title banner

子育て満点バイク in アジア<3>チャリオット子連れ旅のデビューストーリー 息子と私の世界を広げたキャンプツーリング

  • 一覧

 息子が1歳を迎えた夏、そろそろチャリオットでキャンプデビューをしたいなぁと考えていました。チャリオットは、自転車に連結させて子どもを乗せたままチャイルドトレーラーとして引っ張るカナダ発のスポーツバギー。今回はそのデビューストーリーです。

トレーラーを意識したコース設計

日本一周、アフリカ縦断の時から使っている年季の入ったテントで朝を迎える日本一周、アフリカ縦断の時から使っている年季の入ったテントで朝を迎える

 キャンプツーリングには、その当時逗子で近所に住んでいた、ヒマラヤを走ったサイクリスト夫婦に声をかけて1泊で計画を立てました。息子にとってはチャリオットでの初めての遠出のため、「片道50km前後で山や急な上り坂がないところ」という条件でキャンプ場を調べました。

 ちょうど家から西へ片道50kmほどの場所、秦野に「滝沢園」というキャンプ場があり、最大標高差は294mという道を通ることができそう。BBQセットも現地でレンタルができるということで、楽ちんです。アフリカ縦断の時から愛用している2人用のテントを出して、家のウッドデッキで張り切って練習。かつては自転車を中に入れることも想定して2人用を使っていましたが、今回は息子といっしょです。

キャンプのベテランとともに

みんなそろって出発!みんなそろって出発!

 そして本番。朝涼しいうちに家を出て、相模湾沿いに続く国道134号線を走ります。「子どもが乗ってるー!」道行く人やクルマから注目されながらスイスイ走って、昼過ぎには秦野に到着しました。みんなで駅前でランチを食べ、スーパーでBBQ食材の買い出しをして再出発。最後はなだらかな上りがあって、山の中の木々に囲まれ小川の流れる静かなキャンプ場に到着しました。

 友人夫婦は、ヒマラヤやインド、バングラデシュでハードなキャンプツーリングをしてきたのでキャンプのベテランです。手際よくテントを組み立て寝床の準備をしました。オーストラリア人のご主人はボーイスカウト出身なので火起こしの達人! 息子が地べたに座って土や葉っぱで遊んでいるうちに、彼は小石を積み上げ枝を集めてあっというまにBBQコンロの準備を終えてしまいました。

3カ月のツーリングで標高5000m超のインド・タグラン峠を走破した経験を持つディクソン夫婦3カ月のツーリングで標高5000m超のインド・タグラン峠を走破した経験を持つディクソン夫婦
BBQの達人! 石ころと枝で手際よく宴の準備を完了BBQの達人! 石ころと枝で手際よく宴の準備を完了

 初キャンプツーリングに乾杯! おいしいごはんを食べ、温泉に入って夜9時前には夢の中でした。

子連れならではの休憩ポイント

 翌朝は日の出とともに目覚め、まだよちよち歩きの息子と手を繋ぎ川遊び。暑くなる前に出発したのですが、半分くらい走ったところでチャリオットから泣き声が聞こえてきました。きっと暑いのだろうとコンビニで氷を買ってタオルに包んで首に巻き、頭から水をかけて再出発。しかし少しするとまたまた泣き声が。どうやらお腹がすいたようです! 海辺の松林で急きょ野外授乳タイムになりました。

息子・耕士郎の川遊び息子・耕士郎の川遊び
途中、茅ヶ崎の自転車屋さんに立ち寄る途中、茅ヶ崎の自転車屋さんに立ち寄る

 一人旅をしていた時は、ひと気のないところで用を足したことは多々ありましたが、授乳したのはこれが初めて。授乳場所の探し方はトイレと同じ要領です、ただ、トイレよりは時間がかかるので人が来ないかどうか、蚊がいないかどうか確認しましょう。

 満腹になった息子はチャリオットに乗るとすぐ入眠。逗子まで穏やかに帰ることができました。このキャンプツーリングでこれまで不安だったチャリオットでの外出に自信がつき、息子と2人であちこち出かけるようになりました。一度やってしまえばどうってことありません、私たちの世界がぐんぐん広がりましたよ!

山田美緒山田美緒(やまだ・みお)

サイクリストとして世界中を旅した経験から一般社団法人コグウェイを設立し、「四国ディスカバリーライド」「コグウェイin台湾」などを主催。著書に、アフリカ大陸縦断記をまとめた『マンゴーと丸坊主』、女性サイクリストたちとの旅や交流の体験記『満点バイク』がある。2014年3月よりシンガポール在住。ブログURL(http://mantem.exblog.jp/

この記事のコメント

利用規約順守の上ご投稿ください。

関連記事

この記事のタグ

ツーリング 子育て満点バイク

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

e-BIKE最新特集

スペシャル

自転車協会バナー

ソーシャルランキング

インプレッション

  • タイム
    アルプデュエズ01 ディスク

    ディスクブレーキで伝統の走りを進化

  • リブ
    AVAIL ADVANCED

    走る好奇心を止めない リブの新型‟無敵”ロードバイク

  • インプレッション一覧へ

    連載