リオ、東京五輪でMTBクロスカントリー出場目指すソチ五輪スキー代表の恩田祐一がミヤタ・メリダ加入で会見 「オリンピックを目指さない競技人生はない」

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 マウンテンバイク(MTB)の国内プロチーム「ミヤタ・メリダ バイキングチーム」が3月18日、メーンスポンサーである株式会社ミヤタサイクルの東京本社で記者会見を行い、ソチオリンピック・クロスカントリースキー日本代表の恩田祐一(33)の加入を正式発表した。恩田は「オリンピックを目指さない競技人生はない」と語り、2016年リオデジャネイロ五輪、2020年の東京五輪を大きな目標として、MTBクロスカントリーに挑む。

「ミヤタ・メリダ バイキングチーム」に加入する恩田祐一(左)と、ミヤタサイクルの高谷信一郎社長「ミヤタ・メリダ バイキングチーム」に加入する恩田祐一(左)と、ミヤタサイクルの高谷信一郎社長

まずは国内で結果を

 恩田はクロスカントリースキー日本男子のエースとして、トリノ、バンクーバー、ソチと冬季五輪に3回連続出場。しかしソチ五輪での競技終了直後にMTB転向の意思を表明していた。これまでもスキーの練習の一環としてMTBに取り組んでおり、2012年からはJシリーズのエリートカテゴリーで国内のレースに出場してきた経験をもつ。

五輪出場など、目標を語った恩田祐一五輪出場など、目標を語った恩田祐一

 プロMTBチームに加入する恩田は、「同じ方向を向いている仲間と、同じ舞台を目指したい」と語り、世界を目指す環境の整ったチームで走ることに意欲をみせた。

 今年はバイクのテクニックを磨きながら、まずは着実に国内レースで結果を残していくことを目指す。具体的には「Jシリーズでの表彰台と、年間の個人総合5位以内、全日本で表彰台に上ること」を目標に挙げた。将来的には海外、そして五輪へと舞台を広げていく考えだ。

高谷信一郎社長(左)は、恩田祐一のリーダーシップに期待する高谷信一郎社長(左)は、恩田祐一のリーダーシップに期待する

 ミヤタサイクルの高谷信一郎社長は、アスリートとして成熟した恩田選手の身体能力や精神面を評価し、「リーダーシップに期待して、キャプテンとしてチームに迎えた」と話す。小野寺健、松尾純という20代のチームメート2人を支える役目も担う。

 恩田の今季のバイクは29インチのBIG.NINETY-NINEがメーンになる見込みで、レースによって27.5インチのBIG.SEVENなどと使い分けていくという。

恩田祐一が乗る「BIG.NINETY-NINE」恩田祐一が乗る「BIG.NINETY-NINE」
「ミヤタ・メリダ バイキングチーム」新規加入選手発表会見の会場「ミヤタ・メリダ バイキングチーム」新規加入選手発表会見の会場

“最大のライバル”は同級生

 恩田がスキーからMTBへ転向した理由の一つであり、競技に挑んでいく上で大きな存在となるのが、チーム ブリヂストンアンカーの斉藤亮だ。斉藤は昨シーズンまでミヤタ・メリダ バイキングチームに在籍し、2012、13年とJシリーズ個人総合優勝を果たした第一人者。そして、クロスカントリースキーから転向したという同じ経歴をもっている。

チームジャージに袖を通した恩田祐一チームジャージに袖を通した恩田祐一

 2人は高校の同級生で、クロスカントリースキーの選手として一緒に海外を転戦した間柄。恩田にトレーニングとしてマウンテンバイクを勧めたのも斉藤だという。恩田は“同級生であり親友であり最大のライバル”に勝つことも、目標に掲げた。

 恩田を含むミヤタ・メリダ バイキングチームは、3月22日に静岡県修善寺町の日本サイクルスポーツセンターで行われる「CSC Classic」で今シーズン初戦を迎える。

(文・写真 平澤尚威)

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MTBレース ミヤタ メリダ

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