本場のツールを沸かせたトップ選手たちが来日ニバリ、フルームらが活躍誓う 「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」直前記者会見

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 さいたま市で10月25日に開催される「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム presented by ベルーナ」の公式記者会見が24日夕、大会の舞台となるさいたま新都心で行われ、今年のツール・ド・フランスで総合優勝に輝いたヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、アスタナ プロチーム)ら国内外の有力選手7人がレースへの意気込みを語った。ニバリは日本での歓迎ぶりを喜び、「ファンの声援に応えて一生懸命に走りたい」と意気込んだ。

さいたまクリテリウムの前日会見に出席した(左から)清水都貴、別府史之、新城幸也、ラファウ・マイカ、ヴィンチェンツォ・ニバリ、ペテル・サガン、クリストファー・フルームさいたまクリテリウムの前日会見に出席した(左から)清水都貴、別府史之、新城幸也、ラファウ・マイカ、ヴィンチェンツォ・ニバリ、ペテル・サガン、クリストファー・フルーム

「声援と歓迎がうれしい」 ニバリは日本に好印象

 記者会見に臨んだ海外選手はニバリをはじめ、今年のツールで総合ポイント賞のペテル・サガン(スロバキア、キャノンデール)、総合山岳賞のラファウ・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ)、そして昨年のツール覇者でさいたまクリテリウムも制したクリストファー・フルーム(チーム スカイ、イギリス)の4人。さらに、海外トップチームで活躍する新城幸也(チーム ヨーロッパカー)と別府史之(トレック ファクトリーレーシング)、さいたま出身で今季限りの引退を発表した清水都貴(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム)の日本人選手3人も加わった。会場には約70人の報道陣が詰め掛けた。

クリストファー・フルーム(チーム スカイ、イギリス)クリストファー・フルーム(チーム スカイ、イギリス)

 まず昨年大会にも出場したフルームとサガンがマイクを握った。フルームは「日本のみなさんに会えてうれしかった。昨年はマイヨジョーヌを見せられたこともよかったと思う」と述べた。サガンは、「去年は本当に素晴らしいレースだったから、今年もファンの前で走ることができるのがうれしい。できれば先頭を走って、いい結果を狙いたいね」と意欲をみせた。

ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、アスタナ プロチーム)ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、アスタナ プロチーム)

 続いて大会初出場のニバリとマイカが登場。ニバリは「初めて日本に来ることができてうれしく思う。特に声援と歓迎がうれしい」と日本への好印象を明かし、「(明日は)ファンの声援に応えて一生懸命走りたい」と述べた。過去にジャパンカップに出場した経験のあるマイカも、「以前、日本で走った時のような、ファンの温かい声援に応えるために来日した」と思いを語った。

ペテル・サガン(スロバキア、キャノンデール)ペテル・サガン(スロバキア、キャノンデール)
ラファウ・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ)ラファウ・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ)

新城、別府、清水は黄色いシャツで登場

 日本の3選手は、ツールのリーダージャージ「マイヨジョーヌ」と同じ黄色のポロシャツ姿で現れた。ツール・ド・フランスを5度完走している新城は、「2回目のさいたまクリテリウムに戻ってこられてうれしい。(昨年は)すごい盛り上がりで、走っていて気持ちいい大会だった。明日は天気もよさそうなので、がんばっていい成績を残したい」と笑顔を見せた。

 別府は「今年も開催されるということがわかってから、自分もこの時期にコンディションを合わせてきた。素晴らしいレースにして、勝負に絡むような走りをしたい」と意気込んだ。

新城幸也(チーム ヨーロッパカー)新城幸也(チーム ヨーロッパカー)
別府史之(トレック ファクトリーレーシング)別府史之(トレック ファクトリーレーシング)
清水都貴(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム)清水都貴(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム)

 清水は「18年前にロードレースと出会って、いまはその当時と比較にならないくらいロードレースは盛り上がりを見せている。さいたま代表として全力で戦いたい」と地元での活躍を誓った。

120カ国以上でテレビ放送を予定

 大会のホストを務める清水勇人さいたま市長は、2回目の大会開催について「国内外から超一流の選手をさいたまに迎えられて光栄です。125万のさいたま市民を代表して歓迎したい」とあいさつ。また、「自転車にあまり馴染みのない方でも楽しめる『サイクルフェスタ』『さいたまるしぇ』といったイベントも用意されているので、大勢の人に会場へ来てもらいたい。選手のみなさんには、さいたま市民と日本の自転車ファンの前で、迫力ある、夢と感動を与えてくれるようなレースを繰り広げてほしい」と期待した。

清水勇人さいたま市長清水勇人さいたま市長
アモリ・スポル・オルガニザシオン社のジャンエティエンヌ・アモリ氏アモリ・スポル・オルガニザシオン社のジャンエティエンヌ・アモリ氏

 ツール・ド・フランスを主催するアモリ・スポル・オルガニザシオン(A.S.O.)のジャンエティエンヌ・アモリ氏は、「昨年はどのように日本で大会を迎えられるかわからなかったが、本当に素晴らしい成功を収めた。昨年よりもさらに多い120カ国以上でテレビ放送が予定されている。今年も2人のチャンピオン、ニバリとフルームをはじめ多くの素晴らしい選手がそろった。日仏の文化交流ともなる明日の大会を楽しみにしたい」と語った。

ベルナール・イノー氏ベルナール・イノー氏

 かつてツール・ド・フランスで5度の総合優勝を果たし、現在はツールのアンバサダーを務めるベルナール・イノー氏は、「自分ならどう戦いますか?」という質問に対して「全くわからない(笑) 選手たちはレースのなかでアタックするかどうかを決める。どういった選手が出場するかが影響する」と説明。「選手全員がベストを尽くし、観客を盛り上げることを望んでいる」と期待した。

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