マトリックス・パワータグ勢が今季3勝目逃げ切った3人でのスプリントをアイラン・フェルナンデスが制す Jプロツアー「輪島ロードレース」

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 国内ロードレースのシリーズ戦「Jプロツアー」第18戦、「JBCF 輪島ロードレース」が10月12日に石川県輪島市で行われ、1周目から逃げ続けた先頭集団がそのまま逃げ切り、アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が3人のスプリントを制して優勝を飾った。個人総合首位の証であるルビーレッドジャージは、ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が守った。

3人のゴールスプリントをアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が制した3人のゴールスプリントをアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が制した
起伏の大きい輪島のコース。好天に恵まれた7年目の大会起伏の大きい輪島のコース。好天に恵まれた7年目の大会

 輪島の周回コースは大きな上りが2カ所あり、登坂力のあることが優勝するための基本条件。シリーズ戦におけるレースレイティングはAAと2番目に高く、上位に入れば獲得ポイントが大きいため、僅差で繰り広げられている年間総合成績において、個人とチームの両方に大きく影響するレースだ。

 昨年大会が悪天候で中止となったため2年ぶりの開催となったが、今年は好天に恵まれた。前日に行なわれたアトラクションや交流会、そしてレース当日もコース沿いにたくさんの観客が足を運んだ。P1クラスタは午前11時50分にスタートし、総持寺祖院門前などをパレード走行した集団は周回コースへ。

P1クラスタと同じスタート地点に就く第1回輪島ランニングバイク大会の子供たちP1クラスタと同じスタート地点に就く第1回輪島ランニングバイク大会の子供たち
輪島市門前町内をパレード。総持寺祖院前を通る輪島市門前町内をパレード。総持寺祖院前を通る

 1周目後半の下りで佐野淳哉(那須ブラーゼン)が抜け出し、ここにフェルナンデス、そして木村圭佑(シマノレーシング)が合流、2周目前半の上りで森本誠(イナーメ信濃山形)が追いつき4人の逃げに。その後に佐野が脱落し先頭は3人に。

 メーン集団はJプロツアー個人総合リーダーのトリビオを抱えるチームUKYOが主導し、チーム総合トップの宇都宮ブリッツェンとの間でペースアップと牽制を繰り返した。先頭とのタイム差は20秒ほどに縮まる場面もあったが追いつくことなく、ラスト1周の時点でその差は1分40秒と、逃げ切りの可能性が高まった。

1周目から逃げ続ける先頭の3人1周目から逃げ続ける先頭の3人
チームUKYO主導のメーン集団は牽制と攻撃を繰り返すチームUKYO主導のメーン集団は牽制と攻撃を繰り返す

 3人でのゴールスプリントをスピードに定評のあるフェルナンデスが制し、マトリックスパワータグが今シーズンJプロツアー3勝目を挙げた。年間個人総合リーダーとチーム総合トップは変わらず、U23のピュアホワイトジャージは雨澤毅明(那須ブラーゼン)に移った。

 第19戦は、10月26日に愛知県美浜町で「第4回JBCF 美浜クリテリウム」が行われる。緩い上りが1カ所あるやや長めの周回コースで、スピードレースが繰り広げられそうだ。年間総合争いは個人、チームとも首位と2位の差が僅差で、逆転の可能性を秘めたまま残り3戦を迎える。

(写真・文 JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

P1クラスタ表彰。3人とも今シーズン初の表彰台P1クラスタ表彰。3人とも今シーズン初の表彰台
Jプロツアーリーダーのホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)、U23リーダーに浮上した雨澤毅明(那須ブラーゼン)Jプロツアーリーダーのホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)、U23リーダーに浮上した雨澤毅明(那須ブラーゼン)
各周回に設けられた山岳賞は輪島塗の漆器類各周回に設けられた山岳賞は輪島塗の漆器類
好天となった今年の輪島。シスターローズジャージの棟近陽子(EURO-WORKS Racing)らFクラスタ好天となった今年の輪島。シスターローズジャージの棟近陽子(EURO-WORKS Racing)らFクラスタ
Fクラスタはゴールスプリントを智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)が制し3連勝Fクラスタはゴールスプリントを智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)が制し3連勝
アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が手にした輪島塗の優勝カップアイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)が手にした輪島塗の優勝カップ

P1結果(88.6km)
1 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)2時間37分41秒 
2 木村圭佑(シマノレーシング) +0秒
3 森本誠(イナーメ信濃山形) +0秒
4 ベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ) +41秒
5 入部正太朗(シマノレーシング) +53秒
6 エドワード・プラデス(マトリックスパワータグ) +53秒
7 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +57秒
8 才田直人(ニールプライド・メンズクラブ) +1分11秒
9 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +1分16秒
10 畑中勇介(シマノレーシング) +1分16秒

Jプロツアーリーダー(ルビーレッドジャージ)
ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)

U23リーダー(ピュアホワイトジャージ)
雨澤毅明(那須ブラーゼン)

F結果(25.6km)
1 智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT) 55分49秒
2 棟近陽子(EURO-WORKS Racing) +0秒
3 高田由貴(ZIPPY CYCLE CLUB) +0秒

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