工具はともだち<49>最小限の工具でサイクリングへ 組み合わせ自由なオリジナルマルチツールの作り方

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六角棒レンチのサイズを自分の好きな組み合わせにできるKTC「マルチツール 4システム(HLM04)」六角棒レンチのサイズを自分の好きな組み合わせにできるKTC「マルチツール 4システム(HLM04)」

 サッカーワールドカップが開幕しましたね。パブリックビューイング会場でこの記事を読んでいる、なんて方がいたらうれしいです。スポーツが盛り上がる時期ですし、サイクリストの皆さんは走りたくてムズムズされていることでしょう。ですが今は梅雨。雨脚の強いときはお出かけを少し我慢して、インドア活動もいいのでは?

 ということで今回は、携帯用オリジナルマルチツールの作り方をご紹介していきます。ビット交換によって、自分に必要なサイズの六角棒レンチを組み合わせられるのが特長のアイテムです。

安全に、気持ちよく使える工夫

 軽い自転車、そして少ない荷物でサイクリング。これが理想的ですよね。でも予想外のメカトラブルはつきもので、最小限の工具は持っていきたいところです。できれば、愛車に合わせて自分仕様で。

 そんな緊急事態に備えるためのマルチツールは、さまざまな工具が一体になっているモデルと、必要最小限の種類に抑えたモデルが多いようですね。KTCの必要最小限なモデルは「マルチツール 4システム(HLM04)」です。

 マルチツール 4システムに使われているビットはネジにしっかりと接するため、確実に力を伝達し、かつネジから工具が外れにくくなっています。ビットは90°、180°、270°の各位置できっちりとクリックストップする構造。安全に力をかけられる工夫です。

 さらに、筆者おすすめの機構があります。ビット間にスペーサーを設けている独立構造で、ビットを引き出した時にとなりのビットが一緒に飛び出してくることがありません。多くのマルチツールを見てきましたがこういった工夫はあまりないようですし、お客さまが気持ち良く使えるよう配慮できていると思います。

愛着をもてる自分仕様

 ではこれから、オリジナルマルチツールの作り方を説明します。テーマは「出先でも安心 My マルチツール」。サイクリング中に必要になりそうなサイズのビット、マルチツール 4システム本体、止めネジを回すための2.5mmの六角棒レンチを用意しましょう。外した部品をなくさないように、トレイなどの収納具もあると安心ですよ。

 分解方法は本当に簡単です。2.5mmの六角棒レンチを使って、止めネジを緩めていきます。スペーサーやワッシャ、ボルトは再利用しますので、保管しておいて下さい。

 こんどは組み付けです。外したボルトにワッシャ→ビットと、分解した逆の順番で組み付けていきます。使用頻度などを考慮して組み付けるビットの順番にもこだわれば、愛着をもてるあなた仕様のマルチツールになるのではないでしょうか。

 最後にカバーをネジで止めます。試しにビットを取り出してみて、スムーズな動きであれば無事完成です。

 工具は単機能なものが多く、ユーザーが分解するような製品は多くはありません。ですが、マルチツールのように分解・組付していただけるアイテムは大切に使っていただけると思います。マルチツール 4システムの詳細はこちらからご覧ください。

 ちなみに、分解する時に便利なトレイはKTCでも発売しています。トレイセットを購入された方に今夏発売の新カタログを先行プレゼントするキャンペーンも実施していますので、ぜひチェックしてみて下さいね。

小池覚(こいけ・さとる)

KTC(京都機械工具)へ入社後、販売企画や商品開発に携わる。学生時代から二輪、四輪が趣味で、整備経験が豊富。自転車は実は始めたばかりだが、工具のプロとして、サイクリストにも整備の“いろは”を伝えることに燃えている。

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