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海とそよ風の湘南デイズ<1>人生を変えたイタリア出身のイケメン“デニーロ”との出会い 甘酸っぱいライドの思い出

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 はじめまして、ナナです。私はもともと音楽オタクで、運動音痴。子供のころ、体育の授業で楽しかった記憶は、ドッジボールで最初から外野だった時だけ。スポーツとは無縁の人生のはずでした…2012年に“彼”と出会うまでは!

全財産を貢いだ“運命の出会い”

晴れた湘南の海をバックに、デニーロがかっこよく写るように悪戦苦闘して撮影晴れた湘南の海をバックに、デニーロがかっこよく写るように悪戦苦闘して撮影

 きっかけは、Cyclistで「腰痛ヲヤヂのトライデイズ」の連載を始めた、トライアスロンに熱中しているアイアンマンダディの影響で自転車に興味を持ったことでした。そして、“彼”との運命の出会いが訪れました。

 そう、彼の名は「デニーロ(♂)」。イタリア出身のイケメンです。はじめは「デ・ローザ R848」という名前だったのですが、彼の持つ雰囲気からデニーロと名付け、私と行動を共にする相棒に指名したというわけです。

 イタリアン・ブランドを背負った彼の指名料は、私の全財産という、新米社会人には賭けに近いような貢ぎっぷりだったのですが…。

 ともかく、彼に出会い、あちこちへ自転車で出かけるようになったおかげで、体力はUPし、仲間が増え、さらにスポーツ医学の研究まで始めることになったのだからさぁ大変。デニーロによって、人生の転機が訪れたのです。

 まずは、この1年余りの彼との甘酸っぱい思い出を、皆様に少し披露させてくださいね。

積極的に楽しんだ初めてのイベント

 初参加となった自転車イベントは、「バイシクルライド2013イン東京」。私は職場の同僚と3人で参加しました。普段はデニーロと私だけで、地元・湘南の海沿いを走ることがほとんどだったので、仲間と走るのも、初めて会う大勢の参加者と一緒に走るのも、そして東京都内を走るのも初めてでした。

バイシクルライド東京ではスターバックスの店員さんも応援に。疲れた体にジュースがしみました!バイシクルライド東京ではスターバックスの店員さんも応援に。疲れた体にジュースがしみました!
朝6時の人がいない表参道にてパチリ。すがすがしい朝です朝6時の人がいない表参道にてパチリ。すがすがしい朝です
芝公園にて、東京タワーとデニーロの雄姿芝公園にて、東京タワーとデニーロの雄姿
同じデローザ乗りの友人もできました!同じデローザ乗りの友人もできました!

 それまでは車窓から眺めてばかりだった六本木や銀座の風景を、風を感じながら走り抜ける贅沢なライドでした。デニーロの兄弟分や上位モデルをお見かけしたのも初めてのこと。同じ車種を見かけたら、知らない人でも自分から声をかけてしまうなど、信じられないくらい積極的に楽しむことができました。間違いなく、デニーロが肩を押してくれたのだと思っています!

 それに、見知らぬ私から声をかけられても、気さくに応じてくれるサイクリストたちに、明るい雰囲気を感じたことも印象に残っています。

さらに遠くへ デニーロとともに絶景を求めて

富良野で出走前、初の長距離ライドにだいぶ緊張してます。横にいる大学の後輩が健脚過ぎてあっという間についていけなくなりました富良野で出走前、初の長距離ライドにだいぶ緊張してます。横にいる大学の後輩が健脚過ぎてあっという間についていけなくなりました

 初イベントを達成して満足する私を横目に、相棒デニーロはさらなる達成感を求めているようでした。「どうしても北海道の空気を吸ってみたい」と言われ(!?)、「GREAT EARTH 富良野ライド」に出場することにしました。大学時代の後輩を誘い、休みを取って北海道への遠征旅行です。

 自転車の解体やセッティング方法もわからないまま、様々な人に助けられて何とか90km近くを走りきりました。そんなに長距離を走ったのは初めてだったので、疲弊してフラフラでしたが、それよりも富良野や美瑛の雄大な大地を駆け巡るコースにひたすら感動の連続でした。

美瑛の丘は何度も上り下りがあるのでキツイものの、きれいな風景を横目に 気分は最高美瑛の丘は何度も上り下りがあるのでキツイものの、きれいな風景を横目に 気分は最高
ゴール後の1枚! 前日知り合ったデローザ乗りの友人らとゴール後の1枚! 前日知り合ったデローザ乗りの友人らと

 デニーロで少し走っては降りてシャッターを切り、エイドステーションでは北海道グルメに舌鼓。富良野メロンソフトはあまりにおいしくて、おかわりしたら頭が痛くなりました。

 険しい丘陵地帯を汗をかきながら上りきった時、ふと見渡すと信じられないような美しい光景が広がっていたのです。しみじみと、「すんごいところへきたもんだなぁ」と思いました。これも、彼がいなければ見られなかった景色のひとつ。そして“偉大な地球”の片鱗を見てしまうと、「もっとすごい景色を体感したい」と欲望に駆られるのが、デニーロくんのクセなのです。

富良野ライドを終え、富良野・美瑛旅行へ。おいしい食べ物、美しい自然、温かな人々…絶対また訪れたい場所です富良野ライドを終え、富良野・美瑛旅行へ。おいしい食べ物、美しい自然、温かな人々…絶対また訪れたい場所です

いつかはデニーロの故郷・ヨーロッパへ…

美瑛の宿のオーナーといっしょに美瑛の宿のオーナーといっしょに

 イベントの前後には、観光ができるのも楽しみのひとつ。これまでも私は、夏休みのすべてを使ってフランスをひとりで縦断したり、ドイツに滞在したりしたことがあります。私がかつて見たあの景色は、ロードバイクが抜群に似合うのでは…いや、絶対に似合う!

 とりあえず英語は話せるので、自分の時間(とお金)を確保できるようになったら、あの絶景をデニーロに見せてあげたいと思っています。

 サイクリストへの理解が深く、広く受け入れられていると聞くヨーロッパの自転車文化を、デニーロと一緒にこの目で確かめたい。自分の足で時間をかけて歩くことに意味があるのは、お遍路かサンティアゴ巡礼くらいだと思っている私です。自転車なら、半分以下の時間で行けますからね!

塩田菜々塩田菜々(シオタ・ナナ)

湘南生まれ、湘南育ち。2012年よりロードバイクに乗り始め、翌年には「バイシクルライド東京」「GREAT EARTH 富良野ライド」「ワイズカップ彩湖4時間エンデューロ」といったサイクリングイベントのほか、「大磯ロングビーチ・ファミリートライアスロン」へ出場。愛車は「デ・ローザ R848」(愛称デニーロ)。歯科医師として日々の臨床に携わりながら、大学院でスポーツ医歯学研究にも従事している。特技は英会話。好きなものは愛犬とおいしいパン、嫌いなものは採血と激坂。

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