SankeiBiz【ステップアップ】よりシリーズ最高性能と初心者向けモデルを両立 フェルトの最新エアロロード「AR」

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ライトウェイプロダクツジャパンが発売したFELT製最新エアロロード「AR FRD」ライトウェイプロダクツジャパンが発売したFELT製最新エアロロード「AR FRD」

 スポーツ自転車製造販売のライトウェイプロダクツジャパン(東京都豊島区)はこのほど、米独2カ国を拠点とするレース向けブランド「FELT(フェルト)」の最新エアロロードバイク(空力抵抗を減らしたロードレース用自転車)「AR」の最新シリーズ「FRD(フェルト・レーシング・デベロップメント)」の出荷を始めた。新技術でシリーズ最高の性能を実現する一方、量産化により製造単価を引き下げ、初心者向け低価格モデルもラインアップした。

フェルト最高の空力特性発揮

 トライアスロン用バイクの製造を原点とするフェルトはタイムトライアルレースで重視されていたエアロダイナミクス(空気の流体力学)の考え方をロードバイクにも応用。2009年からエアロロードを販売している。

 カーボン(炭素繊維強化樹脂)製フレームを採用したARの最新シリーズの空気抵抗値は同社の高性能ロードバイク「F」シリーズに比べ最大31.1%、初代ARに比べても14.7%減少させた。これを実現したのが、フレームとフロントフォーク(前輪軸とハンドル部分をつなぐパーツ)を一体化した「ツイン・テール・フォーク」や、後輪用ブレーキの取り付け位置を一般的なシートステー上部からフレーム最下部に変えた「リアブレーキ・オン・チェーンステー」という新機軸。

 米カリフォルニア州にある風洞実験施設でのデータのコンピューター解析により、これらのパーツは従来のままでは空気抵抗が大きいことが分かった。

 また、最新ARはシートポスト(サドルを支えるパイプ)の向きを前後に変えるだけで、フレームの最適ジオメトリー(形状)が違うロードレース用とトライアスロン用どちらにも対応できる「VGO」を採用した。

 プロレースで使われる高性能モデルだが、今回初めて一般向け販売を始めたところ、昨秋の発表以来「多くの引き合いがあり、サイズによっては完売状態」(ライトウェイ)という。

 価格はコンポーネントにシマノ製新型電動アルテグラを搭載した最高級モデル「AR2」(重量は7.4キロ)が66万8千円(税抜き、以下同)。シマノ製105を搭載した入門モデル「AR5」が26万8千円、同じエアロフレームながらアルミ製の「AR15」が18万8千円。ライトウェイ社は「量産化で値段的にも、こなれてきた」として、今年度はAR全体の販売台数で前年度比5%増を目標に掲げている。

 ロードバイクの速度性能の決め手は重量だったが、技術革新により主要メーカーの高級モデルはプロレースの国際機関、国際自転車競技連合(UCI)が定めた最低重量(6.8kg)で横並びとなり、エアロロードの開発競争が活発化している。(産経新聞東京編集局経済本部・佐藤健二)

SankeiBizより)

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