バイクインプレッション2014「GURU PHOTON SL」 カナダで生産されるジオメトリーオーダー対応のフルカーボン

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 GURU(グル)は1993年に創設されたカナダのバイクブランド。最軽量クラスのフレームを製作する高い技術と高品質なマテリアルをもとに、自社工場で生産されるフレームは、6サイズが準備されたファストフォワードモデルのほか、ジオメトリーオーダーからカラーオーダーまで手厚い。ロードバイクはカーボン、スチール、チタンモデルを揃える。試乗したのはフォトンSL。フォトンHL、Rに次ぐモデルだ。

「GURU PHOTON SL」(グル フォトンSL)「GURU PHOTON SL」(グル フォトンSL)

「GURU PHOTON SL」(グル フォトンSL)
価格:616,875円~(GURU Cycleworks Customフレーム、税込)
506,125円~(Fast Forward Geometry Stockフレーム、税込)
サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL
カラー:スタンダードカラー、プレミアムカラー(14,437円)、SFXカラー(28,875円)
問い合わせ先:Project-K http://www.gurucycles.jp

スペック

フレーム:ADVANCED QCC FRAME
フォーク:Enve 2.0 Road (43mm and 50mm rake)
変速機:シマノ・デュラエース(F)&(R)
ギヤ:シマノ・デュラエース 53×39T、11-25T(11s)
ホイール:Project-Kオリジナル カーボンチューブラー
重量:N/A

軽量に仕上げられたフルカーボンフレームはカナダの自社工場で生産されている。トップチューブの断面はスクエア形状だ軽量に仕上げられたフルカーボンフレームはカナダの自社工場で生産されている。トップチューブの断面はスクエア形状だ
フレームの軽量化に貢献するフルカーボンドロップアウトを採用フレームの軽量化に貢献するフルカーボンドロップアウトを採用
GURU(グル)はカナダ・モントリオールに本社を構え、クラフトマンシップと最先端のテクノロジーを組み合わせたブランドだGURU(グル)はカナダ・モントリオールに本社を構え、クラフトマンシップと最先端のテクノロジーを組み合わせたブランドだ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 あまり馴染みのないブランドだったので、フォトンSLの価格には驚きさえ感じられた。さらにフォトンHLはフレーム単体でおよそ90万円というハイクラスなんだよ。

松尾 アップチャージでジオメトリーオーダーが可能な点やカラーオーダーに対応しているのは魅力ですが、メジャーブランドのハイエンドモデルと比較しても高額ですね。捉え方によっては、商品に対する自信も感じられます。まだ日本ではそこまで知名度の高いブランドではないと思いますが、乗った印象は良かったですよ。

米山 まず、印象的だったのは軽さ。手に持って軽く、乗っても軽い。

松尾 そうですね。軽くて、進み具合はウィップをしつつも気持ちが良い。フレームは剛性感も含めて良い意味で特徴が無いです。ハンドリングやスタビリティはニュートラルで、アンダーでもオーバーステアでもないので、面白みのある味付けが好みの人にはつまらなく感じるかもしれません。

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

米山 たしかに、あまり強い個性を感じないバイクではあったね。乗り心地もまあまあ良いし、かっ飛ばすバイクではないのかなという印象だ。

松尾 剛性不足に感じるホイールの影響もあり、走りはじめのスピード域ではイマイチで、安定感を感じづらかったです。時速20kmまで持って行くと、問題は解消され、時速30km付近から、フレームの素性の良さが見えてきました。

米山 フレーム自体は軽量でクセがなく、自分好みに組む楽しさがありそうだよ。

松尾 ええ。個人的には好みのフレームなので、もう少し剛性の高いホイールを入れて乗りたいと思いました。ジオメトリーオーダーも可能ということで、なかなか評価しにくい部分もありますが、全体的には高いパフォーマンスでまとまっていると思います。

米山 うん。個性的な面は持ち合わせていないけれど、快適性、上りの軽快さ、下りの安定感を含めてまとまっていたね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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