傾斜38°のバンクでケイリン競走トラックレース未経験者も楽しんだ「LinkTOHOKUトラックリーグ」第1戦 福島・泉崎で開催

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「LinkTOHOKUトラックリーグ」第1戦が行われた「LinkTOHOKUトラックリーグ」第1戦が行われた

 東北地方を中心にユニークなローカルレースを展開する「LinkTOHOKU」(リンク東北)によるトラックレースイベント「LinkTOHOKUトラックリーグ」第1戦が4月6日、福島県の泉崎国際サイクルスタジアムで開催された。「競輪選手になったつもり」をテーマに掲げたイベントで、トラックレースを身近に感じてもらえるようにと、ロードレーサーでも参加できるレースだ。

誰もが楽しめるルールと環境作り

 リンク東北トラックリーグのケイリン競走は、予選、準決勝、決勝と勝ち上がりで優勝者を決める方式だが、順位に応じて組み合わせを変えることで、参加者全員が3レースを走れるようになっている。3走目は実力差の少ない編成で行われる仕組みだ。

 ホビーレーサーでも楽しみやすいレースにするため、選手の風よけになる誘導員のスピードを規定より落とすといったの配慮がなされた。また、泉崎のバンクはカント(走路の傾斜)が38%とキツく、スピード不足になるとペダルが走路に接触する可能性も高くなるため、注意を喚起するなど安全対策も徹底された。

S級の渡辺正光選手が走りを披露S級の渡辺正光選手が走りを披露

 この日の講師を務めた地元出身の現役競輪選手、渡辺正光選手(S級2班・95期)は、周回で加速した状態からタイムを計測するフライング200mタイムトライアルのデモンストレーションを行った。気温が低くウォームアップが不十分ななかでも、競輪用の機材を使用して11秒(平均時速約65km)を記録し、参加者にプロの走りを披露した。

 その後は、渡辺選手によるトラックレース未経験者向けの講習を実施。前半は質疑応答、後半は実技で3人ずつのミニレースを実施し、参加者たちは角度のついた競技場を集団で走る感覚を身に付けた。

シリーズは年間全4戦

 そして本番となるケイリン競走は、1組6人×4組で行われた。経験が浅いためコーナーで外に膨れる選手もいたが、接触や落車もなく順調にレースは進んでいった。

 父親とおそろいのチーム スカイのジャージを着て参加した小学生の秋元あおくんは、堂々の走りを見せた。また、今回は3人の女性が参加。3人でケイリン競走を行い、SEKIみちのくの柏木選手が優勝した。

 そしてケイリン競走決勝に勝ち上がったのは、湘南ベルマーレクラブの佐柄勝弘選手、トラック種目のイベント「JCRCトライ・ザ・バンク」で実績を残す千葉大基選手、新潟大学の富川雄己選手ら6人。鐘と同時に冨川選手が先行し、2番手に佐柄選手がつけた。しかし、3コーナーで大外を捲った千葉選手が優勝。佐柄選手は2位、先行した冨川選手は3位となった。

勝ちあがった6人によるケイリン競走決勝勝ちあがった6人によるケイリン競走決勝
女性3人によるケイリン競走も行われた女性3人によるケイリン競走も行われた

 選手たちには、競輪のように着順に応じて、福島県内の自転車店「あぶくま自転車工房」「PAXCYCLE(パックスサイクル)」で使えるポイントが与えられた。

 5月25日に開催される第2戦は、第1戦からいくつかルールが変更され、ロードの部とトラックの部が分けて実施される。また、フライング1周(333m)による予選を導入し、その結果によって特選組、予選組を分け、脚力がそろった選手同士でレースを楽しめるようなる。シリーズは年間で全4戦が開催される予定だ。エントリーはこちらから

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