ツール・ド・熊野2014 プロローグ和歌山・新宮でツール・ド・熊野が開幕 プロローグTTはドラパックのクラークが優勝

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 初夏の熊野路を舞台にした4日間のステージレース「ツール・ド・熊野」(UCIアジアツアー2.2)が5月29日、和歌山県新宮市で開幕した。29日は新宮市内でプロローグの個人タイムトライアル(TT)が行なわれ、ウィリアム・クラーク(オーストラリア、ドラパック プロフェッショナルサイクリング)が優勝、イエローの総合リーダージャージに袖を通した。

イエローの総合リーダージャージに袖を通したクラークイエローの総合リーダージャージに袖を通したクラーク

 プロローグのコースは熊野川河口付近に設けられ、距離はわずか0.7km。河川敷に設けられたスタート台からまっすぐ約400mを走り、橋を渡り反対側の河川敷を戻ってくる。コース中にダッシュを2回する必要があり、短い距離と相まって加速力が重要となる。レースには20チーム、114人の選手がエントリーした。

最速タイムを記録したクラーク(ドラパック)最速タイムを記録したクラーク(ドラパック)

 午後3時半過ぎから、各選手が30秒間隔でスタートしていく。第1走者は開催地である新宮市に本拠地を置く「キナンAACA」の阿曽圭佑選手。スタート時に予定より早くピストルが鳴ってしまうトラブルがあったが、スタッフ、選手ともに落ち着いて対応し、特に問題とはならず。阿曽選手はしばらくは暫定1位のホットシートに座り、地元からの熱い声援を受けていた。

 優勝したのは、後半につれて若干強まった感のある風をもろともせず踏み切ったドラパックのウィリアム・クラーク(オーストラリア)。クラークは前週開催されたツアー・オブ・ジャパンでも第1ステージの個人TTを制しており、短距離の平坦TTでの強さを、ここ熊野でも発揮した。2位にはチームガストのシャオ・シーシン(台湾)、3位にはまたドラパックのワウテル・ウィッパート(オーストラリア)が入った。日本人選手の最上位には大久保陣(宇都宮ブリッツェン)が4位に入っている。

2位のシャオ(ガスト)2位のシャオ(ガスト)
3位のウィッパート(ドラパック)3位のウィッパート(ドラパック)
4位で日本人最上位に入った大久保陣(宇都宮ブリッツェン)4位で日本人最上位に入った大久保陣(宇都宮ブリッツェン)
レース後、新宮市内でオープニングセレモニーが行なわれたレース後、新宮市内でオープニングセレモニーが行なわれた

 優勝したクラークから最下位まで、その差は10秒未満。翌日のは第1ステージは、熱いアタック合戦となることが予想される。レースは新宮駅前からレースが行なわれる赤木川清流コースまでの18kmをパレード走行した後、1周16.3kmの周回コースを7周、114.1kmで争われる。平坦区間の長いスピードコースだが、一部に道幅が狭い区間や急勾配区間を含み、例年目まぐるしいレースが展開されている。

(レポート 池田新二/写真提供 SPORTS PRODUCE 熊野)

プロローグ結果
1 ウィリアム・クラーク(オーストラリア、ドラパック プロフェッショナル) 51秒05
2 シャオ・シーシン(台湾、チーム ガスト) 51秒20
3 ワウテル・ウィッパート(オランダ、ドラパック プロフェッショナル) 51秒39
4 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 51秒74
5 福田真平(愛三工業レーシングチーム) 52秒26
6 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) 52秒79
7 吉田隼人(シマノレーシング) 53秒00
8 大塚航(ロジャース レーシングチーム) 53秒04
9 野中竜馬(シマノレーシング) 53秒10
10 畑中勇介(シマノレーシング) 53秒31

ポイント総合
1 ウィリアム・クラーク(オーストラリア、ドラパック プロフェッショナル) 51秒05

U23総合
1 リュー・エンチー(台湾、チャイニーズタイペイナショナルチーム) 53秒45

チーム総合
1 ドラパック プロフェッショナル サイクリング 2分36秒
2 宇都宮ブリッツェン +1秒
3 チーム ガスト +2秒

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