新製品情報アンカーにタイムトライアル用「RT9」新登場 エアロ形状で低重心設計、来春発売

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 ブリヂストンサイクルは9日、レーシングバイクブランド「ANCHOR」(アンカー)の2015年ニューモデルとして、タイムトライアル用バイク「ANCHOR RT9」を発表した。空気抵抗を抑えた翼断面形状フレームに、シートポストやステムにも専用設計パーツを搭載。剛性を確保する左右非対称設計や、変速用バッテリーをハンガー付近に内蔵する低重心設計など、アンカーの設計思想を集約して作られている。シマノDi2(電動変速コンポーネント)専用、フレームセット販売で価格は39万円(税抜き)。発売は2015年4月の予定。

新登場のTT専用「ANCHOR RT9」(写真は発表会で展示されたモックアップのため、シートポストなどが実際と異なる)新登場のTT専用「ANCHOR RT9」(写真は発表会で展示されたモックアップのため、シートポストなどが実際と異なる)

 ブリヂストンサイクルは東京五輪が開催された1964年以来、50年にわたるレース活動の歴史をもつが、これまでアンカーのラインナップにタイムトライアル用バイクは存在していなかった。現在は国内のみならず海外でも活躍する「ブリヂストン アンカー サイクリングチーム」とともに、国内レースシーンのさらなる発展に向けて、ついにタイムトライアル用バイクをリリースする。

 フレーム形状はコンピューター解析に基づいて前面投影面積の少ない形状を採用。フレームサイズは小柄な日本人から、現在アンカーチームに所属する長身のフランス人選手(ダミアン・モニエ選手は188cm)にまで対応すべく、SSからLまで幅広い4サイズを用意する。適応身長は156cm~189cmで、いずれも空気抵抗の少ない深い前傾姿勢と、UCI(国際自転車競技連合)の基準に合致するライディングポジションが取れるよう考慮されているという。

塗装前のRT9のフレーム。メーンフレームは5ピースのモノコック構造塗装前のRT9のフレーム。メーンフレームは5ピースのモノコック構造
ブレーキワイヤーを左右どちらからでも取り回せるよう、内蔵穴はフレーム中央に設けられるブレーキワイヤーを左右どちらからでも取り回せるよう、内蔵穴はフレーム中央に設けられる
下から見たRT9のフレーム。ハンガー部にDi2バッテリーのビルトイン部が見える下から見たRT9のフレーム。ハンガー部にDi2バッテリーのビルトイン部が見える
Di2バッテリーのビルトイン構造のクリアーモデル。重量物をハンガー部に集め、低重心化を図るDi2バッテリーのビルトイン構造のクリアーモデル。重量物をハンガー部に集め、低重心化を図る

 ブレーキはダイレクトマウントのキャリパーブレーキに対応し、リアブレーキは空気抵抗の低減と低重心化を図るため、フレームの下部に配置される。また通常はシートポスト内に取り付けられるDi2用バッテリーも、低重心化のためにフレーム下部に配置する新構造のビルトイン設計となった(特許出願中)。

RT9の完成車イメージRT9の完成車イメージ

 グラフィックデザインには、アンカーのフレーム設計思想を反映。すなわち、フレームのボトムラインを「硬く」「強く」見せ、アッパーラインを「しなやかに」「鋭く」表現した。また左は白、右は黒とカラーリングが非対称のチェーンステーは、左右異形断面を表現している。デザイナーと技術者が開発の早い段階から協業することで、まとまりのあるデザインを実現したという。

ANCHOR RT9 FRAME *2015年4月発売
フレーム価格:390,000円(税抜)
フレームサイズ:SS、S、M、L
フレーム:Aero HM-Carbon インテグラルヘッド
フロントフォーク:EH-Carbon アルミコラム オーバーサイズ
ヘッド小物:TANGE IS22 ダイレクトインタイプ
シートピン:アーレンキータイプ
シートポスト:ANCHOR Aero-Carbon TypeTT 75L(オフセット25mm)
ハンドルステム:ANCHOR Aero-Aluminium TypeTT 75L
付属品:専用チェーン引き、マニュアルバック

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