10日間で計221台をロック無施錠自転車の“強制ロック”盗難防止に効果、被害届け出ゼロに 滋賀・草津市

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ロックをかける自転車調査員。取り組み開始以来、早くも効果が表れているロックをかける自転車調査員。取り組み開始以来、早くも効果が表れている

 鍵のかかっていない自転車を強制的に施錠し、持ち主に注意を促す―という滋賀県警独自の自転車盗難防止策について、草津市の商業施設で今月2日に取り組みを始めて以来、盗難被害の届け出がないことが分かった。県警が18日、明らかにした。同施設では、これまで1カ月で平均7台が盗まれており、県警は「取り組みの成果があらわれている」と受け止めている。

 取り組みは、多発する自転車の盗難被害を減らすため、自転車の施錠を呼びかける「ロックでガード大作戦」の一環で今月2日に開始。1千台分の駐輪場がある草津市の商業施設「エイスクエア」で試験的に行われている。

 滋賀県警に委託された民間の警備員が午前9時~午後10時の間、駐輪場を見回り、無施錠の自転車をみつけると「U字ロック」で施錠。解錠を申し出た自転車の所有者に、施錠しなかった理由やロックされたことへの感想を尋ねるアンケートを行うとともに、鍵をかけるよう呼びかけている。

 今月2日のスタートから11日までの10日間で、計221台の自転車をロックした。

 アンケートの結果によると、回答した84人のうち、鍵をかけなかった理由で最も多かったのは「忘れていた」の34人。以下、「鍵が壊れている」(24人)▽「急いでいた」(14人)▽「盗まれるはずがないと思っていた」(6人)▽「いつもかけていない」(3人)―などだった。

 取り組みに対する感想を尋ねたところ、「盗難防止につながる画期的な方法」と好意的な意見がある一方、「盗まれてもいいから放っておいてほしい」「古い自転車だから盗まれるわけがない」と不満の声もあった。

 山本仁・滋賀県警本部長は「不快な思いをさせるのも事実だが、『鍵をかけるかどうかは自分の勝手』という考え方は間違い。無施錠自転車の放置は犯罪の助長につながり、社会に悪い影響を与える」と話している。

産経新聞・滋賀版より)

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