別府史之との3年ぶり直接対決はならず新城幸也が全日本選手権を回避 ツール・ド・フランス5度目の出場へ「集中する」

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今年のジロ・デ・イタリアをともに走った別府史之と新城幸也。全日本選手権で3年ぶりの“直接対決”は見られなくなった(砂田弓弦撮影)今年のジロ・デ・イタリアをともに走った別府史之と新城幸也。全日本選手権で3年ぶりの“直接対決”は見られなくなった(砂田弓弦撮影)

 ロードレースの現日本チャンピオンである新城幸也(チーム ヨーロッパカー)が、6月末に岩手県で行なわれる全日本選手権ロードに出場しないことがわかった。フランスで新城の広報担当を務める飯島美和さんが5日深夜(日本時間6日未明)、メディアや関係者に配信する「Teamユキヤ通信」で全日本欠場の意向を伝えた。

 それによると、新城は現在、チームからツール・ド・フランスへの出場を示唆されており、7月5日にイギリスで開幕するツールに専念するため、直前に移動の負担の大きい全日本ロードへの出場を回避する見込みだという。

 全日本ロードを主催する日本自転車競技連盟(JCF)が6月5日に発表したエントリー選手のリストには、新城をはじめ、2年前に優勝した土井雪広(チームUKYO)、3年前にこのコースで新城を下して全日本王者に輝いた別府史之(トレック ファクトリーレーシング)らが掲載されており、日本人の強豪選手が勢ぞろいすると期待されたが、本番は新城抜きでの戦いとなる。

 新城は次のようにコメントしている。

チームの総合エース、ピエール・ローランを守りながら走る新城。ローランからの信頼は厚い(砂田弓弦撮影)チームの総合エース、ピエール・ローランを守りながら走る新城。ローランからの信頼は厚い(砂田弓弦撮影)

 「今年はジロ・デ・イタリアを走っていますし、自分の年齢も考えると、全日本選手権後、イギリスでのツール開幕まで中4日と言う強行スケジュールでは、体がキツイと思います。自分の全日本出場を楽しみにしてくださっている皆様には大変申し訳ないという気持ちもありますし、また日本チャンピオンジャージを着て(ツールを)走りたいのですが、今年はツール・ド・フランスに集中するために、全日本選手権出場は難しい状況です」

 チームの監督からも、この日程での帰国は賛成できないと伝えられたといい、裏を返せば新城に対するチームからの期待と信頼が大きいといえる。現時点でチーム ヨーロッパカーはツール出場選手を明らかにしておらず、新城の出場も正式決定ではないが、この先大きなアクシデントがない限り、新城の5度目のツール出場は確実な情勢だ。

 6月1日までジロ・デ・イタリアを走った新城は、現在フランスの自宅に戻り、ジロ期間中3度の落車で痛めた体の治療に専念しているという。コンディションを整えた後、19日から22日まで、フランス・ピレネー地域で4日間のステージレース「ROUTE DU SUD」(ルート・デュ・スッド、UCIヨーロッパツアー2.1)に出場する予定だ。

(米山一輝)

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