ツアー・ダウンアンダー2014シーズン幕開けの一戦、キッテルがゴールスプリントでグライペルを制す 新城は29位

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勝利を挙げ、チームメートと抱擁するマルセル・キッテル勝利を挙げ、チームメートと抱擁するマルセル・キッテル

 2014年のUCIワールドツアー初戦となるサントス・ツアー・ダウンアンダーが19日、オーストラリアのアデレードで開幕した。初日はエキシビションとして50kmのクリテリウムレース「ピープルズ チョイス・クラシック」が行われ、マルセル・キッテル(ドイツ、チーム ジャイアント・シマノ)がアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)とのスプリンター対決を制した。新城幸也(チーム ヨーロッパカー)は29位でゴールした。

 真夏のオーストラリアで開催される大会の初日は、前哨戦や顔見せとしての意味合いが強いUCI非公認のクリテリウム。独立したイベントなので、リタイアしても21日から始まるステージレースには出走できる。1周2kmの平坦路を25周するコースは、ハイスピードな展開とゴールスプリントが繰り広げられるレイアウトだ。

自身初出場のツアー・ダウンアンダーに臨む新城幸也自身初出場のツアー・ダウンアンダーに臨む新城幸也
カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMC レーシングチーム)が4年ぶりの参戦カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMC レーシングチーム)が4年ぶりの参戦
アントニー・ルーら4人が逃げに乗ったアントニー・ルーら4人が逃げに乗った

 5周回ごとにスプリントポイントが設けられ、5周目のポイントではネイサン・ハース(オーストラリア、ガーミン・シャープ)、ルーカ・ヴァケルマン(イタリア、ランプレ・メリダ)、アクセル・ドモン(アージェードゥーゼール ラモンディアル)がトップ3に入り、これにアントニー・ルー(エフデジ ポワンエフエル)を加えた4人が逃げ集団を形成した。

 メーン集団では、優勝候補のキッテルを擁するジャイアント・シマノ、グライペルで勝負に挑むロット・ベリソル、さらにチーム スカイがトレインを組んでコントロール。終盤に入ると逃げ集団との差が縮まり、ドモンが最後まで粘るものの19周目に全員が吸収。ここからはスカイが集団をコントロールした。

 しかし、24周目でロット・ベリソルが先頭でトレインを形成。グライペルが万全の位置につけて最終周回に入った。一人、また一人とトレインから外れ、最終ストレートでグライペルを発射。大きなリードをもってスプリントを開始したが、後方から猛烈な追い上げを見せたキッテルが、ゴールラインの直前でグライペルを抜き去った。

驚異的な追い上げでマルセル・キッテル(右)がアンドレ・グライペルとのスプリントを制した驚異的な追い上げでマルセル・キッテル(右)がアンドレ・グライペルとのスプリントを制した

 2013年のツール・ド・フランスで4勝を挙げ、最強スプリンターの呼び声も高いキッテルが、初戦からその足を発揮。ジャイアントがスポンサーに付いた新チームにとっても、幸先のいいシーズンの幕開けとなった。

 ツアー・ダウンアンダーのステージレースは21日にスタートし、26日までの6ステージで争われる。

(文 平澤尚威/写真 砂田弓弦)

クラシック レース結果
1 マルセル・キッテル(ドイツ、チーム ジャイアント・シマノ) 1時間4分34秒
2 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル) +0秒
3 カレブ・ユアン(オーストラリア、UniSA) +0秒
4 クリストファー・サットン(オーストラリア、チーム スカイ) +0秒
5 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター チーム) +0秒
6 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、オメガファルマ・クイックステップ) +0秒
7 マーク・レンショー(ベルギー、オメガファルマ・クイックステップ) +0秒
8 ジョナサン・カントウェル(オーストラリア、ドラパック プロフェッショナル サイクリング)+0秒
9 エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、キャノンデール・プロサイクリング)+0秒
10 ユルヘン・ルーランス(ベルギー、ロット・ベリソル)+0秒
29 新城幸也(チーム ヨーロッパカー)+0秒

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