子供から大人まで78人が体験不思議な乗り心地に思わず笑顔! 新潟県津南町のスキー場でファットバイク雪上試乗会を開催

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 3月1日に新潟県津南町で開催された「第38回津南雪まつり」の会場で、珍しいファットバイクの雪上試乗会が行なわれた。参加者は一様に笑顔で、幅10センチ近い極太タイヤを履いた自転車の不思議な乗り心地を楽しんだ。試乗会を主催した「つなんバイシクルクラブ」によるレポートでお届けする。

雪上ファットバイク試乗会を楽しむ男女!雪上ファットバイク試乗会を楽しむ男女!

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地元のサイクリングクラブが主催

 新潟県津南町の雪まつりに合わせて行うファットバイク雪上試乗会は、今回で3回目。1日だけの無料試乗会ですが、雪まつり会場ということもあり、日頃はあまり自転車に興味の無い方にも目に留まる絶好のチャンスとなります。地元のサイクリングクラブ主催で、販売を目的にしたものではなく、純粋に自転車を楽しんでもらいたいという企画です。試乗車はサーリーのパグズレイ2台、ムーンランダー、クランパス、サルサのマクラクTi、マクラク2の計6台。これれはショップからのレンタルや、クラブ員個人の自転車です。

スキー場に現れた珍しい形の自転車に、スノーボーダーも興味津々スキー場に現れた珍しい形の自転車に、スノーボーダーも興味津々

 会場のニューグリーンピア津南スキー場は、まだ積雪が2m近くある豪雪地帯ですが、当日は若干小雨がぱらつく天候となり、路面状況はよくありませんでした。溶けかかった雪は踏みしめても固まらず、トラクションを伝えにくくなっていました。お祭りついでに試乗される方も多く、最初は悪戦苦闘です。コーナーも慎重に入らなければ思うようなラインで走ってくれません。当然、いつもの感覚だと転倒します。ただ、そんな状況でも、ちょっとしたコツに気付けば走れるようになるところに、ファットバイクの楽しみがあります。

低い空気圧で独特の浮遊感

 ファットバイクはタイヤが太くて大きく、見るからに重そうな自転車です。そして最初の一言は「なに用の自転車ですか?」。とりあえず走ってもらいます。雪上でも走り出してみると意外に軽いぺダリングに驚かれます。路面状況に細心の注意を払う必要はありますが、ぬれていても強力なディスクブレーキで制動力に不安はありません。それと、何といっても乗った時の安定感がすごいので、誰にでも楽しく走ってもらえるという印象です。タイヤの空気圧を低くしたことで、独特の浮遊感も楽しめました。

雪まつりに来た女性が、面白そうと挑戦雪まつりに来た女性が、面白そうと挑戦
バランスを崩して転倒。痛くはありませんが靴の中に雪が入って冷たいですバランスを崩して転倒。痛くはありませんが靴の中に雪が入って冷たいです
極太タイヤで抜群の安定感。コツをつかむと笑顔です極太タイヤで抜群の安定感。コツをつかむと笑顔です

 長野県飯山市から試乗に来てくれた60代の男性は、「新しい遊びの道具が増えたね」と笑みを浮かべていました。また、埼玉県からの20代女性は「自転車で雪の上を走れるなんて、しかも意外に走りやすいのでびっくり。転んでも痛くない」と話してくれました。「でも、疲れる」との本音も!

 今回の試乗会では、子供から大人まで78人の笑顔に出会い、ケガや事故もなく楽しい時間を過ごすことができました。参加してくれた皆さん、協力してくれた皆さん、ありがとうございました。(レポート つなんバイシクルクラブ・小島司)

パワフルな走りでファットバイクを堪能パワフルな走りでファットバイクを堪能
最初から上手に乗ってくれる女性も出現最初から上手に乗ってくれる女性も出現

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