リオ五輪出場を目指しW杯転戦BMXレース日本チャンピオンの長迫吉拓がハローバイクスへ 今季も世界を舞台に転戦

2013年のUCI・BMX世界選手権大会にて日本人初のエリート男子決勝に残り、7位という快挙を成し遂げた長迫吉拓(ながさこ・よしたく)が、今季よりモトクロスインターナショナル所属となり、HARO BIKESライダーとしてレース参戦する。長迫は岡山県笠岡市出身の20歳で、全日本選手権では現在3連覇中。BMXレース界日本最速の男だ。
2014年シーズンの長迫はスイスのワールドサイクリングセンターに拠点を置き、3月から11月まで世界を舞台にレース参戦予定。4月のイギリス、5月のオランダ、6月のドイツでのワールドカップをメーンターゲットとし、その合間にはヨーロッパ選手権などに参戦予定だという。
7月に一旦帰国して、茨城県ひたちなかで行なわれる全日本選手権で4連覇を狙う。その後は7月末オランダで開催される世界選手権で表彰台を狙い、9月にはアルゼンチンとアメリカで開催されるワールドカップに参戦する。11月にはインドネシアで開催されるアジア選手権で、初のエリートアジアタイトルの獲得を目指す。
長迫は今季の目標として、今年後半より始まる2016年リオ五輪出場枠を懸けたポイント争いにおける、計画的な国際レース参戦とポイント獲得、また全日本選手権で前人未到の4連覇達成を挙げている。