バイクインプレッション2014「BH ULTRALIGHT」 上りで輝く超軽量バイク、ギュンと進む踏み心地の良さを体感

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 BHは100年以上の歴史を持つ、スペインの総合バイクブランド。近年もプロチームや選手への積極的なサポートを行い、高性能のバイクを生み出している。「ウルトラライト」はその名の通り、トップレーシングバイクに期待される要素を満たしながら非常に軽量に仕上げられたフレームで、最小サイズのXXSでは747gとなっている。上りで輝けるように設計されたフレームだが、剛性は高く、スピードの上げ下げにも対応できるポテンシャルを備えている。

「BH ULTRALIGHT」(ビーエイチ ウルトラライト)「BH ULTRALIGHT」(ビーエイチ ウルトラライト)

BH ULTRALIGHT(ビーエイチ ウルトラライト)
価格:370,000円(フレーム、税抜)
(セミオーダーシステムに対応する)
サイズ:45、47、48、50、54
カラー:マットダークブラック、マットブラック×グリーン
問い合わせ先:アキコーポレーション http://www.bhbikes-jp.com/

スペック

フレーム:カーボン
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・デュラエース
ギヤ: シマノ・デュラエース50×34T、11-25T(11S)
ホイール:4ZA・CIRRUS PRO T30
重量:790g(Sサイズ、フレーム)、305g(フォーク)

細身のシートステーとガッチリとしたチェーンステーの組み合わせ。超軽量クラスのフレーム重量だが、横剛性が高くパワー伝達にも優れているという細身のシートステーとガッチリとしたチェーンステーの組み合わせ。超軽量クラスのフレーム重量だが、横剛性が高くパワー伝達にも優れているという
なめらかな造形のモノコックフレーム。インナーケーブルルーティングを採用し、機械式、電動式コンポーネントの両方に対応するなめらかな造形のモノコックフレーム。インナーケーブルルーティングを採用し、機械式、電動式コンポーネントの両方に対応する
横剛性の高い新規格、全幅86.5mmのBB386EVO構造を採用する横剛性の高い新規格、全幅86.5mmのBB386EVO構造を採用する

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

松尾 フラッグシップモデルの「G6」と同価格ですね。「ウルトラライト」は日本のヒルクライムレースによく合うバイクです。

米山 持って軽いね。そして踏んで軽い。

松尾 ええ。それでいて上り専用ではなく、超軽量バイクと意識せずとも扱いきれるところに落ち着いているのは良いですね。フレーム全体の剛性は過度に高くないのですが、トルクを掛けてもしなりを生み出して粘ってくれるので、ロスなく走れていると感じました。フォークの剛性が高いですね。

米山 全体的にマイルド系でバランスも良い感じだなと思った。ロードレースやツーリングなどでも、幅広く使えそうだ。ただ、力任せにガシガシとスプリントするようなときはバイクが暴れないように気をつける必要がある。

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作
 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

松尾 そうですね、フロント荷重で思いっ切りスプリントするとリヤが跳ねましたので、上手なペダリングは必要です。ただ、トルクをしっかり掛けていくと、粘りのあるリヤバックがパリパリした進み具合ではなく、ギュンギュン進む感じで気持ちよかったですよ。

米山 踏み心地が良いよね。ペダリングしているときに絶妙な“引っかかり”と“抜け”があって、レース向けのバイクらしさが感じられた。

松尾 超軽量バイクであっても、フロント周りの安定性がかなり高いので不安感がありませんでした。コーナーワークやスプリントのように、バイクを振るようなシチュエーションでも不安感無し! ただ、少々もっさりした感じも見受けられたので、好みはあると思います。上りは軽さが活きていて良かったです。

米山 乗ってみて気持ちのよい走行フィールであることは、まず大事だよね。加速は軽いし、踏み心地が良い。「ウルトラライト」はセミオーダーシステムに対応していて、デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラからコンポーネントを選び、ハンドル・ステムなどのパーツも4パターンから選ぶことができる。わかりやすく、そして購入の際は範囲が決まっているから悩みにくくていいね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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