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ツアー・オブ・ジャパン2014 アフターパーティーアジアのレースを欧州基準でサポート リーダージャージに見るチャンピオンシステムの哲学

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パーティーは東京タワーを間近に望むレストランで行なわれたパーティーは東京タワーを間近に望むレストランで行なわれた

 日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)は5月25日、東京ステージで戦いの幕を閉じた。レースを終えたその夜、都内でウェアメーカーのチャンピオンシステムが主催するアフターパーティーが開かれた。欧州のトップチームとして参戦したランプレ・メリダをはじめ、チャンピオンシステムがサポートするチームの選手やスタッフらが集まり、1週間に渡る大会を振り返った。

 パーティーは東京タワーのすぐそばのレストランで行なわれ、選手やチームスタッフをはじめ、スポンサー、大会関係者らが出席。「選手がくつろぐために開いた」(チャンピオンシステム・ジャパンの棈木亮二社長)という通り、選手たちはレースの緊張感から離れ、終始リラックスした雰囲気で食事やお酒を楽しんだ。また、会場内に映し出された今大会の映像に見入ったり、レースを振り返って会話に興じるなど、アフターレースのひとときを思い思いに過ごした。

レースを終えたばかりの選手、チームスタッフ、大会関係者が集まったレースを終えたばかりの選手、チームスタッフ、大会関係者が集まった
各チームのバイクも展示各チームのバイクも展示
チャンピオンシステム共同設立者のルイス・シー氏チャンピオンシステム共同設立者のルイス・シー氏
美味しい食事が供された美味しい食事が供された
レースを終え、ワインも楽しむレースを終え、ワインも楽しむ
会場のスクリーンにレースのダイジェスト映像が映し出された会場のスクリーンにレースのダイジェスト映像が映し出された
映像に見入る選手たち映像に見入る選手たち

 乾杯を音頭をとったのは、米チャンピオンシステム本社の共同創設者、ルイス・シー氏。チームの垣根を越えた歓談の後、パーティーに参加したチームがそれぞれ紹介された。今回のTOJに出場した全16チームのうち、チャンピオンシステムがウェアをサポートするチームは6チームに及んだ。

 続いて、各ステージでのリーダージャージ獲得選手が紹介された。今大会、伊豆ステージを除いた全5ステージで、チャンピオンシステムのウェアを着るチームが、ステージ優勝もしくは何らかのリーダージャージを獲得する活躍を見せている。

 各選手には、改めて新品のリーダージャージがプレゼントされた。このリーダージャージも、実はチャンピオンシステム製だ。

ランプレ・メリダランプレ・メリダ
ドラパック プロフェッショナルサイクリングドラパック プロフェッショナルサイクリング
アヴァンティ レーシングチームアヴァンティ レーシングチーム
OCBCシンガポール コンチネンタルサイクリングチームOCBCシンガポール コンチネンタルサイクリングチーム
HKSI プロサイクリングチームHKSI プロサイクリングチーム
Cプロジェクト(クロップス・チャンピオンシステム)Cプロジェクト(クロップス・チャンピオンシステム)

ヨーロッパ基準のリーダージャージをアジアのレースに

チャンピオンシステム・ジャパンの棈木社長(左)と、チャンピオンシステム共同設立者のルイス・シー氏(右)チャンピオンシステム・ジャパンの棈木社長(左)と、チャンピオンシステム共同設立者のルイス・シー氏(右)

 チャンピオンシステムはTOJだけでなく、多くのアジアツアーの大会でリーダージャージを提供している。シー氏にその理由を尋ねてみた。

 「もちろんプロモーションということもあるのですが、一番の理由は、アジアでちゃんとしたリーダージャージを使っているところが、会社を始めた2005年当時にはなかったことです。ヨーロッパではクオリティの高いリーダージャージが用意されるのに、アジアのレースでは主催者がウェアメーカーから購入して、(複数サイズが用意されないために)サイズの合わないリーダージャージをレースリーダーが着ているような状態でした。それではいけないと思い、ヨーロッパ基準のリーダージャージをサポートすることにしたのです」

大阪ステージでは、ドラパックのクラークが個人総合とポイント賞、ケルビーが新人賞を獲得大阪ステージでは、ドラパックのクラークが個人総合とポイント賞、ケルビーが新人賞を獲得
美濃ステージではドラパックのクラークが個人総合、ウィッパートがポイント賞と新人賞を獲得美濃ステージではドラパックのクラークが個人総合、ウィッパートがポイント賞と新人賞を獲得
南信州ステージではOCBCシンガポールのラボウが山岳賞、アヴァンティのベッキンセールが新人賞を獲得南信州ステージではOCBCシンガポールのラボウが山岳賞、アヴァンティのベッキンセールが新人賞を獲得
富士山ステージではOCBCシンガポールのラボウが山岳賞を獲得富士山ステージではOCBCシンガポールのラボウが山岳賞を獲得
東京ステージではランプレ・メリダのボニファジオがステージ優勝東京ステージではランプレ・メリダのボニファジオがステージ優勝
選手たちはリラックスした表情選手たちはリラックスした表情

 チャンピオンシステムがサポートする各大会では、その大会のイメージに合わせた特別デザインのリーダージャージが制作され、あらかじめ複数のサイズを用意。毎日のレース後、入賞者に合ったサイズのジャージへ、入賞者のチームのロゴを転写してリーダージャージを提供している。

「ファンの皆さんの熱気を感じられ、とても良い経験になりました。また近いうちに日本に戻ってきたいと思います」と話したポッツァート「ファンの皆さんの熱気を感じられ、とても良い経験になりました。また近いうちに日本に戻ってきたいと思います」と話したポッツァート

 またシー氏によると、チャンピオンシステムは今年、UCI登録の12チームにウェアをサポート。TOJにはそのうち6チーム、ちょうど半分が出場した計算だ。サポート基準はチームの強さではなく、それに関わる人たちの取り組み全体を評価できるかどうかで決めるそうだ。「強いか弱いかではありません」とシー氏。トップチームだけでなく、もっと下のクラスの活動をサポートすることもあるという。

 最後は選手を代表して、ランプレ・メリダのフィリッポ・ポッツァート選手があいさつ。参加者全員が記念写真に納まり、楽しい宴はお開きとなった。

(レポート 米山一輝)

最後はパーティー参加者全員で記念写真最後はパーティー参加者全員で記念写真

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