ニバリから「本当に楽しみ」メッセージスポーツの街を世界に発信 「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」市長らが意気込み

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 さいたま市で10月25日に開催される「2014ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム presented by ベルーナ」の記者会見には、清水勇人さいたま市長、上田清司・埼玉県知事、ティボー・クドゥリウ・仏ASO社プロジェクトマネージャーがそれぞれ出席し、大会開催への意気込みを語った。レースの模様は、スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」とケーブル放送「J:COMテレビ」で生中継が行なわれるほか、埼玉県内の4カ所でパブリックビューイングも開催されることが発表された。

会見に出席した(左より)清水勇人さいたま市長、ティボー・クドゥリウ・ASOプロジェクトマネージャー、那須ブラーゼンの佐野淳哉、大島研一JCF副会長、上田清司・埼玉県知事会見に出席した(左より)清水勇人さいたま市長、ティボー・クドゥリウ・ASOプロジェクトマネージャー、那須ブラーゼンの佐野淳哉、大島研一JCF副会長、上田清司・埼玉県知事

「日本のファンに世界の風と熱狂を」

 大会を主催するさいたま市の清水市長は、昨年初めて開催されたクリテリウム大会を「子供たちに夢と希望を与え、スポーツの街・さいたま市を世界に発信し、地域経済の振興を図る上でも大きな意義があった」と評価。今年の大会では、コースの一部がさいたまスーパーアリーナ内を通るなど、新しい試みが加えられる。清水市長は「何より重要なのは、一流選手の走りを日本で見ることができること」と豪華な出場選手をアピールした。

 今年から共催に名を連ねる埼玉県の上田知事は、「昨年は20万人もの人たちが観戦して、新都心が興奮のるつぼと化した雰囲気に感激した。今大会でも多くの自転車ファンの皆さんに、改めて埼玉県、そしてさいたま市の魅力を感じてほしい」と大会開催にエールを送った。

記者会見で「昨年以上に素晴らしい選手たちの出場が決定している」とアピールする清水勇人さいたま市長記者会見で「昨年以上に素晴らしい選手たちの出場が決定している」とアピールする清水勇人さいたま市長
「自転車ファンの皆さんに、埼玉県、さいたま市の魅力を感じてほしい」と語る上田清司・埼玉県知事「自転車ファンの皆さんに、埼玉県、さいたま市の魅力を感じてほしい」と語る上田清司・埼玉県知事
さいたまでのレース開催について「シクリズムの人気を伝えたい」と話すティボー・クドゥリウ・ASOプロジェクトマネージャーさいたまでのレース開催について「シクリズムの人気を伝えたい」と話すティボー・クドゥリウ・ASOプロジェクトマネージャー

 ツール・ド・フランスの主催社で、さいたまクリテリウムを共催するASOのクドゥリウ・プロジェクトマネージャーは、「日本のファンの皆様に、世界の風と熱狂をお届けするとともに、なぜ自転車競技“シクリズム”が人気なのかを証明できると思います」と語り、豪華な海外招待選手を紹介。今年のツール・ド・フランスの個人総合優勝・総合ポイント賞・総合山岳賞を獲得したトップ選手が勢ぞろいするほか、全21ステージ中14ステージの勝者が今大会への参戦を予定している。また、海外選手の間では昨年のさいたまクリテリウムが好評で、招待選手への出場交渉は好意的に行なわれたという。

 選手だけでなく、5回のツール総合優勝を誇る伝説的名選手のベルナール・イノー氏や、ツールのレースディレクターであるジャンフランソワ・ペシュー氏、世界配信の映像編集総合責任者であるジャン=モーリス・オーグ氏ら、大会の重鎮スタッフも来日する。

 国内チームから招待選手は、大島研一JCF(日本自転車競技連盟)副会長が紹介。近年、日本国内のロードレースでも外国人選手が活躍を見せているが、今大会では国内チームからの出場選手が全員、日本人選手で揃えられた。

J SPORTSとJ:COMテレビで生中継 パブリックビューイングも

今大会のコース。1周の距離が400m延長されてスーパーアリーナ内も通過。ゴール前の直線も延長され、見ごたえあるスプリントが期待される今大会のコース。1周の距離が400m延長されてスーパーアリーナ内も通過。ゴール前の直線も延長され、見ごたえあるスプリントが期待される

 レースは昨年同様、全体を半分ずつ(ゼッケン偶数と奇数)2組に区切って8周回で行なわれるポイントレースと、選手全員が出場する20周のクリテリウムメインレースが行なわれる。さいたま市は7月の段階で、周回ごとに下位選手が脱落するエリミネイションレースを行なう方針も示していたが、最終的には昨年と同じ2つのレース形式に落ち着いた。

 レースの模様は「J SPORTS 3」と、全国のJ:COM対応住宅で無料視聴できる「J:COMテレビ」で3時間生中継が行なわれる。また後日、テレビ東京でも放送予定という。大会当日はさいたま市内3カ所(浦和駅東口、大宮ソニックシティ、さいたま新都心駅東口)と鴻巣市の鴻巣駅東口でパブリックビューイングが行われる。

 オフィシャルグッズは豊富な20種類以上の販売を予定。10月1日12時よりクリテリウムのウェブ上のオフィシャルショップで発売するほか、さいたま市内(大宮、さいたま新都心、浦和)のロフトでも10月上旬より販売する予定だ。

ニバリ「本当に楽しみ」 全日本王者の佐野「逃げて勝ちたい」

ニバリからスペシャルメッセージニバリからスペシャルメッセージ

 会見ではサプライズとして、今年のツール覇者、ビンチェンツォ・ニバリ(アスタナ プロチーム)から寄せられたビデオメッセージが流された。ニバリは、「この素晴らしいレースを走れる事を本当に楽しみにしてるんだ」と語り、参戦への意欲を見せた。

 また、全日本チャンピオンの佐野淳哉(那須ブラーゼン)がゲストとして登場。埼玉大学出身で、在学中に自転車競技を始めたこともあり、「半分地元のようなさいたまで、このようなレースを走れるのは嬉しい」とコメントし、「この(日本チャンピオンの)ジャージを着て勝ちを狙いに行きたい。スプリントが得意でないので、早い段階で抜け出して、最後は独走に持ち込んで勝ちたい」と意気込みを語った。

(文・米山一輝/写真・柄沢亜希)

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