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霊山・木曽御岳山の麓を走る人気のマラソンMTBイベントオフロードを、上って下ってアドベンチャー 春の王滝でマウンテンバイクの楽しさ新発見!

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 ついに梅雨入りしていまいましたね。サイクリストの私としては、太陽光と風を受けて走るのがとても好きなので、悩ましい季節です。しかも、意外なことにこの時季の晴れの日が一番紫外線の量が多い…モデルという職業柄、日焼けが気になり、ますます悩ましいです。さて今回は…

今回は国内マラソン系MTBレースの最高峰「セルフディスカバリーイン王滝」に参加! 俗世と離れた場所でのアドベンチャーレースです!今回は国内マラソン系MTBレースの最高峰「セルフディスカバリーイン王滝」に参加! 俗世と離れた場所でのアドベンチャーレースです!

 5月24日、日焼け止めを握りしめ、長野県木曽郡王滝村で開催された国内MTBマラソン系最長イベント「セルフディスカバリーアドベンチャー・イン・王滝」(以下王滝)に参戦してきました。

大会前日の受付。計測チップや大会のパンフレットをスタッフの方より戴く。大会前日の受付。計測チップや大会のパンフレットをスタッフの方より戴く。

 王滝村は長野県の南西部、御岳山の麓に位置する人口867人(6月1日現在)の小さな村です。JRの最寄り駅は…と言っても約20km離れている、中央本線の「木曽福島駅」。四方を山で囲まれ、大自然を満喫できる環境です。

 地図で確認すると、お隣は温泉で有名な岐阜県下呂市。ですが、間には広大な山地が広がっていて、残念ながら王滝村からはアクセスできません。ここには一般には通行できない、中部森林管理局の営林署専用林道のみが張り巡らされていています。実は…王滝のイベントは、普段立入ることのできない、広大な森林地帯を縫う長大な林道を利用し、コースが設定されているのです。

 梅雨入り前で湿度が低く、排気ガスの影響のないキレイな空気は、緑をキラキラととても鮮やかに浮かび上がらせます。いや〜梅雨入り前ってとっても良い季節ですね。まあ、この景色からは想像を絶する、荒々しい道を走ることになるんですけれどね…

マウンテンバイカーはよく食べる? 振る舞われた食事があっという間になくなります。この人数での乾杯はやはり盛り上がりますね!マウンテンバイカーはよく食べる? 振る舞われた食事があっという間になくなります。この人数での乾杯はやはり盛り上がりますね!
各方面で活躍中のモデルで親友の山下晃和君(写真左)。彼が誘った同級生達は不安と興奮の初王滝!各方面で活躍中のモデルで親友の山下晃和君(写真左)。彼が誘った同級生達は不安と興奮の初王滝!
ドリンクを片手にしっかりと競技説明を受けよう。人里離れた場所でのレース。場所によっては救急車が来られない場所かもドリンクを片手にしっかりと競技説明を受けよう。人里離れた場所でのレース。場所によっては救急車が来られない場所かも

早朝、大量のライダーが山へと消えていく

 前日に受付、競技説明会とウエルカムパーティーを終え、いよいよレースデイ。午前4時、シーンと静まりかえった夜明け前から選手達はバイクをスタート位置に並べます。王滝村の朝はとても早い。2001年の第1回大会から順調に参加者数を増やし、今年は1155人がスタートラインに並びました。

 霊山である御岳山に無事を祈願し、午前6時ちょうどに100kmクラスのパレードランがスタートです。

スタートラインから並ぶ個性豊かなMTB。壮観である。仮設トイレは用意されているが、順番待ちの列が出来る。注意しようスタートラインから並ぶ個性豊かなMTB。壮観である。仮設トイレは用意されているが、順番待ちの列が出来る。注意しよう
霊山、御岳山に向け皆でお参り。無事を祈願して神事が執り行われる。一瞬の静寂が訪れ緊張感が増す霊山、御岳山に向け皆でお参り。無事を祈願して神事が執り行われる。一瞬の静寂が訪れ緊張感が増す
前回のレースで優秀な成績だったライダーは最前列へ誘導される。トップレーサーは意外に軽装なことに注目!前回のレースで優秀な成績だったライダーは最前列へ誘導される。トップレーサーは意外に軽装なことに注目!
ホビーライダーの方々。レーサージャージやエンデューロウエア(下り区間だけタイムを競うレース)といった、様々なファッションで王滝へ挑む。あっ、後ろで落車もホビーライダーの方々。レーサージャージやエンデューロウエア(下り区間だけタイムを競うレース)といった、様々なファッションで王滝へ挑む。あっ、後ろで落車も
トップがスタートしてから2分経った。最後尾はスタートのアーチをまだ通過していない。参加人数の多さを実感するトップがスタートしてから2分経った。最後尾はスタートのアーチをまだ通過していない。参加人数の多さを実感する

