JBCF ジャパンプロツアー第11戦UKYOの辻がブリッツェンの連勝を止める 湾岸クリテリウム

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 「お台場サイクフェスティバル2012」の初日となる8月18日、JBCFロードレースのJプロツアー第11戦とJフェミニンツアー第17戦のレースが「湾岸クリテリウム」として開催され、Jプロツアーでは辻善光(TeamUKYO)、Jフェミニンでは智野真央(MUUR zero Velofutur)がそれぞれ優勝した。

大集団でのゴール勝負を制した辻善光(TeamUKYO)が優勝大集団でのゴール勝負を制した辻善光(TeamUKYO)が優勝

 東京お台場「お台場合衆国」に隣接するシンボルプロムナード公園内の特設コースは、1周800メートル。Jプロツアーは午前中に予選レースが4組行われ、上位それぞれ10人ずつ、合計40人が決勝に進む形だ。

Jフェミニンは智野真央が久々の勝利Jフェミニンは智野真央が久々の勝利

 Jフェミニンのレースは20周16kmの一発決勝で行われたが、大きな動きは見られず、大集団のゴールスプリントを智野が制した。現在Jフェミニンリーダージャージを着る高橋奈美(Vitesse-Serotta-Feminin)は手堅いレース運びで2位に入り、総合リーダーの座を守っている。

 Jプロツアー決勝は40周32kmのレース。Jフェミニンのレース終了間際からしばらく雨が降ったが、Jプロツアー決勝のスタート直前から晴れて日差しが強い中でのスタートとなった。

レース後半の逃げグループ。中央は最初の飛び出しを決めてスプリント賞も独占した窪木一茂(マトリックスパワータグ)レース後半の逃げグループ。中央は最初の飛び出しを決めてスプリント賞も独占した窪木一茂(マトリックスパワータグ)
メーン集団はシマノが牽引。久々の国内レースだったが、全体に後手に回るレースとなったメーン集団はシマノが牽引。久々の国内レースだったが、全体に後手に回るレースとなった

 レースは10周ごとにスプリント賞が設けられる。スタート直後の攻防の後、1回目のスプリント賞目前で飛び出した窪木一茂(マトリックスパワータグ)の動きをきっかけに、逃げグループが形成された。窪木に池部壮太(マトリックスパワータグ)、嶌田義明(TeamUKYO)が合流。数周後にさらに普久原奨(宇都宮ブリッツェン)が追い付いた。4人の先頭グループはメーン集団に5秒程度の差を付けて逃げ続け、後方メーン集団は主にシマノレーシングがコントロールする。

 2度目のスプリント賞も窪木が獲得。池部が先頭から遅れるが、代わってシリーズ首位のルビーレッドジャージを着る増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が前に追い付く。逃げグループは差を一時10秒ほどまで開くが、追走するシマノのアシスト勢もペースアップ。残り10周、3度目のスプリント賞も窪木が獲得してほどなく、逃げは吸収されてレースは振り出しに戻る。

 終盤はシマノ、ブリッツェン、UKYO、マトリックスなどの有力チームが先頭付近で展開するが、集団が大きく割れるには至らない。勝負は大集団でのゴールスプリント争いとなった。最後の直線、廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン)が先行するが、その真後ろに付けた辻が捲り上げる。直線半ばで廣瀬をかわした辻がそのまま先頭を譲らずにゴールを駆け抜けた。3位には畑中勇介(シマノレーシング)が入った。

ゴール後のTeamUKYO。チーム一丸での勝利だゴール後のTeamUKYO。チーム一丸での勝利だ

 大きくガッツポーズの辻。「チームメイトが動いてくれたので途中休めた。最後もチームメイトが牽引してくれたので、気持ちよくスプリントすることができた」とチームの勝利をアピールする。また5連勝中だったブリッツェンの連勝を止めたことについて、「やっと倒せて嬉しいです」と語った。

 一方、連勝がストップしたブリッツェンだが、ツアーリーダーの増田は首位を守った。増田は表彰式で「連勝は止まってしまったが、明日からまた仕切り直しで、チーム一丸で勝利を目指して走る。明日もレースがあるのでリベンジしたい」と力強く語った。Jプロツアーは翌19日、長野県宮田村でシリーズ第12戦の「みやだクリテリウム」が開催される。

ガールズケイリンによる「お台場ガールズケイリン」レースも行われ、森美紀(中央)が優勝したガールズケイリンによる「お台場ガールズケイリン」レースも行われ、森美紀(中央)が優勝した

 お台場サイクフェスティバルは19日も引き続き開催され、学連(大学生)のクリテリウムレースや一般参加の個人タイムトライアルが行われる。今中大介さんや安田大サーカスの団長安田さん、湾岸警察署などをゲストに迎え、トークショーなどのステージイベントや、ガールズケイリンのデモレースなど、様々なイベントが予定されている。

P1決勝結果
1 辻善光(TeamUKYO) 46:46
2 廣瀬佳正(宇都宮ブリッツェン) +0
3 畑中勇介(シマノレーシング) +0
4 小室雅成(cannondale spacezeropoint) +0
5 大久保陣(パールイズミ・スミタ・ラバネロ) +0
6 若杉厚仁(宇都宮ブリッツェン) +0

F+学連女子決勝結果
1 智野真央(MUUR zero Velofutur) 27:35
2 高橋奈美(Vitesse-Serotta-Feminin) +0
3 日野友葵(ボンシャンス飯田) +0

シリーズリーダージャージ
ルビーレッドジャージ(P1首位) 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)
ピュアホワイトジャージ(P1 U23首位) 安原大貴(マトリックスパワータグ)
シスターローズジャージ(F首位) 高橋奈美(Vitesse-Serotta-Feminin)

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