自転車活用の推進を明言「歩道、自転車道、自動車道の3車線併設」 舛添新都知事が就任会見で方針示す

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記者会見する東京都の舛添要一知事 =12日午後、東京都庁(共同)記者会見する東京都の舛添要一知事 =12日午後、東京都庁(共同)

 東京都知事選で初当選した舛添要一知事(65)が12日初登庁した。就任会見で東京の問題点の一つを「交通体系」と指摘。「私がやりたいのは欧州の先進都市のように、歩道と自転車専用道と自動車専用道の3車線を併設」と、自転車の利用拡大に取り組む考えを明らかにした。(MSN産経ニュースより抜粋)

 産経新聞のインタビューで、6年後の東京五輪までに首都高の大規模改修を終える考えを示した舛添知事。会見でも「改修に8年、10年かかるということであれば努力して2020年(まで)にそういう形でやりたい」と述べた。

初登庁後、初の記者会見に臨む舛添要一都知事 =12日、東京都庁 (撮影:財満朝則)初登庁後、初の記者会見に臨む舛添要一都知事 =12日、東京都庁 (撮影:財満朝則)

 また、五輪とパラリンピックの金メダリストの報奨金の格差にも言及。五輪が日本オリンピック委員会から300万円、パラリンピックが日本障害者スポーツ協会から100万円支給されている現状を説明し「同じようにしたい」と、都としてパラリンピックの報奨金額の引き上げに取り組むことを表明した。

 さらに「日本はオンとオフの使い分けがなく、効率の悪い仕事をしている。都庁では許さない」と発言。夕方には帰宅することなど「ワークライフバランス」(仕事と生活の調和)を訴えた。

◇         ◇

 舛添都知事の就任記者会見で、交通政策やスポーツ振興に関連する質疑は以下の通り。

 ――三環状道など新規道路建設が少子高齢化時代に必要かという意見がある

 「日本橋の上の首都高は1964年五輪の負の遺産と思う。早くなくなればいいが、現実的には交通の流れがある。都心に入る必要のない車を避けるための環状道は非常に意味がある。東京の最大の問題の1つは交通体系。鉄道、道路、地下鉄の有機的関連という発想がなかったが見直したい」

 「自転車の活用も非常に遅れている。欧州のように歩道と自転車専用道、自動車専用道の3種類が併設して動くようにしたい。全交通体系を見直す中で三環状道の問題も考えたい」

初登庁し、初の庁議に臨んであいさつを述べる舛添要一都知事 =12日、東京都庁 (撮影:財満朝則)初登庁し、初の庁議に臨んであいさつを述べる舛添要一都知事 =12日、東京都庁(撮影:財満朝則)

 ――近年の知事は週に数回しか都庁に来なかったが

 「私はワークライフバランス(仕事と生活の調和)を非常に大事にする。午後5時、6時になったら全員帰り、週末は緊急の用がない限り休ませる。効率が悪い仕事は許さない。家族で夕げを囲むのが一番いい。厳格にしたいのは仕事がないのにだらだら残るなということ。早い時期に東京全土を視察したいので週1、2回の登庁では不可能だ」

 ――ソチ五輪に行くか

 「IOC(国際オリンピック委員会)と早く議論する機会を持たないといけない。1日でも行きたい」

 ――五輪の選手強化は

 「基本的にはJOC(日本オリンピック委員会)が強化策をとるので、都は舞台をきちんと用意する。練習施設で便宜をはかる。思い入れがあるのはむしろパラリンピック。メダルの報奨金額が五輪とあまりにも違い過ぎる。金で五輪は300万円、パラリンピックは100万円。都民に寄付など協力もいただき、最低でも同じ金額にしたい」

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