 王滝はレベルに合わせて3つのカテゴリー(100km、42km、20km)から選べます。過去に100kmも完走している私ですが、今回は取材もあったので短縮版の42kmコース。100kmのトップ選手を待ち伏せし、写真に納めようという算段です。

 午前7時、42kmクラスがスタート。計測ポイントを越えても、しばらくは舗装路を走行します。先は長いので心拍数が上がり過ぎないよう、ハートレートモニターで強度を監視。調子は良さそうだ。順調な滑り出し。

 そして、いよいよこの時が! プツリと舗装路が途切れます。斜度がグンッとキツくなります。斜度10%を超える道が、空に向かって伸びていきます。

42kmクラスのパレード走行。より上の順位を目指すなら距離が短い分、高負荷を維持しなければならない42kmクラスのパレード走行。より上の順位を目指すなら距離が短い分、高負荷を維持しなければならない
進めば進む程、人の生活感を感じなくなる。電柱すら無くなってしまう。近くに他のライダーが居なかったら、すぐに引き返すだろう進めば進む程、人の生活感を感じなくなる。電柱すら無くなってしまう。近くに他のライダーが居なかったら、すぐに引き返すだろう
42kmクラスのスタート後、トンネルが。照明は一つもない。十分な光量のあるライトの装着を強くオススメします42kmクラスのスタート後、トンネルが。照明は一つもない。十分な光量のあるライトの装着を強くオススメします
暫く続いた舗装路はここで終わり。Vの字に折り返して本格的な登りのスタート。写真からその斜度がわかるでしょうか?暫く続いた舗装路はここで終わり。Vの字に折り返して本格的な登りのスタート。写真からその斜度がわかるでしょうか?
空へ向かっていく道。遠くの山を見て自分がどれだけ登ってきたかを感じられる。何度もアップダウン。ボディーブローのようにスタミナを削られる空へ向かっていく道。遠くの山を見て自分がどれだけ登ってきたかを感じられる。何度もアップダウン。ボディーブローのようにスタミナを削られる

 心拍を上げないように…ペースを落として…

 ですが、それは無理なのです。風雨に晒されている道はゴツゴツとした岩が転がり、積極的に全身を使いバランスを取らなければなりません。
さもなくば、ガタガタとバイクは暴れ大失速。一度足を着くと再スタートが困難になります。制限時間をクリアするためには、登りを頑張らなければなりません。気を抜くことは許されないのです。

 42kmといっても非常にハードなコース。スタート地点から700mを駆け上がり、そこからはアップダウンの連続です。

 見事にコースプロフィールは鋸の歯の様相。それでも、マウンテンバイク乗りは厳しいコースに挑むのです。前も後ろも右も左も、走る全員「はぁはぁぜぇぜぇ」。ドリンクが満タンだった背中のハイドレーションパックは、その暑さであっという間に軽くなっていきます。

コース中盤、木々が低くなる区間に注意が必要だ。登坂区間の高負荷時に直射日光が照りつける。ボーッとする前に休憩が必要だ。天然エイドステーションも積極的に使おうコース中盤、木々が低くなる区間に注意が必要だ。登坂区間の高負荷時に直射日光が照りつける。ボーッとする前に休憩が必要だ。天然エイドステーションも積極的に使おう
コースで最も傾斜がある部分。水分だけではなく流れ出てしまう塩分もしっかりと補給しよう。この登坂で力んだ瞬間に脚が攣ってしまうぞ!コースで最も傾斜がある部分。水分だけではなく流れ出てしまう塩分もしっかりと補給しよう。この登坂で力んだ瞬間に脚が攣ってしまうぞ!
つらい…暑い…。汗で日焼け止めは流れ落ちてしまってないだろうか…つらい…暑い…。汗で日焼け止めは流れ落ちてしまってないだろうか…

 そして、やっとの思いで下りに突入! ですが「やった!休める!」と思うのは大間違い。王滝では下りこそ神経を研ぎすまさなければなりません。大きなアクシデントが待っているかもしれないのだから。

