【Teamユキヤ通信】シャトールー・クラシック若手にチャンスを与えてアシストした新城幸也 調子を上げて次戦のグランプリ・プルエイへ

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 フランスで8月19~22日に開催された4日間のステージレース「ツール・ドゥ・リムザン」を走り終えた新城幸也(チーム ヨーロッパカー)は、そのままシャトールーへと転戦。8月24日のシャトールー・クラシック(UCI 1.1)に出場した。

集団後方で様子を見ながら余裕の表情の新城(Photo: Miwa IIJIMA)集団後方で様子を見ながら余裕の表情の新城(Photo: Miwa IIJIMA)

 レースはシャトールー市をスタートして南下。郊外の丘陵地帯を8の字に回り、最後は市内に戻って1周7.4kmの周回コースを3周する、203.8kmのコースで争われた。2006年に福島晋一氏が3位に入賞し、昨年はヨーロッパカーのブライアン・コカールが優勝しているレースだ。今年は日本からブリヂストンアンカーが、ヨーロッパ遠征最後のレースとして出場していた。

チームブリヂストンアンカーの水谷監督や日本人選手と記念撮影(Photo: Miwa IIJIMA)チームブリヂストンアンカーの水谷監督や日本人選手と記念撮影(Photo: Miwa IIJIMA)

 ブエルタ・ア・エスパーニャなどプロツアーレースが重なっている関係で、チームにはスタジアと言われる研修生(サテライトチームから来年チームに昇格予定の選手)が1人起用された。若手中心のメンバー構成となったヨーロッパカーは、ゴールスプリントになることを想定。ゴールを25歳の若手、モルガン・ラモワソンに託し、新城がサポートする作戦を組んだ。

 レースは55km地点から形成された4人の逃げグループが、シャトールー市内の周回コース入るまで粘りを見せたが、スプリントを狙う各チームのアシスト勢の猛追により、残り24kmで吸収された。集団のスピードがグングンと上がる中で位置取り合戦が始まったが、各チームとも若手が多いためか、落車が続出してしまう。
 
勝負はゴールスプリントへ。この時点で集団に残っていたのは、ヨーロッパカーは新城とモルガンのみ。モルガンを引き連れた新城は、落車を回避しながら前方へとポジションを上げ、ラスト400mで集団の先頭へ。

 絶好の位置で先頭に出たモルガンだったが、後続の選手にかわされ、5位でゴール。新城は集団ゴールで60位だった。

ゴールライン100m手前。先頭に出るモルガン。集団の中に笑顔で見届ける新城も確認できる(Photo: Miwa IIJIMA)ゴールライン100m手前。先頭に出るモルガン。集団の中に笑顔で見届ける新城も確認できる(Photo: Miwa IIJIMA)

 ゴール後の新城は以下のように語っている。

 「新城がスプリントしたほうが良かったかという意見もあったが、自分のために走れるチャンスが年に何度もない若手にチャンスを与えたかった。それを生かせるかどうかは、その選手次第で今後も大きく変わる。チームのメンバー的にスプリンターが少なすぎて、勝つのは難しかっただろう。リムザンから、これまで調子がだいぶ上がってきた。次のグランプリ・プルエイは、しっかり追い込んで良い走りをしたい」

 ツール・ド・フランス後の休養から明け、シーズン後半戦をスタートした新城は、クリテリウム・キアン、ツール・ドゥ・リムザン、シャトールー・クラシックと、10日間の遠征を終えて帰宅した。次に出場するレースは、8月31日にブルターニュで開催されるUCIワールドツアー、グランプリ・プルエイとなる。

(レポート 飯島美和)

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