溝畑宏のサイクルツーリズム <4>“嵐を呼ぶ男” ずぶ濡れで激走も…まさかの大雨洪水警報発令

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 今回のコラムは、「みちのくひろし旅」の様子を紹介する前に、スピンオフ企画として行ったイベントについて触れたいと思います。7月10日(火)と22日(日)に東京都内で、旅の途中に持ち帰ったお土産をリアルな場で味わいつつ東北に想いを馳せてもらうテイスティングプロモーションを行いました。

粋場@原宿でのイベントの様子と美味しい「ゆず塩冷やし中華」粋場@原宿でのイベントの様子と美味しい「ゆず塩冷やし中華」

 まずは7月10日から。この日は原宿裏通りにある「粋場」というラウンジ・レストランで、宮城県でいただいた地元食材を使った料理を味わいながら、みちのくひろし旅の映像を鑑賞し、東北を知ってもらうイベントを行いました。振る舞った料理は、宮城県気仙沼大島産のゆずを使った冷やし中華と、宮城県加美町の特産品「薬莱ワサビ」を添えた焼きそば(共に星栄商店さんから提供)です。

 それぞれ今までにない風味や食感を味わえる料理であり、東北にはまだまだ知られざるグルメがあることを再認識しました。自転車の旅から広がるグルメ、人の繋がり…自転車でゆっくり現地を回ったからこそ知ることが出来たものだと思います。自転車って本当に素晴らしいですね。

渋谷ヒカリエでのイベントで大盛況だった“ひろし旅みやげ”渋谷ヒカリエでのイベントで大盛況だった“ひろし旅みやげ”

 続いて7月22日。この日は、今年4月にオープンしたばかりの渋谷ヒカリエ8階にあるd47(47都道府県の魅力を食堂、物販、展示、イベントで紹介するフロア)にて、みちのくひろし旅シーズン3の岩手県と青森県で手に入れた東北名菓を配りながら、旅を通じた東北観光を訴えました。皆さんに東北を感じてもらおうと配ったお菓子は、志賀煎餅の南部せんべい、盛岡せんべい店の南部せんべい、二戸にある相馬屋の日光パンです。

 ブースに立ち寄ってくれた人々に、自転車旅の道すがら購入したお土産を配りながら、東北の話題で盛り上がる。これも自転車が繋ぐ縁ですね。

 さて、「みちのくひろし旅」の振り返りを再開しましょう。シーズン1後半初日の5月3日、松島からスタートです。

 まずは松島の旅館「好風亭(こうふうてい)」の小松篤司さんの計らいで、地元商店の方や松島町役場の方と松島の観光について語り合いました。宮城県最大の観光地と言える松島も、東日本大震災で大きな被害を受けました。そこから立ち上がった前向きな皆さんに元気をもらい、彼らのお店を巡って、幸先の良い旅のスタートです!

松島・好風亭で開かれた地元観光関係者との対談松島・好風亭で開かれた地元観光関係者との対談
スタート前にみんなで記念撮影♪スタート前にみんなで記念撮影♪

 この日は“嵐を呼ぶ男”と言われる溝畑宏の名の通り、観光には向かない大雨の中でのサイクリングとなりましたが、松華堂のカステラでエネルギーを充填し、松島の「旅のサロン」でスタンプを押してもらって、フルスロットルで自転車を漕ぎ出しました。

松島での触れ合いと雨の中の自転車松島での触れ合いと雨の中の自転車

 さあ、“嵐を呼ぶ男”“チャレンジの男”溝畑宏の本領発揮です。2日間の休養で身体は快調そのもので、走行中は雨なのか汗なのか涙なのか分かりませんが、水にまみれながら、ひたすら走り続けました! 天候なんて関係ありません、溝畑はもう自転車大好きオジサンになってしまったのです。雨にもマケズ…進むこと50キロ、何度もくじけそうになりながらも、自転車の楽しさと東北への想いから、目的地の鳴子に向かって突き進んだシーズン1後半初日、なんと…まさかの事態が!!!

 大雨洪水警報が発令されたのです。河川沿いを走っていた宏は焦りました、すでに退官したとはいえ、防災を所掌する国土交通省に籍を置いていた身です…流石にこの日は警報により無念の途中リタイアとなりました。翌日、鳴子に向かう途中から再開です。

 今回のコラムはここまで。次回は名湯で有名な鳴子温泉の魅力をお伝えします。

「みちのくひろし旅」USTREAMサイト

溝畑宏溝畑宏(みぞはた・ひろし)
1960年生まれ。1985年自治省入省。2002年大分県企画文化部長。04年大分フットボールクラブ(大分トリニータの運営母体)代表取締役。10年から第2代観光庁長官。12年3月に退任。現在は内閣官房参与。

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