仏スポーツ担当大臣の来日を機に前進日本版ツール・ド・フランス「さいたまクリテリウム」今年も10月下旬に開催 さいたま市がASOと調印へ

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 昨年10月にさいたま市内で開催された国際自転車レース「さいたまクリテリウム」が、今年も10月下旬に開催されることが固まった。さいたま市と、共催するフランスのアモリ・スポル・オルガニザシオン(ASO)社が3月22日、開催についての基本合意書に調印する。17日に開かれた市議会予算委員会の国際自転車競技大会開催事業に関する小委員会で、市側から報告があった。

ヴァレリー・フールネロン仏スポーツ・青少年・社会教育・市民活動大臣  © Matthieu Riegler, CC-BYヴァレリー・フールネロン仏スポーツ・青少年・社会教育・市民活動大臣  © Matthieu Riegler, CC-BY

 市の報告や在日フランス大使館の話によると、フランスのヴァレリー・フールネロン・スポーツ担当大臣が、2020年東京オリンピックの開催決定を受けて、スポーツをめぐる日仏関係強化などを目的に20~22日の日程で来日。ハイレベルのスポーツ競技力向上について合意文書を結んだり、ドーピング対策やスポーツ倫理について話し合ったりする予定だ。その際、最終日の22日にさいたま市を訪れ、昨年クリテリウムの会場となったさいたま新都心エリアを視察する。

 この視察には、クリスチャン・マセ駐日フランス大使をはじめ、ASO社のジャンエティエンヌ・アモリ社長、同社でツールドフランス総合ディレクターを務めるクリスティアン・プリュドム氏らも随行。今年10月のクリテリウム開催について、清水勇人市長とともに基本合意書に調印し、市内で記者会見を行って発表する。

昨年のさいたまクリテリウムの終盤で逃げた(前から)ペテル・サガン、クリストファー・フルーム、ルイ・コスタ(2013年10月26日、さいたま新都心)昨年のさいたまクリテリウムの終盤で逃げた(前から)ペテル・サガン、クリストファー・フルーム、ルイ・コスタ(2013年10月26日、さいたま新都心)

 ただ、開催日時や規模、レース形式、会場などについては未定だ。市はクリテリウムの開催費用として約3億円の予算案を2月市議会に提案しているが、20日の最終日に廃案となれば、調印式が行われるかどうかも不透明となる。

 昨年開催分では運営の不手際で約2億円の赤字が出たことや、清水市長が専決処分で執行したことに対し、市議会には一部で不満もくすぶっている。ただ、最大会派の自民内部でも「反対しているのは一部」(ある議員)とされ、廃案になる公算は小さい。

 昨年10月26日に開催された「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」は、フランスで100年にわたって毎年行われている自転車のプロロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠し、フランス以外の国で初めて開催される関連大会として注目された。世界の有名選手がさいたま新都心の特設コースを周回し、沿道に詰めかけた約20万人(主催者発表)が熱狂した。

(産経新聞さいたま総局/Cyclist編集部)

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