ベースは電動アシスト自転車商店街の無料送迎サイクルに新車両が登場 東京・武蔵村山の都営団地

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新たに導入した「送迎サイクル」(左)。旧モデル(右)に比べて乗り心地が良く、運転もしやすい =武蔵村山市(三浦恒郎撮影)新たに導入した「送迎サイクル」(左)。旧モデル(右)に比べて乗り心地が良く、運転もしやすい =武蔵村山市(三浦恒郎撮影)

 昭和40年前後に建設された東京都営村山団地(武蔵村山市)で、「来客待ちではなく、迎えに行こう」と高齢者向けの無料送迎サイクルサービスを運営している村山団地中央商店街(同市緑が丘)が、旧モデルを改良した新車両を完成させ、利用を始めた。高齢者の買い物支援と商店街活性化の両方を目指し、平成21年10月にサービスを開始して5年。予想以上の好評に関係者は、「市内のほかの商店街にも送迎サイクルを広げていきたい」などと意気込みをみせている。(産経新聞多摩支局長 三浦恒郎)

団地内を運行 利用者数は年々増加

 「送迎サイクル」は前部座席が2人乗りの屋根付き自転車。平日の午前から午後にかけて計4時間、高齢者が同商店街内の「宅配センターおかねづかステーション」で乗って自宅まで送ってもらったり、電話をかけて自宅まで迎えに来てもらったりすることができる。ペダルをこぐのはボランティアや商店主。運行範囲は同団地内だけだが、高齢化が進んで足腰が弱った団地住民には便利なサービスとして定着している。

 利用者数は平成23年度の1763人が24年度は2643人、25年度は2784と増加し、同商店街副会長の比留間誠一さん(65)によると「1日平均15人、多いときは25人近くに増えてきた」。こうした需要増に対応するため、新車両を導入することにした。

新車両は広々快適、地元技術を活用

 新車両の詳細は武蔵村山市商工会の主導で検討。旧モデルは静岡県のメーカーに製造を委託したが、新車両は電動アシスト自転車をベースに地元のものづくり企業の技術を生かして製造した。設計、試作、完成まで予算は約180万円という。

 高齢者が歩行補助のために用いるシルバーカー(買い物などに使う手押し車)を乗せることができる点が旧モデルとの違いで、新車両に試乗した上妻セイコさん(83)は「前の車両より乗り心地がいいし、広々してすごく快適。ありがたいサービスだね」と喜んでいた。

産経新聞・東京版より)

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