 コーナーが近づいてきて、ブレーキ。タイヤはストッピングパワーで潰れ、フロントサスペンションも大きく縮む。しかし同時に、身体は慣性の法則で真っすぐに進もうとし、バイクは簡単に倒れてくれない。つまり、なかなか曲がらない状態です。そんな中、自分の走りたい方向を瞬時に判断し、コントロールすることが重要です。途中、パンクして立ち止まってしまったライダーを数えきれないほど目にしました。幸い、けがはなさそうでした。

尖った石はいとも簡単にタイヤの空気を抜いてしまう。家の軒先での修理とは訳が違う。王滝に挑む前に十分なパンク修理の練習をしておきたい尖った石はいとも簡単にタイヤの空気を抜いてしまう。家の軒先での修理とは訳が違う。王滝に挑む前に十分なパンク修理の練習をしておきたい
これまで走ってきた道を見下ろすとそこには絶景が。ひしゃげたガードレールは落石の影響。のんびりしているのも怖いので先を急ごう!これまで走ってきた道を見下ろすとそこには絶景が。ひしゃげたガードレールは落石の影響。のんびりしているのも怖いので先を急ごう!
大自然の脅威、崖崩れの跡が見える。王滝のコース幾度となく変更されている。風雨で道や橋が流されてしまうからだ大自然の脅威、崖崩れの跡が見える。王滝のコース幾度となく変更されている。風雨で道や橋が流されてしまうからだ
エイドステーションでパワーバーや水を必ず補給しよう。激しい運動をしているときは食欲がなくなると思うが、積極的に摂取しなければならないエイドステーションでパワーバーや水を必ず補給しよう。激しい運動をしているときは食欲がなくなると思うが、積極的に摂取しなければならない
いとも簡単にチェーンオイルが泥水と砂埃で流れてしまう。小さな容器に入れ携行するとよいでしょう。最終エイドでは注油のサービスもいとも簡単にチェーンオイルが泥水と砂埃で流れてしまう。小さな容器に入れ携行するとよいでしょう。最終エイドでは注油のサービスも
ライトウェイのスタッフさん。注油サービスは泣けるほどありがたいライトウェイのスタッフさん。注油サービスは泣けるほどありがたい

 常に集中することが必要で、気を抜く場所はエイドステーションのみ。体力的に余裕がある上級者でも終盤は気持ちが切れてしまいそうになるほどです。王滝はそんな厳しいコースなのです。

 …ですがプロは別次元でした。途中で見た100kmクラスのトップ争いは、アクセル全開。信じられないスピードで駆け抜けていきます。

ここは川。だけど石が運ばれ、川底はどこに?状態。道が流されるのも頷けます…ここは川。だけど石が運ばれ、川底はどこに?状態。道が流されるのも頷けます…
「アレーアレー!」と声援を送る。パンクでの遅れを取り戻すべく池田選手が行く!「アレーアレー!」と声援を送る。パンクでの遅れを取り戻すべく池田選手が行く!

プロの装備をチェック!

 ここで少し時間を戻して、レース前日。ウエルカムパーティーで、海外で大活躍のマラソン・ステージレース系MTBレーサー、池田祐樹選手にお話を聞きました。最近ではヒマラヤ山脈で開催されたヤックアタックというレースで準優勝されたそうです。

REN「こんにちは。王滝は世界を走る池田選手から見てどういったコースなのですか?」

池田選手「悪路という点でみれば、海外にはもっと厳しいコースがあります。ですが獲得標高差をみると海外のコース以上だったりします」

REN「王滝ってそんなに厳しいコースだったのですね…では、王滝にはスペシャルなバイクを投入しているのですか?」

トピーク-エルゴンレーシングチーム所属レーサー池田祐樹選手。愛機はドイツのキャニオンだトピーク-エルゴンレーシングチーム所属レーサー池田祐樹選手。愛機はドイツのキャニオンだ
グリップはergon(エルゴン)だ。“ハンドル”に合わせた形状ではなく、“手のひら”に合わせた形状となっているグリップはergon(エルゴン)だ。“ハンドル”に合わせた形状ではなく、“手のひら”に合わせた形状となっている
マラソンレースやステージレースを走ると想像以上にダメージがある。池田選手曰く「コレだと次の日や2、3日経った後の疲労度が違う」とのことマラソンレースやステージレースを走ると想像以上にダメージがある。池田選手曰く「コレだと次の日や2、3日経った後の疲労度が違う」とのこと
「超戦だぁ!!!」と可愛らしい合言葉が貼ってある。池田選手はこれまでの経験でコースプロフィールを覚えているとのこと「超戦だぁ!!!」と可愛らしい合言葉が貼ってある。池田選手はこれまでの経験でコースプロフィールを覚えているとのこと

