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子育て満点バイク in アジア<1>アジア発、子育てと自転車ライフをよくばりに楽しみたい! 家族一緒にわくわくするツーリングへ

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 こんにちは、山田美緒です。2014年3月より神奈川県から引っ越しをして、2歳と0歳の息子たちと夫の家族4人でシンガポールで暮らすことになりました。長らくCyclistに連載してきた「旅する満点バイク」を改め、「子育て満点バイク in アジア」として新連載をスタートします。シンガポールはもちろん、周辺アジア諸国の子連れ自転車ライフについてもレポートしたいと思いますのでよろしくお願いします。

家族でツーリングを楽しむ山田美緒さん(2012年)家族でツーリングを楽しむ山田美緒さん(2012年)

妊婦のツーリング事情

 私はこれまで世界22カ国を自転車で旅してきました。アフリカ8カ国縦断にはじまり、アジアや中東、結婚してからも“一人新婚旅行”へシルクロードに出かけるなど、あちこちへ。2010年には「コグウェイ」という自転車の団体を立ち上げ、四国を一周する「四国ディスカバリーライド」というイベントを企画。「世界中の仲間を呼んで皆で四国を走ろう!」とはりきっていたその時、長男を妊娠していることがわかりました。

自転車への想いを語る山田美緒さん(2012年12月撮影)自転車への想いを語る山田美緒さん(2012年12月撮影)

 妊娠中は、自転車に乗っているときだけは辛いつわりのことも忘れられたので、適度に自転車に乗っていました。安定期に入って医師から「運動OK、普段どおりの生活をしてもよい」と許可をもらった後には、長男の時はコグウェイの試走で四国一周、次男の時には家族で知床キャンプツーリングをしました。

 お腹がだんだん大きくなっていくと、こんどは「この子が生まれたらどうやって自転車に乗るか」ということを考え始めました。前や後ろにチャイルドシートをつける? そんな状態で近場のサイクリングはできるとしても、もしかして旅に出るのは難しい? そもそもそんな時間や余裕があるのかどうか…考えはまとまらず、子育てと自転車ライフの両立について頭を悩ませることになりました。

「自転車旅、あきらめなくていいんだ!」

チャリオットを自転車に取り付ける様子(2012年12月撮影)チャリオットを自転車に取り付ける様子(2012年12月撮影)

 そんなことを言っていても、長男が生まれると、子育てはまさに不眠不休。赤ちゃんとの生活の中で、自転車のことなど考える余裕はありませんでした。自転車に乗らない日はないくらい「自転車こそ人生!」だった私が、1年近く自転車に乗らなかったのです。

 長男が1歳を迎えようとするころ、友人の紹介で「チャリオット」に出会いました。

 チャリオットはカナダ発のスポーツバギー。なんと自転車に連結させて、子供を乗せたままチャイルドトレーラーとして引っ張ることができるすぐれものでした。大きなタイヤとしっかりとしたサスペンションで、子供にとっても乗り心地抜群。背部には大きなポケットとバッグがあり、旅やキャンプの道具もたっぷり入ります。

耕士郎くんを背負う山田美緒さん(2012年)耕士郎くんを背負う山田美緒さん(2012年)
台北のサイクリングロードを走行する様子(2013年)台北のサイクリングロードを走行する様子(2013年)

 チャリオットを一目見て、「まだ走れるんだ、自転車旅をあきらめなくていいんだ!」とわくわくしたことを覚えています。これで息子と一緒に日本、世界のいろんなところへ行きたい、いろんな人に出会いたい。まだ見ぬ世界を一緒に見てみたい――チャリオットは、私の子育て自転車ライフに夢と希望、そして勇気を与えてくれたのです。

 それからというもの、チャリオットやおんぶであちこち走り回っていますよ。次回からは子育て満点バイクライフをお届けします!

山田美緒山田美緒(やまだ・みお)

サイクリストとして世界中を旅した経験から一般社団法人コグウェイを設立し、「四国ディスカバリーライド」「コグウェイin台湾」などを主催。著書に、アフリカ大陸縦断記をまとめた『マンゴーと丸坊主』、女性サイクリストたちとの旅や交流の体験記『満点バイク』がある。2014年3月よりシンガポール在住。ブログURL(http://mantem.exblog.jp/

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