チームUKYOがレースを主導ラスト1周を逃げ切ったトリビオが今季4勝目 福島で開催のJプロツアー「石川ロード」

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 国内ロードレースのシリーズ戦、Jプロツアーの第11戦となる「JBCF 石川サイクルロードレース 東日本震災復興支援大会」が20日、福島県石川町・浅川町で開催された。レースはホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が残り1周を前にアタックして単独逃げ切り、今季Jプロツアー4勝目を挙げた。シリーズ個人総合は増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が首位を守っている。

ラスト1周を逃げ切ってゴールしたホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)ラスト1周を逃げ切ってゴールしたホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
石川町内をパレード走行する集団(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)石川町内をパレード走行する集団(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

 今年で13回目となる石川サイクルロードレース。ポイントのレイティングは前戦の東日本ロードクラシックと同じくAAと高く、年間ランキング争いにおいても重要な大会となる。

 コースは福島県石川町の公道に設定された、スピード系アップダウンの13.6kmの周回コース。P1クラスタは8周回、パレードを含めた総距離115.8kmのレースとなる。学法石川高校をパレードスタートし、石川町の市街部をパレード走行。周回コースに入ってからリアルスタートが切られた。

レース序盤は逃げがなかなか決まらない状態で進む。先頭は和田力(マトリックスパワータグ)、日本チャンピオンの佐野淳哉(写真左、那須ブラーゼン)はチャンピオンジャージお披露目となった(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)レース序盤は逃げがなかなか決まらない状態で進む。先頭は和田力(マトリックスパワータグ)、日本チャンピオンの佐野淳哉(写真左、那須ブラーゼン)はチャンピオンジャージお披露目となった(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

先頭での争いで力を見せたチームUKYO トリビオが独走勝利

3周目、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、初山翔(ブリヂストンアンカー)の2人が抜け出す(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)3周目、阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)、初山翔(ブリヂストンアンカー)の2人が抜け出す(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

 リアルスタート直後からアタック合戦が始まる。チームUKYO、ブリヂストンアンカー、那須ブラーゼンが中心となって動く中、3周目に昨年優勝の阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)と、初山翔(ブリヂストンアンカー)の2人が抜け出し、後続に25秒の差をつける。

 2人の逃げが5周目に吸収されると、代わって土井雪広(チームUKYO)、ロイック・デリアック(チームJBCF)、鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)、伊丹健治(ブリヂストンアンカー)の4人が抜け出す。30秒の差を付けられたメーン集団からは、ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が抜け出して単独で追走。7周目、遅れた鈴木と伊丹に代わって土井とロイックの先頭集団に合流した。

 先頭3人のうちチームUKYOが2人という有利な状況。最終周回に入る前にトリビオがアタックし、これが決定打となった。トリビオは残り1周を単独で逃げ切り、Jプロツアー4勝目を挙げた。2位はデリアック。3位に増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が入り、シリーズ首位のルビーレッドジャージを守った。

 次戦は7月27に東京・臨海副都心のシンボルプロムナード公園セントラル広場で、第12戦「湾岸クリテリウム」が行われる。

7周目、土井雪広(チームUKYO)、ロイック・デリアック(TeamJBCF)に、ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が合流して逃げ続ける(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)7周目、土井雪広(チームUKYO)、ロイック・デリアック(TeamJBCF)に、ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)が合流して逃げ続ける(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
最終周回、独走態勢に入ったホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)最終周回、独走態勢に入ったホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO)(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
P1クラスタ表彰(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)P1クラスタ表彰(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
ルビーレッドジャージは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、ピュアホワイトジャージは堀孝明(宇都宮ブリッツェン)がそれぞれキープ(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)ルビーレッドジャージは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、ピュアホワイトジャージは堀孝明(宇都宮ブリッツェン)がそれぞれキープ(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

Jフェミニンは西加南子が2連覇、ジュニアは地元福島の渡辺将太が優勝

 女子のFクラスタは、13.6kmの周回コースを3周。周回を重ねるごとに人数が減り、2周目中盤までに残ったのは西加南子(LUMINARIA)、針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE)、智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)、新谷瑛里(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT)の4人。最後はこの4人でのスプリント勝負となり、僅差で西が優勝。大会2連覇を達成した。

Fクラスタは中央の西加南子(LUMINARIA)が僅差のスプリント勝負を制する(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)Fクラスタは中央の西加南子(LUMINARIA)が僅差のスプリント勝負を制する(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
2周目までに絞られた4人の先頭集団(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)2周目までに絞られた4人の先頭集団(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
Fクラスタ表彰(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)Fクラスタ表彰(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

 Yクラスタ/ジュニアのクラスは13.6㎞のコースを4周、学法石川高校からのパレードを含めて計61.4kmで争われた。最終周回に残った12人は、残り3kmからアタック合戦を繰り広げる。しかし、どれも決定的な動きにならないままスプリント勝負にもつれ込み、渡辺将太(白河実業高等学校)が制した。

(写真・文 JBCF 一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

ジュニア最終周回の先頭集団(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)ジュニア最終周回の先頭集団(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
ゴールスプリントを制したのは渡辺将太(写真左端、白河実業高等学校)(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)ゴールスプリントを制したのは渡辺将太(写真左端、白河実業高等学校)(提供:一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)

P1結果(115.8km)
1 ホセビセンテ・トリビオ(チームUKYO) 2時間58分00秒
2 ロイック・デリアック(TeamJBCF)+33秒
3 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+47秒
4 土井雪広(チームUKYO)+48秒
5 佐野淳哉(那須ブラーゼン)+49秒
6 武末真和(ロジャースレーシングチーム)+50秒
7 井上和郎(ブリヂストンアンカー) +53秒
8 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +55秒
9 普久原奨(那須ブラーゼン) +58秒
10 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +1分04秒

Jプロツアーリーダー(ルビーレッドジャージ)
増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

U23リーダー(ピュアホワイトジャージ)
堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

F結果(40.8km)
1 西加南子(LUMINARIA) 1時間16分06秒
2 針谷千紗子(Live GARDEN BICI STELLE) +0秒
3 智野真央(NEILPRYDE-MENS CLUB JFT) +0秒

Jフェミニンリーダー
棟近陽子(EURO-WORKS Racing)

Y/ジュニア男子結果(61.4km)(40.8km)
1 渡辺将太(白河実業高等学校) 1時間41分34秒
2 近藤雄一郎(学校法人石川高等学校)+0秒
3 小野康太郎(スミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロ)+0秒
4 槌田拓海(横浜高校自転車競技部)+0秒
5 渡辺歩(学校法人石川高等学校)+1秒
6 渡邉祐希(学校法人石川高等学校)+3秒

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