【Teamユキヤ通信】ツール・ド・フランス 第18ステージ超級山岳ステージを上位で終えた新城幸也 「パリのゴールがグッと近づいた」

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 ツール・ド・フランス第18ステージ、超級山岳を2度上るピレネー山脈でのクライマックスで、新城幸也(チーム ヨーロッパカー)が34位の好走を見せた。

メーン集団で超級山岳をこなす新城(Photo: Miwa IIJIMA)メーン集団で超級山岳をこなす新城(Photo: Miwa IIJIMA)

 今年のツール最後の山岳ステージとなる145.5kmのレース。前半にカテゴリー3級を2つ、中盤にツール名物のカテゴリー超級トゥールマレーを越えて、最後もカテゴリー超級のオタカム山頂ゴールという厳しいコースだ。

 チーム ヨーロッパカーはいつものように序盤から積極的に逃げを試み、2つ目の3級山岳に入るところでは20人の逃げ集団に、トマ・ヴォクレール、ケヴィン・レザ、そして、ブライアン・コカールの3人を送り込むことに成功した

トゥールマレーを越えていく、リーダージャージのニバリを含むメーン集団。この最後尾に新城も残っている(Photo: Miwa IIJIMA)トゥールマレーを越えていく、リーダージャージのニバリを含むメーン集団。この最後尾に新城も残っている(Photo: Miwa IIJIMA)

 20人の逃げは4分ほどのリードを保って進んだが、トゥールマレーの上り口手前から、メーン集団がじわじわとタイム差を詰め始めた。山岳に入ると、逃げグループはバラバラに崩壊。一方メーン集団では、各チームのアシスト選手がペースを上げ、逃げグループから脱落した選手たちをパスしながら山頂を目指した。

 すでにメーン集団は30人ほどに絞られ、その前には逃げから残った数人が先行するのみという状況。この中で新城はメーン集団に残り、チームのエース、ピエール・ローランのアシストをしながら山頂を通過した。

 新城はその後も最後の超級山岳での登り口まで、メーン集団内でピエールをアシスト。残り15kmで集団を離れ、トップから11分54秒遅れの34位でステージを終えた。逃げ集団を強力に牽引した前日(第17ステージ)に続いての好走となった。

 新城はレース後、次のようにコメントした。

ときおり霧が立ち込めるトゥールマレー。右に新城の姿も確認できる(Photo: Miwa IIJIMA)ときおり霧が立ち込めるトゥールマレー。右に新城の姿も確認できる(Photo: Miwa IIJIMA)

 「昨日の疲れもきちんと抜けていて、調子よく上ることができた。ここを越えたので、パリのゴールがグッと近づいたと思う。疲れもないし、元気。しかし明日は天候が良くないようだし、逃げ切る可能性もあるコース。気を抜かずに頑張りたい」
 
山岳連戦での新城の走りは、各チームの監督陣からも注目されるものとなった。「日本人」という珍しさではなく、ツールのプロトンを代表する選手の一人に成長したと言えるだろう。

 翌第19ステージは、久々の平坦ステージとなる208.5km。第20ステージの個人タイムトライアル、第21ステージのパリ・シャンゼリゼを前に、最後の本格ラインレースとなる。ヨーロッパカーはエーススプリンター、ブライアン・コカールに期待がかかる。

(レポート 飯島美和)

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