バイクインプレッション2013「STORCK VISIONER」 理想を追求し続け、驚くほどハイレベルに仕上げられたアルミロード

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 ストークは自転車の代理店業を営んでいたドイツ人のマーカス・ストークが設立した、ドイツのバイクブランド。耐久性と重量と剛性の完全なバランスを追求し、完璧なフレームを作ることを理念に、常に現在のテクノロジーの限界に挑戦し続けることをコンセプトとしている。今回試乗した「ビジョナー」は、イギリスのサイクリング誌が2013年のBEST BUY(ベストバイ)に選んだアルミロードバイクだ。

「STORCK VISIONER」(ストーク ビジョナー)「STORCK VISIONER」(ストーク ビジョナー)

STORCK VISIONER(ストーク ビジョナー)
価格:163,800円(フレーム&フォーク)
131,250円(フレーム&アルミコラムフォーク)
サイズ:51、55、57、59、61、63
カラー:アノダイズドカラー仕様マットグレー
問い合わせ先:モトクロスインターナショナル http://www.ride2rock.jp/brands/brands_top.php?b_id=86

スペック

フレーム:Visioner G1 including frame
フォーク:Stiletto Race
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T
ホイール: マヴィック・キシリウムエキップS
重量:1,190 g(フレーム)

ビジョナーは、カーボンフォークとアルミコラムカーボンフォークの2種類からフォークを選択できる(価格は異なる)ビジョナーは、カーボンフォークとアルミコラムカーボンフォークの2種類からフォークを選択できる(価格は異なる)
ドイツのものづくり精神を感じられるストーク。アノダイズドカラーのフレームは見る角度や光の当たり具合によって表情を変えるドイツのものづくり精神を感じられるストーク。アノダイズドカラーのフレームは見る角度や光の当たり具合によって表情を変える
インナーケーブルルーディングを採用する。ヘッドは1 1/8" - 1 1/8のインテグラル仕様だインナーケーブルルーディングを採用する。ヘッドは1 1/8" - 1 1/8のインテグラル仕様だ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中

米山 最近試乗するアルミバイクはどれもレベルが高くて感心させられるばかりだけど、今回の「ストーク・ビジョナー」もとても評判の良いモデルとして注目されているようだね。

松尾 そうなんです。イギリスの専門誌でベストバイに選出されたそうですね。ただ、見た目に華やかさがあまりないので、半信半疑で乗りましたよ。

米山 たしかに、スタイリングは良いけどシンプルで、うっかり見過ごしてしまいそうなほど。でも我々は驚かされた、と。

松尾 ですね。ベストバイとはいえ、正直それほど期待していなかったから、予想外の進み具合に驚きました。アルミの剛性感と、存在感が際立つフロントフォークの安定感と堅さが良かったです。主張が強いけど慣れます。そして、トランクションを感じられてグイグイ進む。気持ち良く加速するし、低速から高速まで安定感が抜群!

米山 加速もいいし、安定しているし、それでいて鈍重ではなく、取り回しは軽快。たしかにフロントフォークは特徴的だったようだけど、全体のバランスとしては効果的な選択になっているんだと思う。乗り心地も十分良かったよね?

松尾 ええ、150kmくらいなら余裕ですね。アルミバイクとしては良いと思います。

米山 総合的に考えても、これほどまで乗って驚かせてくれるフレームはそうないし、価格からみても、たしかにオススメになる理由はあるなと感じさせられたね。

松尾 ストークのラインナップから見ても、下の方のモデルだと思っていたので、予想外のパフォーマンスに驚きました。典型的なイタリアンロードのような気持ちの良い加速感を持ちつつ、フロントフォークのスタビリティの高さで、走りはビシッと締っていますよ。

松尾修作 バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ松尾修作
バックスレーシング ウィズ 埼玉所属。Jプロツアーに参戦するレーサーで、脚質はオールラウンダー。スイスでのレース活動経験も持つ

米山 試乗車のカラーはアノダイズドカラー仕様のマットグレーだったので、ステルス機のような印象だったけど、パウダーカラー仕様はパールブルー、マットパールブルー、レッド、オレンジゴールドなどの9色があるので、イメージはかなり変わるだろうね。

松尾 カラーは豊富なんですね。走りの性能に惚れ込んで買えるバイクだと思うので、それだけ色もあればもう弱点はないですね。お気に入りの1台になりました。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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