【Teamユキヤ通信】ツール・ド・フランス 第13ステージアルプスでアタック&アシスト、積極的な走りを見せた新城幸也 「明日もまた頑張りたい」

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 ツール・ド・フランス第14ステージ、新城幸也(チーム ヨーロッパカー)は積極的な走りを見せ、ステージ44位でゴールした。

カテゴリー1級山岳、メーン集団先頭での仕事を終え、ポジションを下げる新城(Photo: Miwa IIJIMA)カテゴリー1級山岳、メーン集団先頭での仕事を終え、ポジションを下げる新城(Photo: Miwa IIJIMA)

 この日は197.5kmの山岳ステージ。序盤のカテゴリー3級の峠に始まり、細かな丘を超えながら、終盤にカテゴリー1級、さらには超級山頂ゴールが待ち受ける。

 新城はスタート直後から積極的にアタックを試み、一時は新城を含む5人ほどの逃げが集団に12秒ほどの差を付けた。しかし山岳に強い選手が含まれていたことで、この逃げは容認されず吸収。3級山岳に入ってからもハイペースでのアタック合戦が続き、9人の逃げ集団が形成された。

 この逃げに選手を送り込むことができなかったチーム ヨーロッパカーは、後半のカテゴリー1級、そして超級ゴールに向けて、エースのピエール・ローランを守ることに徹する。しかしハイペースで進むテクニカルな上りに加えて、35℃を超える急な暑さに、集団から遅れだす選手が続出した。落車によるリタイア選手も相次ぐ中、新城は1級山岳の上り口からメーン集団を牽引。チームメートたちは遅れだし、前方のメーン集団に残っていたのは、ピエールと新城のみとなった。

1級山岳の後半を走るメーン集団。この中にチームヨーロッパカーは新城とピエールのみ(Photo: Miwa IIJIMA)1級山岳の後半を走るメーン集団。この中にチームヨーロッパカーは新城とピエールのみ(Photo: Miwa IIJIMA)

 新城はアシストとしての責任を果たすために、1級山岳で単独でメーン集団の先頭を引き続けた。山岳後半は集団の後ろに下がり、わずかに遅れながら山頂を通過するものの、下りで集団に復帰。下ってからの短い平坦ではチームカーからピエールに補給を運び、最後の超級山岳の勝負をピエールに託した。

 21人の先頭集団に残ったピエールは、残り11kmまで集団で粘ったものの、ゴールまで7kmを残して脱落。先頭から3分遅れのステージ13位でゴールした。

山岳途中の民家でのテレビ画面。国際映像で新城の働きが映し出されていた(Photo: Miwa IIJIMA)山岳途中の民家でのテレビ画面。国際映像で新城の働きが映し出されていた(Photo: Miwa IIJIMA)

 新城はサバイバルの山岳ステージを、19分35秒遅れの44位でゴール。総合では73位と順位を上げている。

 「連日、チームメートが果敢に攻めて働いていたから、今日は自分の出番。本当に逃げに入りたかったけど、何度もチャレンジして、うまく決まらなかった。ツールで逃げることは難しくなっている。その分、山岳に入り良い形でピエールを助けられたので、結果オーライ。暑さにバテている選手もいるが、自分は上りの調子も悪くないので、明日もまた頑張りたい」

 そう新城は語り、翌日のステージに向けて気持ちを高めた。

 続く第14ステージは、3つの山岳が連なる、177kmの山岳ステージ。フランス南東部に位置するグルノーブルをスタートし、中盤から1級山岳、超級山岳、そして1級山岳の山頂ゴールとなっている。

(レポート 飯島美和)

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