国土交通省の河川事務所が発表荒川下流河川敷の利用ルールを改正、3月施行へ 「禁止行為」「危険・迷惑行為」「マナー」に3分類

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 国土交通省荒川下流河川事務所は31日、管内の荒川下流域での河川敷利用ルールを改正し、3月1日に施行すると発表した。新ルールは、利用者に求める内容を「禁止行為」「危険・迷惑行為」「マナー」の3段階に分類し、わかりやすく提示しているのが特徴だ。

 荒川下流の河川敷道路では近年、スポーツサイクルを中心に自転車の利用が増え、事故も増加したことから、同事務所を中心に対策やマナー向上の取り組みが行われてきた。現行の荒川下流河川敷利用ルールは2010年4月から運用されているが、法律で禁止されている行為と、利用者が心がけるべきマナーの問題などが混在し、理解されにくい状況が見受けられた。

 このため荒川下流河川事務所と関係自治体による「荒川河川敷利用ルール検討部会」が昨年9月4日にルールの改定案を公表し、意見募集を行っていた。

 今回公表された新ルールは、ほぼ改定案を踏襲した内容だが、意見募集を反映して「マナー」の項目の中に「③河川敷道路では、キャッチボールなど通行の妨げとなることはやめましょう」が追加された。

新・荒川下流河川敷利用ルール(要旨)

■禁止行為(法律等で禁止されている行為)
①ゴミの不法投棄は禁止です
②たき火やゴミの焼却は禁止です
③犬のノーリードやペットなどのフンの放置は禁止です
④自動車及びオートバイの河川敷への進入は禁止です(管理者の許可がある場合は除く)
 
■危険・迷惑行為
①バットやゴルフクラブなどは指定場所以外では使用しない(危険行為)
②バーベキューや煮炊きなどは指定場所以外では行わない(危険行為)
③ラジコン飛行機(ヘリコプターを含む)は飛ばさない(危険行為)
④他の者に迷惑をかける騒音は出さない(迷惑行為)
⑤22時以降は音の出る花火はしない(迷惑行為)
 
■マナー
①自転車は徐行し、歩行者を優先しましょう
②河川敷道路に自転車や荷物などを置かないようにしましょう
③河川敷道路では、キャッチボールなど通行の妨げとなることはやめましょう

(3月1日施行)

 新ルールは法令として定められるものではないが、「禁止行為」はそれぞれ法律や条例で禁止されている。

 一方、「危険・迷惑行為」は“他の河川敷利用者や付近住民に危険や迷惑を及ぼす行為”とされ、他人に危害を加えたり、河川に損傷を与えたりすることもあるため行わないよう求めていく。「マナー」については、「他の人への心遣いや譲り合いによって河川敷道路での事故を回避できる」とされる内容が挙げられている。

 荒川下流河川事務所では今後、自治体、警察などの関係機関や、河川敷を利用するジョギング、サイクリング、球技、ボランティアなどの団体、マスメディアと協力して、新ルールの周知とマナー向上を呼びかける運動を展開していく方針だ。

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