バイクインプレッション2014「LOOK 695 AEROLIGHT」 カーボン素材を見直し、剛性と軽さに磨きをかけたフラッグシップ

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 プロ・ロードレースシーンに欠かせないメーカーの1つが、フランスのルックだ。ビンディングペダルの元祖とも言われる同社は、現在もペダルでは高いシェアを誇り、カーボンフレームもまた、高性能かつ通好みな仕上がりで、憧れの存在であり続けている。今回試乗するのはフラッグシップモデルの「695エアロライト」。カーボン素材のグレードアップでフレームは軽量化され、付属するステムも新設計になるなど、細やかなマイナーチェンジで性能は大きく向上している。

「LOOK 695 AEROLIGHT」(ルック 695エアロライト)「LOOK 695 AEROLIGHT」(ルック 695エアロライト)

「LOOK 695 AEROLIGHT」(ルック 695エアロライト)
税抜価格:649,800円(プレミアムカラー、フレーム)
599,800円(フレーム)
サイズ:49、51、53、55、57、59
カラー:プロチーム、ヘリテージ、リフレクトカーボンマット
問い合わせ先:ユーロスポーツインテグレーション  http://www.eurosports.co.jp/

スペック

フレーム:1.5K HMカーボン
フォーク:HSC7エアロフォーク、エアロブレーキシステム
変速機:シマノ・デュラエース
ギヤ:ルック・ZED2クランク 50×34T、11-25T(11S)
ホイール:シマノ・WH-7900-C35-TU
重量:1260g(未塗装Mサイズ フレーム925g、フォーク335g)

エアロブレーキシステムの採用によって、シートステーにはブリッジが必要無くなり、軽量化とエアロ効果をもたらしたエアロブレーキシステムの採用によって、シートステーにはブリッジが必要無くなり、軽量化とエアロ効果をもたらした
フロントブレーキはフォークに内蔵。優れた空力性能を実現し、剛性を高くしつつも軽量に仕上げられているフロントブレーキはフォークに内蔵。優れた空力性能を実現し、剛性を高くしつつも軽量に仕上げられている
付属するオリジナルのエアロステムからワイヤーを内蔵する。調整範囲がプラス17°からマイナス13°に拡大し、149gと軽量なのも特徴だ付属するオリジナルのエアロステムからワイヤーを内蔵する。調整範囲がプラス17°からマイナス13°に拡大し、149gと軽量なのも特徴だ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作
Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する
米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 マイナーチェンジしたのが記憶に新しいフラッグシップモデルだね。以前この企画で前モデルの695を乗っているけど、今回乗ってみてどんな印象だった?

松尾 違いは感じられましたね。カーボン素材を変更しているということで、表面上の固さが増してキビキビ感が出たと思います。前作は良い意味でフワフワしてたのが印象に残っていますが、踏み応えも感じられました。

米山 ルックは、ブランド特有の大きくてしなやかな乗り味が良いね。フワフワでは無けれど、「695エアロライト」もフワッと飛んでいる感覚がある。

松尾 重心がもともと高めで、リズミカルなダンシングができるフレームでしたよね。それが、少し重心が下がったイメージで、上りの軽快さに加えて平地でのダッシュや巡行の際の安定感も増していると思います。

米山 うん。とても良いバイクなんだけど、ゆっくり走るバイクではないよね。

松尾 中〜高速域での伸びが気持ち良いバイクですね。剛性はあるのにリズミカルに軽くペダリングできるのは魅力。トップモデルにありがちなパリパリな剛性感ではなく、ソフトに感じるのによく進むので不思議です。

米山 楽しく走れる速度域が高めなので、ある程度以上走れる人でなければ本当に楽しむことはできないかも。今の自分が乗るとしたら、1年くらいまじめに練習させてって思うよ。と、中級者以上にオススメしたい。

松尾 空力性能の高さも実感できたので、ディープリムをセットしてトライアスロンにも合うと思います。特徴的な、フロントブレーキに関しては、整備に気を使いそうなのでそこだけちょっと心配。利き具合とコントロールの具合は良いのでしっかりと整備した上でレースに臨みたいです。

米山 そうだね。セッティングは気を使いそう。とはいえ、フロントもリヤもスッキリとして見た目もいいし、エアロ効果も高ければ理にかなっている。

松尾 ルック特有のリズミカルさが上りでも本当に気持ち良く走れるし、下りではフォークの高い剛性に安心できました。剛性が増して手堅く進化をしていますし、専用のクランクやステムも含めて良いバイクでしたね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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