国の認定受け人力の2倍 → 3倍へ「パスギアカーゴ」のアシスト力を増強して集配業務の効率化を検証 ヤマト運輸とヤマハ発動機

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 ヤマト運輸とヤマハ発動機が10月から、アシスト力を増強させたヤマハの業務用電動アシスト自転車「PAS GEAR CARGO(パスギアカーゴ)」を用いた集配業務効率化の検証を開始する。アシスト力は通常、人力の2倍までと法令で定められているが、今回の取り組みでは国の認定を受け、パスギアカーゴのアシスト力を人力の3倍に変更。幅広い人材が配送業務に従事できる可能性や、配送スタッフの省力化などについて分析する。

 両社はこれまでも、安全で環境負荷の低い輸送手段として電動アシスト自転車とリヤカーを連結した車両を、全国の都市部や住宅密集地域を中心に活用してきた。その中で、「電動アシスト自転車のアシスト力は人がペダルを踏む力に対し上限2倍まで」と定めた現行の法律により、急坂などでのアシスト力の不足が課題に挙げられていたという。

 今回の検証では、アシスト力の増強によって女性や高齢者、運転免許未保持者といった人材の活用可能性を探るとともに、走行距離や生産性など各データを収集し、配送スタッフの使用感や省力化などを分析することで、実用性を確認するという。

 さらに両社では、業務用電動アシスト自転車が広く普及することで、二酸化炭素を排出しない環境にやさしい輸送を実現できることをピーアール。「安全面や効率化の検証を行い、将来的に規制緩和を実現することで、経済活性化と低炭素社会の実現を目指す」としている。

 検証は東京都町田市内で行われ、2015年8月末まで継続される。同検証は、「産業競争力強化法」に基づく新事業活動計画について、経済産業省および国土交通省の認定を受けて実施される。

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