バイクインプレッション2014「DE ROSA PLANET」 新しい魅力を凝縮した、デローザ × シマノのカーボンミッドレンジ

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 長年ファンを魅了してやまないブランドといえばイタリアの老舗、デローザは外せない。かつてアルミとカーボン製バックステーで成った「PLANET」は、2015年モデルでフルカーボンフレームの新しい「PLANET」として復活した。昨年までのR838 の後継モデルにあたり、上級モデル並みの優れた基本性能が売りだ。また、このモデルはデローザがシマノコンポーネント搭載モデルを用意したことでも話題になっている。

DE ROSA PLANET(デローザ プラネット)DE ROSA PLANET(デローザ プラネット)

「DE ROSA PLANET」(デローザ プラネット)
価格:318,000円(完成車、税抜)
サイズ:47SL・50SL・53SL・55SL・58SL
カラー:Blue Black White、Black White Red、Black Grey Red
問い合わせ先:日直商会 http://www.derosa.jp

スペック

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、12-25T(11s)
ホイール:シマノ・WH−RS11
重量:8.25kg(完成車実測値)

デローザのロゴが入る、ブレード形状のカーボンフォーク。デローザらしい高い直進安定性が扱いやすいデローザのロゴが入る、ブレード形状のカーボンフォーク。デローザらしい高い直進安定性が扱いやすい
軽量で良質なフルカーボンフレームとして復活したプラネット。トップチューブはシートチューブに向けて細く成形されている軽量で良質なフルカーボンフレームとして復活したプラネット。トップチューブはシートチューブに向けて細く成形されている
BB30を採用し、ミッドレンジでも上級モデル並みの優れた基本性能を持たせた。ダウンチューブにもさりげなくハートのマークが入っているBB30を採用し、ミッドレンジでも上級モデル並みの優れた基本性能を持たせた。ダウンチューブにもさりげなくハートのマークが入っている

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

松尾 デローザのカーボンミッドレンジはR838からこの新しいプラネットへと移り変わったんですね。今までの同価格帯のデローザのバイクに比較すると、完成度が数段上がったように感じました。

米山 105仕様のデローザ。このブランドをこの価格で手に入れられるのであればお手頃に感じられるミッドレンジだね。見た目は良いアピールが効いていて、形状とグラフィックは欲しい気持ちにさせられる。

松尾 そうですね。走りもまさにイタリアンブランドのバイクという感じで、ジオメトリーの良さと、後ろにある重心が安定感を高めていました。前三角が大きく感じられ、ライダーの重心がバイクの後ろに位置するような、イタリアンバイクによく見られる乗り味で、非常に安定感が高かったです。このような設計のバイクだと巡航時の楽さが段違いで、両手離しをしてもほとんどブレずに走ってくれるのでライディングに集中できます。

米山 なるほど。小気味良いペダリングとハンドルフィールで、安定した走りっぷりはイタリア車の真骨頂というところかな。加速のフィーリングは重量もあってか粘っこい印象だったけれど、ある程度スピードを乗せてからが本領発揮だったね。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 剛性は芯があり、しっかりとした感じですが、発進加速は苦手。それ以外のスピードからの加速は概ね良かったです。ただやはり、レースパフォーマンスで考えると、速い動きのスプリント等は得意ではなく、バイクを横に思い切り振ると大柄に感じるバイクが振り回しにくく感じさせてしまうところがあります。どっしりと感じる部分はホイールを変えて試してみたいと思いました。

米山 そうだね。パーツを入れ替えていけばまだまだ車体も軽くなるはずなので、バイクを自分好みにアレンジしながら、パフォーマンスもグレードアップしていきたいという気持ちのあるライダーに良いと思う。

松尾 付属するステムが少々長めなのが気になりましたが、シマノのコンポーネントを搭載した完成車の設定はユーザーメリットは高いと思います。

米山 アップグレードを楽しみながら乗り続けられる、そういう基本性能の良さを感じることができた。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳

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