レースは波乱含みの展開大雪に負けず会場は白熱 「シクロクロス東京2014」初日、C1のレースは中止に

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 東京・お台場海浜公園で8日に開幕した「シクロクロス東京2014」。日本最大級のシクロクロスイベントとして知られるが、この日は関東地方で記録的な大雪に見舞われ、レースは熱気の中で波乱含みの展開となった。悪天候にも負けない選手やファンたちは、大雪というコンディションさえ楽しんだが、一方で大雪警報の発令にともない、この日最後に行われる予定だったC1のレースは中止となった。

文字通り“白い砂浜”をひた走る選手たち文字通り“白い砂浜”をひた走る選手たち
シケイン越えは勝負どころ。華麗なテクニックが冴えますシケイン越えは勝負どころ。華麗なテクニックが冴えます

 天気予報どおりの大雪のなか、大会はスタート。降り続ける雪は、過酷さや技術面でシクロクロスの魅力をいっそう強く感じさせた。コースの半分近くを占める砂浜エリアは、自転車に乗ることも難しく、多くの選手がランを選択。砂まじりの雪を踏みしめながら、それぞれバイクを担ぎ、あるいは押しながら走り抜いた。

 あちこちに設けられたコーナーは雪で滑りやすく、難易度はさらにアップ。スピードを出せるはずの舗装路でバランスを崩してしまう場面も見られた。障害物のフライオーバーやシケインは人気の観戦ポイント。特にフライオーバーでは、止まってしまう選手やバランスを崩して転倒する選手を後押ししようろ、多くの声援が飛んでいた。

フライオーバーにも容赦なく雪が降り積もるため、大会スタッフが雪を払って安全を確保フライオーバーにも容赦なく雪が降り積もるため、大会スタッフが雪を払って安全を確保
ワールドカップの女王ケイティ・コンプトンはコースを試走後、トレックのブースのローラー台でクーリングダウンワールドカップの女王ケイティ・コンプトンはコースを試走後、トレックのブースのローラー台でクーリングダウン

 会場を盛り上げる各社の出展ブースは、コースの内側に設けられており、レースの熱気を感じながら各社の展示や物販を楽しめる。自分が観戦したいポイントや見たいブースを行ったり来たりするのも、シクロクロス会場の醍醐味。フードカーが並ぶエリアには、温かい食べ物を求める来場者たちが足を運んでいた。

レースが白熱するほどに、ギャラリーにも力が入りますレースが白熱するほどに、ギャラリーにも力が入ります
大会メーンスポンサー「チャンピオンシステム」の出展ブース大会メーンスポンサー「チャンピオンシステム」の出展ブース
シクロクロス名物のカウベルは「シクロクロス東京」でも大人気アイテムシクロクロス名物のカウベルは「シクロクロス東京」でも大人気アイテム
「日本ビール」のブースには、豊富な種類のビールそろっている。右端はノンアルコールビール「日本ビール」のブースには、豊富な種類のビールそろっている。右端はノンアルコールビール
フードエリアでは、温かいスープなどが勢いよく売れていたフードエリアでは、温かいスープなどが勢いよく売れていた

 初日は初心者向けのC4から上級者向けのC1や、マスターズなどが行われるスケジュール。ところが、大雪警報が発令され、天候がさらに悪化することも懸念されたため、C2のレース開始前に、C2のレース時間短縮とC1の中止が発表された。

スタート後、砂浜エリアを駆ける選手たち。東京・お台場の光景ですスタート後、砂浜エリアを駆ける選手たち。東京・お台場の光景です

 この日のメーンレースが開催できないという残念な形となったが、その分もぶつけるかのように、会場は大きな盛り上がりを見せた。風の強さが増し、真横から痛いほどの雪が吹きつけるコンディションのなかをC2の選手たちが力走。観客からはひときわ大きな声援が選手たちに向けられ、カウベルの音が会場中で鳴り響いた。

C2を盛り上げた立役者たち。右から優勝者の山田将輝さん、2位の小笠原崇裕選手、3位の平尾浩一さんC2を盛り上げた立役者たち。右から優勝者の山田将輝さん、2位の小笠原崇裕選手、3位の平尾浩一さん
MCもプロ根性を発揮し、吹雪の中で実況中継。右からスポーツナビゲーターの白戸太朗さん、テレビ東京の前田海嘉アナウンサー、モデルのRENさんMCもプロ根性を発揮し、吹雪の中で実況中継。右からスポーツナビゲーターの白戸太朗さん、テレビ東京の前田海嘉アナウンサー、モデルのRENさん

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