バイクインプレッション2014「KhodaaBloom FARNA SL-ULTEGRA」 中級者が楽しめる俊敏な軽量アルミレーシング

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 日本人の体格や日本の自転車環境、楽しむシーンに最適なスポーツバイクを届ける日本のブランド、コーダーブルーム。今回試乗したのは、ニューモデルの「 FARNA SL」で、カーボンに匹敵する軽量性と剛性を実現したアルミ製のレーシングモデルだ。アルテグラを装備するこの完成車重量は7.4kg(実測値)と、期待通りの軽さで、肉薄のアルミパイプで構成されたフレームは溶接、カラーリングともハイグレードな装いに仕上がっている。

「KHODAA BLOOM FARNA SL-ULTEGRA」(コーダーブルーム ファーナSL アルテグラ)「KHODAA BLOOM FARNA SL-ULTEGRA」(コーダーブルーム ファーナSL アルテグラ)

「KHODAA BLOOM FARNA SL-ULTEGRA」(コーダーブルーム ファーナSL アルテグラ)
価格:230,000円(完成車、税抜)
サイズ:430mm、465mm、500mm
カラー:マットブラック/マットガンメタル
問い合わせ先:ホダカ http://khodaa-bloom.com

スペック

フレーム:AL6011 EAST-SL
フォーク:フルカーボンフォーク
変速機:シマノ・アルテグラ(F)&(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ 52×36T、11-28T(11s)
ホイール:シマノ・WH6800
重量:7.4kg(完成車実測値)

細身のストレートカーボンフォークがレーシーな走りを演出。グラフィックは非常にシンプルだ細身のストレートカーボンフォークがレーシーな走りを演出。グラフィックは非常にシンプルだ
ワイヤは汚れを防止し、見た目にもスッキリする内蔵式を採用。モデル名は光沢のあるブラックでトップチューブに小さく入るワイヤは汚れを防止し、見た目にもスッキリする内蔵式を採用。モデル名は光沢のあるブラックでトップチューブに小さく入る
BBの裏側もダウンチューブ下から出るワイヤラインを含めてスッキリと好印象BBの裏側もダウンチューブ下から出るワイヤラインを含めてスッキリと好印象

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

松尾 2015年モデルでは、試乗したアルミレーシングモデルの「ファーナSL」を始め、カーボンのモデルも進化させていて、コーダーブルームは精力的にニューモデルを手がけていますね。

米山 そうだね。前作のアルミのファーナがロード入門者に扱いやすいバイクだったのに対して、新しい「ファーナSL」はある程度乗り込んだ中級者が走りを楽しめるロードバイクになっている。レースを走ったり、それに向けて仲間たちと練習ライドをしたりと、そういう楽しみ方に合いそうだ。

松尾 軽量ながらもアルミの特性を生かした乾いた剛性感は、俊敏に動くことができて、踏み出しもとても軽かったです。進化が伝わってくるので、開発に力を入れているのがよく分かりますね。一昔前の軽いアルミ=剛性不足という感じは全くなかったです。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 アルミバイクは加工技術の進歩で、同じ性能でもかつての半額くらいの価格で手に入るようになっている印象だ。外見は以前のモデルよりも渋めになっているけれど、カラーリング自体はじっくりと近くで見たくなる仕上がり。

松尾 ええ、ブランドロゴは同色で隠しているし、ラメが入ったマットブラックもカッコイイです。走りは、カーボンフォークで、動きをしっかりとバランスを取っていたのが良かったと思います。コラムまでカーボンなので、価格帯的にありがちなアルミコラムよりも角の取れたハンドリングでした。

米山 運動性能はクセがなく扱いやすい一方で、直進時の安定性も実に安心できるレベル。ストレスなく走れるだろうね。アルテグラコンポ搭載で、かなりやる気を感じるモデル。あとはパーツに負けない走りを見せるか?

松尾 素材が金属なのでファーストインプレッションの振動吸収は良いと感じられました。150kmを超えるなど長時間走るとどうかは不明ですが、基本的にはオールラウンダーでどんなコースでも対応できると思います。また、重心が低いので振りが軽いです。加速の押し出される感覚はアルミならではの気持ち良さがありますし、フォークがいいから旋回も意のままです。

米山 乗り心地はアルミバイクとして標準的な感じだけれど、素材の良さは走りに十分出ている。「ファーナSL」は105仕様もあるので、好みで選べるのはいいね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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