ビギナー向けの特設コースでトップレベルのレースを展開湘南の海を望む新しいシリーズ戦「大磯クリテリウム」 第2戦は宮澤崇史ら350人が熱戦を展開

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 クリテリウムの新しいシリーズ戦「大磯クリテリウム」の第2戦が22日、神奈川県大磯町の「大磯ロングビーチ」で開催された。“大磯クリテ”は、湘南の海が目の前に広がるロケーションのなか、初心者が参加しやすい特設コースで行われる大会だ。今回のエリートクラスには、来季からヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザに所属する宮澤崇史選手(チーム サクソ・ティンコフ)が参戦。全てのカテゴリーを合わせて約350人の参加者が熱戦を展開した。

エリートクラスに出場した(左から)小室雅成選手、福田真平選手、宮澤崇史選手、山本雅道さんエリートクラスに出場した(左から)小室雅成選手、福田真平選手、宮澤崇史選手、山本雅道さん

レース初心者にうってつけの絶景特設コース

大磯ロングビーチの駐車場に設けられた「大磯クリテリウム」の特設コース大磯ロングビーチの駐車場に設けられた「大磯クリテリウム」の特設コース

 大磯クリテリウムは、2013年11月から2014年3月にかけて毎月1回、第5戦まで行われるシリーズ戦だ。会場となるのは、大磯ロングビーチの巨大な駐車場に特設された約1kmのクリテリウムコース。天候次第では強風への注意が必要だが、ほぼフラットでコーナーも2カ所のみと、初心者が最初のレースとしてエントリーするのに適したコースになっている。

 この日は快晴で、気温は比較的高く風も弱い、走りやすい環境が整った。開放的なレース会場からは、湘南の海や空、三浦半島から富士山まで、美しい景観を見渡すことができる。レースのカテゴリーは、小学生低学年から60代、ビギナーからエリートまでと幅広く、エントリーの半数近くがビギナークラスだった。

ウォータースライダーと大磯プリンスホテルの間からは富士山も見えるウォータースライダーと大磯プリンスホテルの間からは富士山も見える

 参加者がそれぞれレースを楽しんだことはもちろん、それぞれ異なる展開の、みどころのあるレースが繰り広げられた。合同で行われた小学校高学年と低学年(それぞれ5周回と2周回)は、衣装やバイクの種類が多種多様。高学年では序盤から抜け出した2人が争うレースとなり、低学年の選手たちも元気に走り切った。50代、60代、女子エリート、女子一般の混成レースでは、レース中盤で抜け出した選手がそのまま逃げ切り勝ち。シニア40代では、集団をコントロールするチームが逃げを許さず、集団スプリントに持ち込んで勝利した。

50代シニアで独走逃げ切りを決めた有持真人さん50代シニアで独走逃げ切りを決めた有持真人さん
スタートを待つ小学校高学年の選手たちスタートを待つ小学校高学年の選手たち

男子エリートではトッププロの走りを堪能

トップレーサーの走りを見せた福田真平選手(左)、宮澤崇史選手トップレーサーの走りを見せた福田真平選手(左)、宮澤崇史選手

 58人がエントリーしたエリートクラスは33周回で行われ、宮澤選手のほか、初参戦となる福田真平選手(愛三工業レーシングチーム)、第1戦にも出場した小室雅成選手(イナーメ信濃山形)や、藤沢市でサイクルショップを営む元プロロードレーサーの山本雅道さんも出場した。

 レース序盤から何人かが逃げを試みるものの、いずれも決まらず、10周回を過ぎた頃にようやく逃げ集団が形成された。徐々に数人がちぎれ、残ったのは宮澤、福田、小室に第1戦優勝者の中村龍太郎選手(イナーメ信濃山形)らを加えた6人。終盤まで6人で逃げ続け、優勝者はこのメンバーに絞られた。

 残り2周に入ると中村選手がアタックを仕掛け、気迫の独走で5人に対し約6秒までリードを広げた。最終ストレートでは勝利を噛みしめるように余裕の走りを見せ、第1戦に続く勝利を挙げた。2位争いのスプリント勝負は福田選手に軍配が上がり、小室選手が3位、宮澤選手は5位でゴールした。連勝を飾った中村選手は、「チームメートの小室さんが一緒に逃げていたので、あのタイミングで飛び出すことは決めていた」と話した。

実力者が揃った逃げ集団の6人実力者が揃った逃げ集団の6人
優勝した中村龍太郎選手。連勝を表すピースサイン優勝した中村龍太郎選手。連勝を表すピースサイン

 イベントの最後の表彰式には、宮澤選手がプレゼンターとして登場。エリートクラスの表彰で「宮澤崇史を置いてけぼりにして優勝した中村龍太郎殿」とたたえ、会場の笑いを誘った。

 大磯クリテ第3戦は、2014年1月26日(日)に行われる。

 

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