【Teamユキヤ通信】ルート・デュ・スッド2014 最終ステージ序盤からレースをリードし、単独でも逃げた新城幸也 ツール出場に向け好調さをアピール

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 「ルート・デュ・スッド」最終・第3ステージが6月22日にフランスで行われ、新城幸也(チーム ヨーロッパカー)は序盤から逃げグループに乗り、途中で単独アタックを決めるなどレースをリード。ラスト300mまで逃げ続ける健闘を見せた。最後はメーン集団に吸収され、ステージ86位、総合36位でレースを終えたが、7月5日開幕のツール・ド・フランス出場に向け、好調さをアピールした。

今季、日の丸ジャージでの最後のスタートラインに並ぶ新城幸也 (Photo:Miwa IIJIMA)今季、日の丸ジャージでの最後のスタートラインに並ぶ新城幸也 (Photo:Miwa IIJIMA)

 最終日は新城がかつて住んでいた街を通過することもあり、多くの声援が新城に送られる中でスタートを迎えた。翌週に全日本選手権ロードが開催される(新城は不出場)ことから、新城が2013年に獲得した日本チャンピオンジャージを着てレースに出場するのは、この日が最後となった。

 コースは3級山岳が2回にスプリントポイントが3回と、アップダウンが続く丘陵地帯を進む179km。スタート後、20km付近で新城を含む8人の逃げグループが形成された。その中には、この日のコースを得意としている新城や、総合成績でトップから2分差以内の選手が含まれていたため、メーン集団は大きなリードを許さず、タイム差は2分30秒前後でレースが進んだ。

逃げグループを形成した8人。コースの予想到達時間をはるかに上回るハイペースで進んだ (Photo:Miwa IIJIMA)逃げグループを形成した8人。コースの予想到達時間をはるかに上回るハイペースで進んだ (Photo:Miwa IIJIMA)

 最後の3級山岳に向かう130km付近でメーン集団が逃げる8人に迫ってきたことから、新城は単独でアタック。その後、ゴールまで残り15kmで2人が新城に追いつき、3人で協調体制が整って、先頭交代をしながらメーン集団から逃げ続けた。この時点でタイム差は40秒。

 このまま逃げ切りで3人によるゴールスプリントに持ち込まれるかと思われたが、残り2kmでイタリアの元タイムトライアルチャンピオン、アドリアーノ・マローリ(モビスター チーム)がアタック。2人を振り切り、メーン集団の追走からも逃げ切って優勝した。

 新城は残り300mで集団に吸収された。

ゴール後、笑顔を見せたが悔しさを隠しきれない様子の新城幸也 (Photo:Miwa IIJIMA)ゴール後、笑顔を見せたが悔しさを隠しきれない様子の新城幸也 (Photo:Miwa IIJIMA)

 レース後、新城は次のように語った。

 「勝ちたかった…本当に残念。でも、最後まで積極的に攻めた結果だ。(5月の)ジロ・デ・イタリア以来のレースで、3日間で徐々にコンディションも上がり、次のレースに向けて良い感触をつかめた。このジャージを着てツール、ジロなどヨーロッパのレースやワールドツアーを走り、日本人選手もこの世界の舞台で走っていることをアピールできてうれしかった」

 次に出場するレースは、改めてチームから発表される。

(レポート 飯島美和)

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