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cazming のチャレンジ! ホノルルセンチュリーライド<4>心を空っぽにして、全身でハワイの風を受けて疾走 浜辺の絶景はコースのハイライト

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 9月29日未明。無情に降る雨と暗闇の中、一抹の不安をかかえながらカピオニラ公園に着くと、そこにはすでにホノルルセンチュリーライドのスタートを待つたくさんの人たちの姿がありました。以前に参加したライドイベントでは参加者が100人程度だったので、このサイクリスト&自転車の多さは圧巻です。

<3>緊張から? 全然寝付けないで迎えた大会の日の朝

快調にスタート! 気がつけばハートブレイクヒル

 準備運動をしたり記念撮影をしている間に、空は明るみ、そしてついに雨もあがってくれました! 周りの人たちからも安堵の声が聞こえてきました。

 その後、二カ国語での開会式が行われ(歌の斉唱もあって本格的!)、いよいよ6時15分にスタートの合図が鳴りました。路面はまだ濡れたままだけれど、きっとすぐに乾くことでしょう。

スタートを待つ参加者たちスタートを待つ参加者たち

 さて、今回100マイルを走るにあたって個人的に一番のターニングポイントは、60km地点のエイドへ10時30分までに到着することでした。なんと、この時間を過ぎると、100マイルの参加者は先に進むことができないのです。

 もちろん、普段通り時速20km以上で走れば何も問題のない時間なのですが、途中の休憩や撮影、CyclistのFacebookページへの投稿時間を考えると、少し急ぐくらいでちょうど良さそうです。

おしゃれコーディネートされた方を愛車と一緒にパシャリ。かわいい!!!おしゃれコーディネートされた女性ライダーを愛車と一緒にパシャリ。かわいい!!!

 スタート直後はいいペースで走っているGIOS乗りの方を見かけたので、こっそり後ろにつかせてもらいました。「コレジャナイのサイクルジャージ、いいなぁ」とよくよく見てみると、前日の自転車セミナーに参加されていた花崎さんじゃないですか! お父さまと一緒に参加されていたそうです。

 楽しいお話タイムと、出だしの10数kmほどがモーニングライドで通った道とほぼ同じだったこともあって、かなりリラックスして走り始めることができました。いいぞ、この調子で行こう!

 と、思っていたのもつかの間、きれはじめる呼吸。あれ、なんか長いな、この坂…。

ハートブレイクヒルを登る参加者の皆さん。レースじゃないので、各々自分のペースで登ってきますハートブレイクヒルを登る参加者の皆さん。レースじゃないので、各々自分のペースで登ってきます

 「あ、もしかしてこれがハートブレイクヒルか!」

 気づくのが遅くなったのは、名前から想像していたよりもかなり緩やかだったからかもしれません。

 いつもの私なら、坂道で辛くなると何の迷いもなく押して歩いてしまうのですが、てっぺん付近で待機しているカメラマンたちを遠目に確認すると、「歩いてる姿や、ヒィヒィ言ってる顔で写るわけにはいかない!!!」という謎の意地が芽生えてきて、笑顔で通り過ぎる作戦へシフトチェンジ。なんとか足を付かずに登りきることができ、ちょっとした達成感を得られました。

丘の一番上で撮影していると一台の自転車が近づいてきた…と思ったら、白戸太朗さんでした!丘の一番上で撮影していると一台の自転車が近づいてきた…と思ったら、白戸太朗さんでした!
参加者の数だけ、自転車の乗り方もある。ダンデムに乗った楽しそうな2人組!参加者の数だけ、自転車の乗り方もある。ダンデムに乗った楽しそうな2人組!

水平線、そして密林…飽きがこない100マイルの道のり

マカプウ岬での一枚。日本で白戸さんからトライアスロンを教わっているタレントのダンテ・カーヴァーさん(左端)の姿もありましたマカプウ岬での一枚。日本で白戸さんからトライアスロンを教わっているタレントのダンテ・カーヴァーさん(左端)の姿もありました

 ハートブレイクヒルを抜けた後は、エイドを1つスキップして走り進みました。すると、またもや緩やかな坂があり、登り切ったところに人が集まっていました。

 そこは、絶景が楽しめるハイキングコースとしても有名なマカプウ岬。素晴らしい眺望に、多くの人が撮影を楽しんでいたようです。

 そして、登ったあとに下りあり! マカプウ岬からの下りは、前方一面に美しい水平線が見えて、映画のワンシーンのようでした。スキーリフトがあれば、あそこだけ何回も下れるのになぁ、なんて馬鹿な妄想しちゃうくらい、個人的にお気に入りのポイントです!

 さらに先に進むと、濃い緑に囲まれた地帯に突入します。肌に触れる空気は若干湿気を含んでいて、香る草木や動物の匂いは、さながらジャングルにいるかのよう。

 ホノルルセンチュリーライドって海岸線を走るだけだと思っていたけれど、実際に走ってみれば、街や山や、こんな密林っぽい風景も楽しめて、100マイルの道のりも全く飽きがこないんですよね。

ジャングル地帯では牧場のそばを通過。放牧されている牛を見て和みましたジャングル地帯では牧場のそばを通過。放牧されている牛を見て和みました

 ほどなくして第3エイドのカイルア・インターミディエイト・スクール(小学校)に到着です。

 補給に関しては「日本のエイドステーションを想像していくとガッカリする」と聞いていたので、「水があればいいやー」という程度にしか思っていなかったのですが、オレンジやバナナ、パイナップルなど沢山のフルーツが用意されていたりと、いい意味で期待を裏切られる嬉しいおもてなしでした。

 中でも一番人気だったのは、かき氷! レインボーカラーにシロップがかけられたハワイらしいかき氷は、いつのまにかカンカンに晴れ渡った空の下で一層美味しく感じました。しみる~。

4色? のシロップがかかっていますが、甘すぎなくて乾いた体にぴったり!4色? のシロップがかかっていますが、甘すぎなくて乾いた体にぴったり!
スピーディーにパイナップルをさばく、現地スタッフさんたちスピーディーにパイナップルをさばく、現地スタッフさんたち

制限時間ギリギリ 60km地点へ滑り込みセーフ

 あまりの居心地の良さに、すっかり長居してしまったことに気づき、慌てて出発。そうです、はじめに書いたように、次のエイドまでは足切りの時間を気にしながら走らないといけないのでした!

