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バイクインプレッション「TREK DOMANE 2.3」 このクラス・カテゴリーで一歩抜き出た性能を誇り、走りを存分に楽しめる1台

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 アメリカのバイクブランド、トレックが、レース性能を追求したマドンシリーズに加え、性格の違うドマーネシリーズを発表したのは2012年のことだ。縦方向の柔軟性が高く、荒れたセクションやロングライドを得意とするバイクで、2年以上もの間、ファビアン・カンチェッラーラらトッププロライダーの協力を得て開発とテストを繰り返し誕生した。トレックが誇る IsoSpeed(アイソスピード)テクノロジーと革新的エンデュランスジオメトリーを搭載したドマーネの性能は、数々のクラシックレースで勝利をもぎ取ったことが証明している通り。ここで紹介するドマーネ2.3は、フレームにアルミ素材を採用しつつも、ドマーネの特長を惜しみなく体現している。

「TREK DOMANE2.3」(トレック ドマーネ2.3)「TREK DOMANE2.3」(トレック ドマーネ2.3)

「TREK DOMANE2.3」(トレック ドマーネ2.3)
価格:178,500円(完成車)
サイズ:50、52、54、56、58
カラー:マットトレックブラック/トレックホワイト/シグネチャーグリーン
問い合わせ先:トレック・ジャパン  http://bikes.trekbikes.co.jp

 

スペック

フレーム: 200シリーズ Alpha アルミ、IsoSpeed
フォーク: トレック IsoSpeed カーボン
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・R565 50×34T、ティアグラ12-30T(10速)
ホイール:Alloy hubs w/Bontrager Approved alloy rims

インプレッション BY米山一輝

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝 東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材中

 ドマーネもマドン同様、最上位の6シリーズから今回試乗するアルミの2シリーズまでグレードが分かれ、スペックの多彩なバリエーションや女性用のWSDモデルが用意されている。2013年の夏に6シリーズの試乗を行っているが、その新しいテクノロジーによる、かつて味わったことのないライディングフィールは今も鮮明に覚えている。

 ドマーネの大きな特徴の一つは、縦の柔軟性からくる独特のフィーリングだが、それはフレームがカーボンからアルミに変わった2シリーズにおいても共通していた。ドマーネ2.3にも、6シリーズに乗った際に感じた「大きな」乗り心地があったのだ。カーボンフレームで味わった特徴を、アルミフレームでもここまで出せるものかという驚きさえ感じた。

シートチューブをトップチューブとシートステーから完全に独立させたIsoSpeedテクノロジーは垂直方向の柔軟にし、ペダリング効率を損なうことなく、より快適な走行を可能とした。シートステーにはダボ穴も付いているシートチューブをトップチューブとシートステーから完全に独立させたIsoSpeedテクノロジーは垂直方向の柔軟にし、ペダリング効率を損なうことなく、より快適な走行を可能とした。シートステーにはダボ穴も付いている

 高い安定性はエントリーユーザーが走りを楽しむ上で、路上を滑らかにエスコートしてくれるだろう。荒れた路面に強いというのはもちろん期待できる性能だが、長い距離を快適に楽しめることこそ、初めてのロードバイクとしては大きなポイントとなるのではないだろうか。このバイクなら長距離を乗るのが楽しいはずだ。上位機種の性能を存分に引き継ぎ、安定性に関しては、アルミバイクの中では圧勝だと思う。

マドンに比べフォークオフセットを20%増し、高速域、特に荒れた路面での安定性を高めた。特徴的なドロップアウトはホイールベース長を最適化マドンに比べフォークオフセットを20%増し、高速域、特に荒れた路面での安定性を高めた。特徴的なドロップアウトはホイールベース長を最適化

 試乗していると、ドマーネであることは十二分に伝わってくる一方で、2シリーズという最も手の届きやすいグレードに位置づけられるアルミフレームのバイクであることは、ふと何処かへいってしまう。素材を忘れてしまうほど乗り心地は抜群に良かった。

 もちろん、アルミ素材に魔法がかけられたわけではなく、シートチューブをトップチューブとシートステーから完全に独立させた IsoSpeed テクノロジーや、ジオメトリーの最適化など、トレックのテクノロジーがもたらした恩恵であることは間違いない。

シートクランプやステムのキャップに至るまで配された差し色が、全体の魅力をより引き立たせるシートクランプやステムのキャップに至るまで配された差し色が、全体の魅力をより引き立たせる

 また、バイクを一目見て感じたのは、全体的な作りに妥協がなく、見た目の高級感を持ちあわせていて、倍以上の値段が付いていても不思議ではないほどの風格があったことだ。もっとも、上位モデル譲りのディメンションと、パーツのアレンジや配色といったコスメティックがそう見せるのかもしれないが、見ても乗っても良いところはさすがトレックだ。

 エンデュランス系といえども、安易なコンフォートロードではなく、速さと快適性を追求しているモデルとして、オススメできるバイクといえる。価格を考えれば、出来すぎなくらいだろう。 そして、リアルレース以外の用途にもしっかり対応するため、このドマーネ2.3にはリヤエンドなどへ目立たないようにフェンダーマウントが備わっている。通勤やシティライドを目的に考えている人にとっては、決め手の1つになり得るだろう。

■トレックのアルミロード購入で5000円分のクーポンプレゼント

 トレック・ジャパンは全国のトレック正規販売店を通じて、11月30日から2014年2月28日まで、「ボントレガー クーポン5000円分プレゼントキャン ペーン」を実施している。
期間中にマドン2シリーズ、ドマーネ2シリーズなど対象のアルミロードバイクを購入すると、ヘルメット、ポンプ、ライトなどのボントレガー製品 購入時に利用できる5千円分(税込)のクーポンがプレゼントされる。スポーツバイクで通勤やレースを始めてみたい方にとっては、エントリーモデル のアルミロードバイクをお得に購入できるチャンスだ。

キャンペーン詳細ページ


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