池田選手「いいえ。最近はマラソン系レースといえども、高速化が如実に進んでいます。スタート時はXCO(クロスカントリーオリンピックディスタンス)と変わらないスピードです。だからXCOを走るクロスカントリーバイクと変わりはありません。海外のマラソン・ステージレースではエイドでの補給が用意されているので、バックパックは背負いません。王滝では補給食やリペアパーツを背負って走るところが違いますね」

REN「セルフディスカバリーということですね。ありがとうございます」

マニアックな自転車がそこここに

 レース前日の時間、自転車マニアの私としては、他の参加者のバイクをチェックするのが楽しみ。新製品が付いているか?ポジションはどうだ?等々、すみずみまでチェック。こういったところも自転車の楽しみの一つ。私の好きな部分なのです。

 そんな中で見つけた、大変珍しい自転車で参加する大塚晃史さんにもお話を伺いました。

珍しいバイクで参加した大塚さん。フレームは1サイズ展開。「大きいのか小さいのかも分からない。乗り手がバイクに合わせる」という超人(変人)コメント珍しいバイクで参加した大塚さん。フレームは1サイズ展開。「大きいのか小さいのかも分からない。乗り手がバイクに合わせる」という超人(変人)コメント
超人(変人)ハンドル。「握る場所が沢山あるんです」「いやいや、そういうのは何か違うでしょう(笑)」超人(変人)ハンドル。「握る場所が沢山あるんです」「いやいや、そういうのは何か違うでしょう(笑)」
超人(変人)ドライブトレーン。シングルスピードです。やはり何かしらネジが飛んでいる…超人(変人)ドライブトレーン。シングルスピードです。やはり何かしらネジが飛んでいる…
シングルスピード部門は100kmの最後尾からスタート。シングルにファットタイヤそしてドロップハンドル。やはり何かしらネジ(以下略シングルスピード部門は100kmの最後尾からスタート。シングルにファットタイヤそしてドロップハンドル。やはり何かしらネジ(以下略

REN「この変わったバイクはなんですか?」

大塚さん「JonesBikes(ジョーンズバイク)というシングルスピードバイクです」

REN「うはぁ…シングルスピードで100kmですか…。しかし、どう考えてもこのハンドルの形状はオカシイでしょう!?(笑)」

大塚さん「この王滝で脚より腕が先に攣ります(笑)。抑えが効かないので真性のMにしか乗りこなせません(キリッ)」

 へ、変態さんだぁ〜(笑)。個性的なバイクに乗る人は、本人もかなり個性的!

 周りを見渡すと特殊なバイクで参加する方は、実はかなり多いです。ファットバイクや一輪車に乗るライダーの姿も。皆さん楽しそうでこちらまでニコニコとしてしまいます。個性豊かな人達が集まるウエルカムパーティーでは、何度も参加すると顔なじみもでき、まるで同窓会の様な雰囲気です。素敵ですね。

シングルスピードを愛する方々。年々その数は増えていっているようです。今年は長野県白馬岩岳スキー場での大会が予定されているシングルスピードを愛する方々。年々その数は増えていっているようです。今年は長野県白馬岩岳スキー場での大会が予定されている
3度見してしまう一輪車の存在! 想像以上に速くてビックリ! ブレーキもあり太めのタイヤを履かせられる専用の一台3度見してしまう一輪車の存在! 想像以上に速くてビックリ! ブレーキもあり太めのタイヤを履かせられる専用の一台
一輪車の特性的に転びやすいというのがあるので、防具はしっかりと身につける。王滝は自分で帰らなければならないレースだ一輪車の特性的に転びやすいというのがあるので、防具はしっかりと身につける。王滝は自分で帰らなければならないレースだ
私はこちらのファットタイヤに試乗させて頂いた。良い意味で期待を裏切る乗り心地。想像以上にタイヤは転がり、軽いペダリングで前に進む私はこちらのファットタイヤに試乗させて頂いた。良い意味で期待を裏切る乗り心地。想像以上にタイヤは転がり、軽いペダリングで前に進む
シクロクロス東京で一緒のチームで走った渡辺先生の姿も! 『弱虫ペダル』もMTBクロスカントリー編が始まる!?シクロクロス東京で一緒のチームで走った渡辺先生の姿も! 『弱虫ペダル』もMTBクロスカントリー編が始まる!?

