東海地方のシリーズ戦、リーダージャージも登場AACAカップ第13戦はKINAN-AACAのデリアックが優勝 単独アタックを決め約20kmを独走

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 東海地方で開催されているロードレースのシリーズ戦「COUPE DE AACA」(AACAカップ)の第13戦が6月14日、岐阜県の国営木曽三川公園で開催された。今大会からエリートポイントランキングのトップ選手が白いリーダージャージを着用。ポイントリーダーの水野貴行(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)が積極的な動きを見せたが、最終局面でアタックを決めて勝利したのはロイック・デリアック(KINAN-AACA)だった。

今大会より白いリーダージャージがお目見え。中央の水野貴行(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)が着用今大会より白いリーダージャージがお目見え。中央の水野貴行(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)が着用

逃げ、アタック、牽制、トラブル

レース序盤に逃げた3人レース序盤に逃げた3人

 トップカテゴリーの1-1クラスは、5.1kmの周回を20周する、102kmのレース。前半の早い段階から浅尾銀二、菊池誠晃(ともにボンシャンス)、近藤良亮(KINAN-AACA)の3人の逃げが形成され、しばらく逃げを続けた。一方、メーン集団はアタックと牽制を繰り返しながら追走し、前の3人を捕えることに成功した。

 この直後に動いたのは、ロイック・デリアック(KINAN-AACA)、水野恭兵(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)、小西優大(岩井商会)の3人。水野と小西は、ここ長良川で独走での優勝経験がある。強力な3人の逃げ集団は、まだレースを半分も消化しないうちから、ゴールまで逃げ切ってしまいそうな勢いを見せた。

 ところが、ここで小西のバイクのチェーンが外れるトラブルが発生。ストップして自らチェーンを直した小西だが、後ろの集団に戻ってしまう。2人ではゴールまで距離が長すぎると判断したデリアックと水野も、足を緩めて集団に戻ることになった。

リーダージャージのアタック

 振り出しに戻ったレース。終盤に差し掛かり、再びアタックと牽制が繰り返される中、リーダージャージを着るの水野貴行(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)が一人逃げを開始する。

次の動きをうかがう集団。リーダージャージの水野もチャンスを狙う次の動きをうかがう集団。リーダージャージの水野もチャンスを狙う
単独逃げを打った水野貴行(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)単独逃げを打った水野貴行(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)

 集団は15~20秒差で水野を泳がせる形だが、暑さと強風が選手個々の体力を少しずつ奪っていく。水野を吸収するためのペースアップは一定せず、集団は何度も割れては戻るを繰り返し、体力を消耗した選手が遅れ、徐々に人数を減らしていく。

 ようやく水野の逃げが捕まり、不安定な集団から再びデリアックが動いた。多くの選手がマークしていたはずだが、このデリアックのアタックに反応できた選手はおらず、単独での逃げを許してしまった。

 出遅れた水野恭兵と小渡健悟のシエルヴォ奈良コンビが追走するが届かず、デリアックは約20kmを逃げ切り優勝した。水野、小渡は集団に戻りゴール勝負へ。2着争いは、ロングスパートをかけた小西がそのまま逃げ切り2位に入った。

デリアックを追う小渡健悟と水野恭兵(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)デリアックを追う小渡健悟と水野恭兵(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDA)
独走で優勝のロイック・デリアック(KINAN-AACA)。スポンサーをアピール独走で優勝のロイック・デリアック(KINAN-AACA)。スポンサーをアピール

7月・8月はステージレース形式で

 AACAカップでは、7月12~13日開催の第14戦の要項を発表している。この大会と8月16~17日開催の第15戦は、いずれも2日間のステージレース形式(一日のみの参加も可能)で、個人タイムトライアル、クリテリウム、ロードレースを組み合わせて争われる。

レポート 加藤康則(KINAN-AACA)

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