大阪府警が聞き取り調査4人に1人が「車の方が止まる」、4割が信号無視 高齢者危うい自転車利用の実態

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自転車を利用する高齢者への、大阪府による聞き取り調査の結果自転車を利用する高齢者への、大阪府による聞き取り調査の結果

 自転車を利用する大阪府内の高齢者のうち、4人に1人が「車の方が止まってくれる」と誤った認識でいることが17日、大阪府警の聞き取り調査で分かった。「自転車は一時停止しなくてもいい」と考えている高齢者も2割以上いたという。府内では、自転車による死亡事故の死者は大半が高齢者。府警は「正しい自転車の交通ルールを知って」と呼びかけている。

 府警は6~7月、府内の自転車を利用する65歳以上の高齢者1014人に聞き取り調査を実施した。

自転車を利用する高齢者への、大阪府による聞き取り調査の結果自転車を利用する高齢者への、大阪府による聞き取り調査の結果

 自転車の利用方法では、「自転車に一時停止の標識は関係あると思うか」という設問に対し、209人(20.6%)が「思わない」と回答。自転車走行中に「車の方が止まってくれると思うか」という設問には259人(25.5%)が「思う」と答えていた。

 府警によると、自転車は道交法上「軽車両」に分類され、交通標識に従う必要がある。また、歩行者と同列の「交通弱者」でなく、車が譲る決まりもないという。

 一方、今回の聞き取り調査にあわせ、交差点4カ所で高齢者の自転車乗車マナーの実態も調査した。信号を守っているかを調べた2カ所の交差点では、1276人中514人(40.3%)が信号を無視。一時停止の有無を調査した別の2カ所の交差点では、581人中260人(44.8%)が一時停止をしていなかった。

 府内では今年1~8月、自転車が絡む事故が8599件発生し、17人が死亡。このうち11人を高齢者が占めていた。

 府警によると、高齢者は自転車で転倒した際、とっさに手を地面につけず頭を打ち、重篤化する傾向が強い。1~8月に自転車が絡む事故で死亡した高齢者のうち、9人は頭部を負傷していたという。

 こうした実態を踏まえ、府警は改めて高齢者に交通ルール順守や、高齢者用のヘルメット「エルダー・ヘルメット」着用を呼びかけていく方針だ。

産経ニュースより)

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