交通ルール順守を根付かせる狙い危険な運転ダメ 大阪各地で自転車通学の大学生をターゲットに指導、取り締まりを強化

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 春の全国交通安全運動(6~15日)に合わせ、大阪府や府警などでつくる「府交通対策協議会」の交通事故防止キャンペーンが7日、大阪市中央区の大阪城公園で行われた。三浦正充府警本部長は「交通事故は減少傾向だが、まだ多くの人がけがをしたり命を落としたりしている。府民も協力して、交通安全の輪を広げてほしい」と訴えた。

自転車の安全運転講習を義務付ける大学も

 交通事故の中で近年、自転車の絡んだ事故が目立っている。大阪府内では各地で自転車通学の大学生をターゲットにした事故防止の取り組みが進んでいる。府警は今月1カ月間、初めて自転車通学する大学生への指導、取り締まりの強化に乗り出している。

 府警によると、府内の自転車事故発生件数は昨年1万4562件で全事故の約3割。原因として自転車の運転マナーの悪さが指摘されており、府警は入学したばかりの学生に交通ルール順守を根付かせる考えだ。

 7日には、近畿大学東大阪キャンパス(東大阪市)近くの交差点に府警の警察官が立ち、大学生が危険な運転をしていると、注意を呼びかけた。

 一方、大阪樟蔭女子大学では昨年4月から、小阪キャンパス(同)の自転車通学者全員に府警による安全運転講習の受講を義務づけた。受講生にシールを配布し、貼付した自転車だけが通学できる。同大の担当者は「以前はキャンパス内で自転車と歩行者がぶつかる事故が起きていたが、随分マナーがよくなった」と効果を実感している。

 近大も東大阪キャンパスで今月下旬から、自転車通学者に府警の講習を義務付ける。担当者は「学生が事故を起こさない、事故に遭わないための教育を徹底したい」と話している。

「フェアプレー精神で交通安全」

「交通安全に努める」とアピールする本並健治さん(中央)と佐藤楓選手(右) =大阪市中央区「交通安全に努める」とアピールする本並健治さん(中央)と佐藤楓選手(右) =大阪市中央区

 春の全国交通安全運動の一環として、大阪市中央区の地下街「クリスタ長堀」では、元サッカー選手でガンバ大阪でもプレーした本並健治さん(49)らが「培ったフェアプレー精神に基づき率先して交通安全に努める」とアピールした。

 本並さんは、監督を務めている女子サッカーチーム「スペランツァFC大阪高槻」の佐藤楓選手(22)とともに登場。2人とも練習場への移動などで毎日車を運転しているといい、本並さんは「いろいろな状況を想定し、危機管理を常に意識している」と、心構えの大切さを強調した。

産経新聞・大阪版より)

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