2014年の移籍市場で最大の目玉ペテル・サガンがティンコフ・サクソへ移籍 2015年から3年契約

  • 一覧

 UCIワールドツアー(第1カテゴリー)を戦うロシア籍チームのティンコフ・サクソは8日、ペテル・サガン(スロバキア、キャノンデール)と2015年から3年契約を締結したと発表した。ツール・ド・フランスでは3年連続でポイント賞のマイヨヴェールを獲得しているプロトンきっての若武者が、来シーズンから新天地でさらなる活躍を目指す。

ペテル・サガンがティンコフ・サクソと2015年からの3年契約を結んだ(Photo: Tinkoff-Saxo)ペテル・サガンがティンコフ・サクソと2015年からの3年契約を結んだ(Photo: Tinkoff-Saxo)

 サガンは現在所属するキャノンデールとの契約が今季で最終年。昨年末から移籍の噂が絶えず、ティンコフ・サクソが有力視されていた。さらに、キャノンデールが現体制でのチーム運営を今季限りとし、ガーミン・シャープ(セカンドスポンサーのシャープ社は今年で撤退)との合併が濃厚になったことで、サガンら複数の有力選手の移籍が決定的と見られていた。

 8月に入ってからは、サガン本人がツイッターで移籍可能性のある4チームの1つとしてティンコフ・サクソを挙げ、チームオーナーのオレグ・ティンコフ氏もサガン移籍の噂を意識した発言を繰り返してきた。そして、ついに正式発表に至った。

 この決定に際し、チームのスポーツディレクター、ビャルネ・リース氏は「3年という長期的な契約のもと、2015年からペテル・サガンをチームに加える。歓迎するとともに、幸福と誇りを感じている。ペテルは間違いなく自転車界最大の才能であり、すでにビッグネームの1人となっている。彼は勝利のメンタリティを持っており、ゴール前での強さでチームに勝利をもたらすことは確実だ」と喜びのコメントを発表した。

 ティンコフ氏も「チーム加入は私の名誉でもある。ティンコフ・サクソはペテルにとって最高のチームであり、彼とわれわれが一緒に戦うことで、多くのレースで勝利できると確信している。スロバキアチャンピオンを迎え入れることに興奮している」とサガンの加入を歓迎した。

ツール・ド・フランス2014でマイヨヴェールを獲得したペテル・サガンがティンコフ・サクソに移籍。山岳賞のラファウ・マイカとチームメートになる(Photo: Tinkoff-Saxo)ツール・ド・フランス2014でマイヨヴェールを獲得したペテル・サガンがティンコフ・サクソに移籍。山岳賞のラファウ・マイカとチームメートになる(Photo: Tinkoff-Saxo)

 チームはサガンに対し、スプリンターとしての勝利に加え、クラシックでの活躍も見込んでいるという。ツール・ド・フランスのマイヨヴェール4連覇へのチャレンジも含め、経験・実績ともに豊富な24歳の走りに対する期待は大きい。ツール・ド・フランス制覇を目指すアルベルト・コンタドール(スペイン)との共闘も注目される。

 なお、ティンコフ・サクソは、ペテルの兄であるユライ・サガンと、マチェイ・ボドナル(ポーランド)もキャノンデールから獲得したことを併せて発表した。

 ティンコフ・サクソは7日から9日にかけて、4つの重大発表を行うとしている。7日には、サクソバンク社のセカンドスポンサー継続、パヴェル・ブルット(ロシア、チーム カチューシャ)の獲得とニコライ・トルソフ(ロシア)の契約延長を明らかにしている。

(文 福光俊介)

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

UCIワールドツアー

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載