バイクインプレッション2014「CERVELO R2」 ワンランク上の走行性能を楽しめる、軽量かつ万能なRシリーズの末っ子

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 革新的なタイムトライアルバイクの製作を目標に掲げ、1995年に設立されたサーヴェロ。エンジニアたちの熱意と理想の追求が形となった高性能なフレームを生み出してきたブランドの1つだ。試乗したR2は新型のR3のフレームにR2専用のフォークを組み合わせて、シマノ・105をアッセンブルしたハイレベルな走行性能と手に入れやすい価格を両立させたモデルだ。また、剛性を高め空気抵抗を最大限に削り落としたフレームは、走行性能だけでなく電動コンポーネントや油圧ブレーキなどの流行にも柔軟に対応可能しているのも魅力の1つだ。

「CERVELO R2」(サーヴェロ R2)「CERVELO R2」(サーヴェロ R2)

「CERVELO R2」(サーヴェロ R2)
価格:380,000円(完成車、税抜)
サイズ:48、51、54、56
カラー:ホワイト
問い合わせ先:東商会 http://www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/

スペック

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:FSA・ゴッサマ 50×34T、11-28T(11s)
ホイール:シマノ・WH-RS010
(試乗車のホイールはXENTIS・XBL4.2)
重量:6.9kg(完成車実測値)

新型R3と共通の、空気抵抗を軽減したメーンフレーム。シートステーはこれまでのRシリーズ同様細くストレート形状となっている新型R3と共通の、空気抵抗を軽減したメーンフレーム。シートステーはこれまでのRシリーズ同様細くストレート形状となっている
シートチューブのトップはスリットが3カ所入る。ワイヤーは内蔵式を採用シートチューブのトップはスリットが3カ所入る。ワイヤーは内蔵式を採用
8%の横剛性を高めることに成功したBB。左右非対称のBB LightとFSAクランクの組み合わせだ8%の横剛性を高めることに成功したBB。左右非対称のBB LightとFSAクランクの組み合わせだ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

米山 R3と同じメーンフレームにR2専用フォークとシマノ・105のパーツをアッセンブルした1台。R3の完成車は、アルテグラまたはアルテグラDi2仕様の2モデル展開で、価格を比較するとR2のリーズナブルな印象はより強調される。

松尾 試乗車はホイールが販売モデルと異なっていましたね。

米山 うん。カーボンリムの良いホイールが付いてきたので、今日の印象からは若干割り引いて考える必要があるかも知れない。

松尾 フレームの軽量さが魅力のRシリーズではありますが、現行型はオールラウンダーとして高い性能を持っているように思います。フレームはどこか突出して硬い、柔らかいという印象はなく、全体のバランスが取れているのはR2も同様でした。剛性は踏み込むごとに伸びが感じられて楽しいですし、全体的なバランスがとても良く、最大の魅力だと思います。快適性も高いですね。

米山 走りはなかなか好印象。加速の良さや高速安定性、またエアロ性能も高いレベルにあるのでは。カッチリしたサーヴェロっぽい乗り味は、このクラスでも体感ができる。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 加速はガツンという入力よりは、ある程度スピードに乗っている時の加速感の方が気持ちがいいし楽しいです。また、どんな走り方をしても応えてくれる登坂能力は魅力です。高いケイデンスで登る場合には軽量さを活かして脚にストレスをかけずに走れ、トルクをかけたダンシングでは少し短めに感じるチェーンステーのバネ感を活かしながら軽快に走る事ができました。下りは少しクイックだったので、ハンドリングは慣れが必要です。

米山 ホイールの特性もあったとは思うけど、販売スペックのホイールで乗ってもワンランク上の走りをハイコストパフォーマンスで楽しめるという印象は変わらないと思う。いずれにせよ本格的に走るならタイヤとホイールはまず替えていく部分だと思うので、チューンナップを楽しんでいくのが良いだろう。

松尾 標準装備をするアルミリムのホイールから、カーボンホイールに変えて楽しむ筋道をみせられました。フレーム自体のパフォーマンスは高いので、カスタマイズの例として楽しめましたよ。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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