプリントを制し今季2勝目 Jプロツアー「美浜クリテリウム」

  • 一覧

 国内ロードレースのシリーズ戦、Jプロツアーの第19戦となる「JBCF知多半島・美浜クリテリウム」が10月26日、愛知県知多郡美浜町で行なわれ、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)が逃げグループでのゴールスプリントを制して優勝した。阿部は7月の湾岸クリテリウムに続き今季ツアー2勝目。年間総合成績争いでは、個人総合では首位のホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が、チーム総合ではこちらも首位の宇都宮ブリッツェンが、それぞれ2位との差を若干広げることに成功した。

阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)がゴールスプリントを制し、湾岸クリテリウムに続いて今季2勝目阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)がゴールスプリントを制し、湾岸クリテリウムに続いて今季2勝目
P1のレースは20周で争われたP1のレースは20周で争われた

 Jプロツアーとなって3回目の美浜クリテリウム。1周3.75kmのコースは上り、見通しの悪い区間、一直線の区間、カーブなどが組み合わさった変化のあるもの。20周で争われたP1クラスタのレースは、スタートからアタックの応酬が続き、数人から30人規模の逃げが常に10秒以内程度の差で逃げる展開。30分経過後、入部正太朗(シマノレーシング)の上り区間でのアタックに紺野元汰(イナーメ信濃山形)らが反応し、9人の逃げができるた。

 逃げのメンバーは阿部嵩之、鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)、ベンジャミン・プラデスと永良大誠(マトリックスパワータグ)、土井雪広、窪木一茂(チームUKYO)、入部、遠藤績穂(クロップス×チャンピオンシステム)、そして紺野。各チームのスピードマンが揃った逃げは、メーン集団に最大45秒の差を付ける。逃げに乗る選手たちは全員がチームからゴール勝負を託されたメンバー。逃げ切りの意思で協調する。

アタック合戦の結果、10人が先行するアタック合戦の結果、10人が先行する

 終盤になり永良が脱落するが、メーン集団との差は30秒からが縮まらず8人の逃げ切りの可能性が高くなる。そして最終周回の上り、プラデスのアタックに反応した窪木がメカトラブルで後退し、7人でのゴールスプリントへ。阿部が早めのスパートをかけ、プラデスが追い込むものの届かず阿部が優勝。メーン集団は抜け出していた山本元喜(斑鳩アスティーフォ)がわずかに先着しゴールした。

レース終盤、逃げ続ける8人。先頭はベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)レース終盤、逃げ続ける8人。先頭はベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)
メーン集団は抜け出していた山本元喜(斑鳩アスティーフォ)がわずかに先着メーン集団は抜け出していた山本元喜(斑鳩アスティーフォ)がわずかに先着

 注目の年間総合成績は、個人では10位に入ったホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が、19位の増田成幸(宇都宮ブリッツェン)にさらに差をつけ、チームでは宇都宮ブリッツェンがチームUKYOに対しリードを広げた。残るJプロツアーは11月2、3日の大分連戦のみ。まだ総合優勝は確定しておらず、最後までその戦いから目が離せない。

写真・文 JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟

P1表彰。(左より)3位の入部、優勝の阿部、2位のプラデスP1表彰。(左より)3位の入部、優勝の阿部、2位のプラデス
リーダージャージは変わらず、トリビオと雨澤が守ったリーダージャージは変わらず、トリビオと雨澤が守った
Fクラスタ、高橋希代子(キナンAACA)がレースの大半を先頭で引くFクラスタ、高橋希代子(キナンAACA)がレースの大半を先頭で引く
智野真央(ニールプライド・メンズクラブ JFT)がスプリントを制した智野真央(ニールプライド・メンズクラブ JFT)がスプリントを制した
F表彰F表彰

P1結果(75.0km)
1 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 1時間38分53秒
2 ベンジャミン・プラデスマトリックスパワータグ) +0秒
3 入部正太朗(シマノレーシング) +0秒
4 紺野元汰(イナーメ信濃山形) +0秒
5 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +0秒
6 遠藤績穂(クロップス×チャンピオンシステム) +0秒
7 土井雪広(チームUKYO) +0秒
8 山本元喜(斑鳩アスティーフォ) +13秒
9 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +13秒
10 ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO) +13秒

Jプロツアーリーダー(ルビーレッドジャージ)
ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)

U23リーダー(ピュアホワイトジャージ)
雨澤毅明(那須ブラーゼン)

F結果(25.6km)
1 智野真央(ニールプライド・メンズクラブ JFT)38分02秒
2 伊藤杏菜(チャンピオンシステム ジャパン) +0秒
3 二口早紀(バルバレーシングクラブ) +0秒

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

JPT2014・レース Jプロツアー2014

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載