斉藤亮は海外チームへ移籍ミヤタ・メリダ バイキングチームが新体制発表 小野寺健をエースライダーに選手一新

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 国内プロ・マウンテンバイクチーム「ミヤタ・メリダ バイキングチーム」が19日、チームのメーンスポンサーであるミヤタサイクル本社で記者会見を行い、2014年のチーム体制を発表した。所属選手を一新し、クロスカントリー(XCO)競技において、国内シリーズであるジャパンシリーズ(Jシリーズ)と、全日本選手権の制覇を狙う。

記者会見に出席したチーム関係者。(左より)山路篤監督、松尾純選手、小野寺健選手、髙谷信一郎ミヤタサイクル代表取締役社長記者会見に出席したチーム関係者。(左より)山路篤志監督、松尾純選手、小野寺健選手、髙谷信一郎ミヤタサイクル代表取締役社長

 2012年シーズンに発足した同チームは、斉藤亮選手を中心に国内で多くの結果を残し、Jシリーズでは2年連続チーム総合優勝、2013年は個人総合優勝も獲得する完全勝利を飾った。2014年シーズンは斉藤選手が移籍で脱退、代わって小野寺健選手を新たにエースライダーとして獲得した。またこれまでチームは選手2人体制で活動していたが、来シーズンは3人体制になるという。

復活、そして新たな飛躍の期待がかかる小野寺健選手復活、そして新たな飛躍の期待がかかる小野寺健選手

 スペシャライズドから移籍となる小野寺選手は、ジュニア時代より国内トップ選手として活躍し、来年でプロ活動10年目を迎える27歳。2011年にはJシリーズ総合チャンピオンに輝いたが、最近2シーズンでは優勝から遠のいていた。「歴史のあるミヤタサイクルという会社と契約することは、僕の中でもすごく大事なことで、ワクワクしている。使命感を持って頑張って走っていきたい」と意気込む。

 小野寺選手が使用するバイクは29erのハードテールとフルサス、そして27.5インチが用意され、29erしか選択肢がなかった今シーズンに比べ、より良い状態でレースに臨めると話す。また国内サーキットに注力するミヤタ・メリダに所属することで、サポートや応援の面でも、より高いモチベーションが得られているという。

若手の松尾純選手は、まずはJシリーズ一桁の成績が目標若手の松尾純選手は、まずはJシリーズ一桁の成績が目標

 同じく新加入となる松尾純選手は22歳。国際自然環境アウトドア専門学校を卒業後、元シドニー五輪代表の鈴木雷太さんのショップ「バイクランチ」のチームで選手活動を続けていた。大柄な体躯を活かしたダイナミックな走りが持ち味だ。プロチームへの所属は初めてということもあり、「とにかく嬉しい。早くジャージを着てレースを走りたい」と語った。

 3人目の所属選手は公表が控えられたが、非常に強力な選手を迎え入れる予定という。

来年の悲願は全日本選手権制覇 五輪も視野に若返り

変わらずチームを率いる山路篤監督変わらずチームを率いる山路篤監督

 チームの指揮については、設立時から変わらず山路篤氏が監督を務める。今回の新体制について山路氏は、「チームは変化も進化も必要。いつそうなっても対応できるようにしようと考えていた」とコメント。チームとしては2016年のリオ五輪、そして2020年の東京五輪にミヤタ・メリダの選手が代表として出場することが大きな目標だという。新体制で選手が若返ったのも、将来を見据えてのことだ。

 来季の目標はJシリーズの個人・チームのタイトルに加えて、悲願となる全日本選手権優勝が挙げられた。海外で実績を残している山本幸平選手(スペシャライズド)をはじめライバルは強力だが、「彼らにどのような形で戦いを挑んでいくのか、そういった過程もぜひ楽しんでいただきたい」と山路氏は自信に満ちた表情で語った。

 なお、チームを離れる斉藤亮選手の移籍先は明言が避けられたが、海外のビッグチームであるという。

(文・写真 米山一輝)

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