山を越え、谷を越え…たどり着いた先に

 どれだけ走ったのでしょう。何度も山を越え、雨水の流れを横切ります。

 これまで私は大滝で、100kmコースに3度挑戦しています。1度目は80km地点でタイムオーバーによるリタイア、2度目はギリギリで完走、3度目は少々レベルアップし完走しています。しかし完走できても、毎回苦しいことに変わりません。

 なんでそんなに辛い思いを何度もする為に出場するのかって? 実は参加する度に様々な出来事が起こり、新たな発見が生まれているのです。

 例えば、補給食の内容だったり、走行ラインについてだったり、疲労困憊な極限状態でのパンク修理だったり…。まさに「アドベンチャー」。そこにドラマがあるからなのです。

見渡す限りの緑…地平線まで続いている。ここが王滝だ見渡す限りの緑…地平線まで続いている。ここが王滝だ
激坂区間アゲイン。押しが入るライダーも激坂区間アゲイン。押しが入るライダーも
巨大な石。というか岩。ガードレールをいとも簡単に破壊します。木々が低く、石がゴロゴロ転がっている箇所は注意が必要だ巨大な石。というか岩。ガードレールをいとも簡単に破壊します。木々が低く、石がゴロゴロ転がっている箇所は注意が必要だ
幾度となく繰り返される激坂…。耐えて、耐えてその先には…幾度となく繰り返される激坂…。耐えて、耐えてその先には…
遂にあと2km!もう少しでゴールだ!ん?まだゴールが見えない…。実際にはもう少しゴールは先だった遂にあと2km!もう少しでゴールだ!ん?まだゴールが見えない…。実際にはもう少しゴールは先だった

 42kmの看板を過ぎ…あれ?何キロあるの?…と思ったところで、ついにゴール地点のアーチが見えてきました!

 ゴール!

 人里離れた山奥から帰ってきたので安堵感に包まれます。ゴールの先に現れた舗装路と電柱にまで感動してしまいます!(笑)

 先に到着したライダーが皆、完走をねぎらって出迎えてくれます。同じコースに挑んだ者達。自然と皆仲間のような雰囲気です。皆さんの顔は達成感であふれていました。辛ければ辛いほど達成感も増しますね。不思議な連帯感も生まれてきます。

ゴール地点では仲間を待つライダーの姿が! 職場の上司が部下を待つ! 「先にゴールしても、待たせてもいけない」パワハラ接待ライドだ! キャノンデールジャパンの皆さん(笑)ゴール地点では仲間を待つライダーの姿が! 職場の上司が部下を待つ! 「先にゴールしても、待たせてもいけない」パワハラ接待ライドだ! キャノンデールジャパンの皆さん(笑)
今回の王滝からレフティとマビックを投入。肉薄なタイヤはパンクの可能性が高くなる。もしタイヤサイドを切ってしまったら…今回の王滝からレフティとマビックを投入。肉薄なタイヤはパンクの可能性が高くなる。もしタイヤサイドを切ってしまったら…
初めての王滝、新車のトンプソンで挑んだ安室さん。「下りが怖かった…」と安堵の表情を浮かべる初めての王滝、新車のトンプソンで挑んだ安室さん。「下りが怖かった…」と安堵の表情を浮かべる
レース後半、ほぼ同じペースでパックを作って走ったファットバイクの強敵(とも)と。強敵のパンクで私は先を行くことになった。またここで会おう!レース後半、ほぼ同じペースでパックを作って走ったファットバイクの強敵(とも)と。強敵のパンクで私は先を行くことになった。またここで会おう!
非日常な王滝を後にし、レンタカーのハイエースで家路につく。非常に心地よい疲れに包まれて…また参加しようと約束するのです非日常な王滝を後にし、レンタカーのハイエースで家路につく。非常に心地よい疲れに包まれて…また参加しようと約束するのです

 ゴール後の皆さんの表情、いかがですか?

 そうなんです。この温かい雰囲気が、ついつい王滝をリピートしてしまう、もう一つの大きな理由なのです。

 次回の開催は9月15日(月・祝日)。まだエントリー可能のようです。貴方もこの「王滝同窓生」になってみませんか?

小林 廉(こばやし・れん)/REN小林 廉(こばやし・れん)/REN

数々のCM・雑誌・ファッションショーで活躍するトップモデル。08年より本格的にスポーツサイクルに乗り始める。毎月発行される自転車雑誌に見ない月はないというほどの“乗れるモデル”。日本マウンテンバイク協会公認インストラクター。特技はウィリー(映像を見る)。身長188cm、体重74kg。東京都在住。オフィシャルブログ「REN’s World」。取材のお問い合わせは info.studioren@gmail.com まで

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