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子育て満点バイク in アジア<4>木漏れ日が気持ちいい“ガーデンシティー”シンガポールで子連れサイクリング

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買い物に来たスーパーの前で買い物に来たスーパーの前で

 夫の新しい赴任地となったシンガポールへ、3月に家族で引っ越してきました。気温30度を超えるムシムシとした暑さや、突然降るバケツをひっくり返したようなスコール…熱帯の気候にもだんだんと慣れてきました。昼間は暑いので、外を歩いたり、ましてやスポーツをしたりなんて人は多くはありません。それでも、たまにロードバイクに乗ったサイクリストを見かけると「走ってる、走ってるー!」と嬉しくなって、つい反応してしまいます。

熱帯地方のサイクリング

初乗りへGO! 交通量の多い道は排気ガスがすごいのでマスクを着用します初乗りへGO! 交通量の多い道は排気ガスがすごいのでマスクを着用します

 私もさっそく、日本から持ってきた“満点バイク”に乗って、シンガポールの路上へ繰り出してきました! もちろん、息子たちもチャリオットに乗って一緒です。初めてのライドは野菜の買い出しで、夫と一緒にオーガニックスーパーへ。日本ではそれほど自転車に馴染みのなかった夫は、こちらへ来てから片道12kmほどの自転車通勤をはじめましたよ。

 シンガポールの太陽の下はとても暑く、長居はできません。はたしてこんなに暑い中、息子たちを乗せて走れるのだろうか…と心配していたのですが、背の高い街路樹が道路に陰を作り、なんと、涼しくさわやかだったのです!

 1965年の建国以来、都市計画を重点課題として緑化を進めてきたシンガポール。今や世界有数の緑豊かな“ガーデンシティー”となりました。おかげでサイクリングをしていても直射日光を受けることは少なく、木漏れ日の中をさわやかに駆け抜けることができます。

 また公共交通機関ではバスが発達していて、国内全域を網羅しています。距離に応じて課金される運賃は100円前後と安く、本数も多いのでバスでどこへでも行けてしまいます。

ラッシュ時を避けて快適子連れライド

 反面、道路の左端を走るサイクリストにとってバスは強敵。夫曰く、バス停はあちこちにあり、朝夕の通勤ラッシュの時は危険な運転をするバスも多くて危ないのだとか。バスのうしろにいたらさぞかし走りにくいだろうなぁ…と身構えていたら、この日は思いのほか気にならずに走れました。本当は涼しい朝夕に走りたくても、子連れサイクリングの大原則は、ラッシュ時を避けることですね!

 なお、バス停もところによっては歩道側へ入りこんでスペースが確保されていて、たとえ目の前でバスが停車しても自転車はそのまま走り続けることができますよ。

よく出かける家の前の自然公園。ジャングルのように木々が生い茂っていますよく出かける家の前の自然公園。ジャングルのように木々が生い茂っています
近所のマーケットへの買い物もチャリオットで。注目の的です近所のマーケットへの買い物もチャリオットで。注目の的です

 チャリオットをベビーカーとして使っていると、買い物や散歩のあいだによく声をかけられます。チャイルドシートをつけている自転車は見かけますが、まだまだチャリオットは珍しいようです。必ず聞かれるのがその価格。最近ではもう自分から言ってしまうこともあります(笑)。

 シンガポールでは交通量が多く、排気ガスで空気が汚れているのが難点。私はマスクを着用してサイクリングをしているほどです。それでも、自転車で走ることができる公園や道が整備され、マレーシアなどの近隣諸国へも気軽に出かけられることは大きな魅力に違いありません。時間と場所を選びながら、シンガポール式自転車ライフを楽しんでいきたいと思います。

山田美緒山田美緒(やまだ・みお)

サイクリストとして世界中を旅した経験から一般社団法人コグウェイを設立し、「四国ディスカバリーライド」「コグウェイin台湾」などを主催。著書に、アフリカ大陸縦断記をまとめた『マンゴーと丸坊主』、女性サイクリストたちとの旅や交流の体験記『満点バイク』がある。2014年3月よりシンガポール在住。ブログURL(http://mantem.exblog.jp/

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