 各エイドは距離別の折り返し地点も兼ねているので、目に見えてだんだんと人が少なくなってきます。

 スタートをともにしたJALパックの都築さんも、途中で何度かお会いはしたものの、それぞれのペースで走っているので、ずっと一緒というわけでもなく…。

思わずパノラマ撮影してしまったくらいに、広大な大地、広い空思わずパノラマ撮影してしまったくらいに、広大な大地、広い空

 そんな心細いときは、金魚のフン作戦だー!(同じペースの人を見つけて勝手に付いていくというだけ)

 というわけで、パールイズミの大きなロゴが入ったジャージに身を包んだおじさんの後ろをマークするcazming。

これが、パールイズミおじさんパールイズミのウェアに身を包んだおじさん

 このおじさん、歌を歌ったり、大きな声で励ましてくれたり(聞き取れなかったけど)、楽しく走っていたので、そちらに気を取られて…すっかり忘れていました、時間のことを。

 時計をみたら、もう25km/h以上で走らないと間に合わない計算!

 おじさん、ごめん、先に行くね! と心のなかで叫びながら、ひとり道を急ぐことにしました。

 途中では現地の参加女性も「エイドはもうすぐよ! がんばって!」と声をかけてくれて、しばらくペダルを回すことに集中すること20分ほど…。

 なんとか10時30分の制限時間にギリギリで、滑りこむように第4エイドステーション(60km地点)にたどり着くことができました。

入り口で子どもたちが元気よく出迎えてくれたのが、とっても嬉しかった!「ドリンクあるよ。休憩していってね!」「75マイルの折り返し地点だよ、あんたはよく走った!すごいよ!」(意訳)というプラカードを掲げていました入り口で子どもたちが元気よく出迎えてくれたのが、とっても嬉しかった!「ドリンクあるよ。休憩していってね!」「75マイルの折り返し地点だよ、あんたはよく走った!すごいよ!」(意訳)というプラカードを掲げていました

 本当に、進入不可になる直前だったので、ボトルに水の補給だけして、すぐに出発。もっとゆっくりしたかったなぁ。

勇気や元気をもらった折り返し点

 でも、このエイドを出てからは癒やしのサイクリングタイムが始まるのでした。

海と道路の距離は、こんな近さなんです!海と道路の距離は、こんな近さなんです!

 なんと、道路から3メートル脇に浜辺が迫るシチュエーション! わたしの実家は海のそばですが、堤防などがあるためこの距離で走ることは叶わないので、まさに理想の道路でした。

 しかもカラっとした空気のおかげで、水平線の更に向こうまで見えそう。心を空っぽにして、全身でハワイの風を受けて走れた瞬間だったように思います。

 多くの人が、「ホノルルセンチュリーライドのハイライトは75マイル折り返し地点〜100マイル折り返し地点」と言うのも納得ですね。

青木さんたちも無事折り返し地点に到着~青木さんたちも無事折り返し地点に到着~

 気持ちいいライドであっという間に第5エイド、100マイルの折り返しポイントに着きました。

 ここで、前日までのJALパックオプショナルツアーでご一緒した青木さんご夫妻や、和井田さんご夫妻、メカニック隊として参加されている「ストラーダバイシクルズ」の皆さんとも再会! お互いに、これまでの健闘を称えあいました。

 1人での参加でも、こうして所々で見知った顔を見られると嬉しいし、勇気や元気をもらえる気がします。

スワンジー・ビーチ・パークは砂浜のないビーチで、横になって休む参加者の姿もありましたスワンジー・ビーチ・パークは砂浜のないビーチで、横になって休む参加者の姿もありました
ネコ派な「ストラーダバイシクルズ」オーナーの井上寿さんもうっとりする綺麗なワンちゃんが☆ネコ派な「ストラーダバイシクルズ」オーナーの井上寿さんもうっとりする綺麗なワンちゃんが☆

 もらったパワーをそのままに、後半も順調にライドが進むと思っていたら…? 次回、最終回です!
 

 <出張版☆“ジテジョ”スタイル>

オレンジってあんまり着ない色なので、似合うかドキドキオレンジってあんまり着ない色なので、似合うかドキドキ

 ジテジョ(自転車女子)cazmingの大会当日のウェアは、チームJALパックのオリジナルジャージ+レーサーパンツ+スカートというスタイル。JALパックサポーターである白戸太朗さんのアドバイスもあり、今回は荷物を一切背負わないで走ることにしました。
 
パンク修理キットをサドルバッグにいれて、それ以外のアイテムは全部ジャージのポケットに詰め込みます。
 
食料品とドリンクパウダー、デジカメ、wi-fi、携帯にそれらのバッテリー、日焼け止め…とジャージが後ろに若干伸びている感じもしましたが、なかなかの収納力でビックリ&快適でした。

cazmingcazming(かずみん)

2011年の夏、職場の自転車ブームに乗ってロードバイクを購入。はじめてのスポーツバイクに悪戦苦闘しながらも、その楽しさに魅了され、現在は自転車女子(ジテジョ)の数を増やすべくブログで活動中。
ブログURL:http://ameblo.jp/cazming


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